巨人銀座３４万人Vパレード見てきた

　朝から上空でヘリコプターの爆音が騒々しい。

　気がつけば、自宅マンションから歩いて5分ほどの日本橋三越百貨店前の交差点に足を向けていた。

　あちこちから湧き出るような人、人、人。

　東海道への出発点、お江戸日本橋の交差点に近づけば、人の波が揺れている。

　カメラ構える人、携帯で撮影する人、人、人。

　
　気温8度。アスファルトはしっぽり濡れている。

　朝方、雨が降ったのだろう。

　巨人7年ぶりの日本一銀座パレード。

　大手町をスタートして、日本橋三越、銀座中央通り、銀座8丁目までの数キロをG戦士が特別あつらえのパレードカーに分乗して、手を振っている。

　よく歩くコースだ。

　「なんだ、もっとゆっくり走ってくれればいいのに」

　ブーブーいいながら、沿道のファンが選手たちに手を振る。

　確かに速い。目の前をオープンカーが通り過ぎたのはあっと言う間。

　銀座を封鎖する時間が限られているのだろう。

　パレードには警備や特別バス改造費3000万円など、計1億5000万円の経費がかかる、という。

　こちらは巨人フロントがブーブーなのだ。