GOREとにゃんこの桃源郷

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Malignancy

2008-10-23 | CDレビュー
 ニューヨークからの刺客、テクニカル・ブルータル・デス・メタル、Malignancyのミニアルバム、「Cross Species Transmutation」がコチラ。Virulent Contagion,Cross Species Transmutation,Fibroid Embolism,Postmortem Perception,Congenital Decadence,Mortality Weakness,Ovarian Incubationと全7曲だが、1つ1つの曲が長いので、それなりのボリュームがある。

 ハーモニクスを多用しながら、速く、複雑に、そして重々しく進んで行く演奏形態。手数、足数の豊富なドラミングと、蛇のようにうねるギターリフに、脳髄まで侵されることだろう。そこへきて、ベースとボーカルの低音によって全体が補強され、余すところなくブルータリティを放出している。

 デスメタルが好きなら問題無い、複雑に展開する音楽が好きな人にはお薦めだ。ストレートに乗り易い曲が好きな、グラインダーはどうだろう、賛否あるような気がする。とりあえず、そういう感じの音楽をやっているので、技巧派なら買いだ。


Malignancy
Lance Snyder (Bs)
Danny Nelson (Vo)
Mike Heller (Dr)
Ron Kachnic (Gt)


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