森元首相の４５歳バカ息子逮捕

　親父の力で石川県議になった森祐喜（４５）が７日、あろうことか酒気帯び運転でコンビニ「ポプラ小松島」に突っ込んだ。道交法違反容疑で逮捕されてしまった。

　親父とは、サメの脳みそ首相といわれた森喜朗のことだ。

　とんでもない道交法違反だ。

　本当に道交法違反なのか？酒気帯びではなく、シャブ帯び運転ではありませんか？

　４５歳にもなって、酒を飲んで運転するとは信じられない。すくなくとも政治の世界で、地元金沢では著名人で責任ある県会議員なのだから。

　本当に交通違反なのか？というのは、この御仁、覚醒剤取締法では、２０数年前からマークされている人物なのだ。

　そのほとんどを闇から闇へ隠蔽しまくっているのが元首相である。

　まあ、かわいそうな親父という見方もあろう。だが、普段から、「教育がどうだの、礼儀がどうだの、人としての道がどうだの」と政界の権力争いの渦中では、必ず暗躍し、ふんぞり返っている政治家の息子をここまで野放しにしている責任は重い。

　バカ息子で地元では評判。今回も酒気帯びでコンビニ突入したのは午前10時。その前日と２日前には「体調不良」を理由に議会活動をキャンセルしている。あげく、朝から酒飲んで運転なのだから、何をかいわんや。

　現行犯逮捕が常識なのに、任意逮捕。あげくすぐに釈放した県警。一般人だったら？

　いかにも権力者の影がちらつく動きか。即刻、県議辞職。当然のことだ。

　また、このワルガキには黒い噂がつきまとう。

　このブログでも記したことがあるけれど、押尾事件で亡くなった銀座ホステスと交際していた、ともいわれる。

　金沢のホステス時代に、新宿の高級キャバクラに紹介。さらには銀座のクラブに紹介したのも、この森祐喜だったともいわれる。なぜなら、新宿の高級とはいえキャバクラから銀座の高級クラブへの移籍は異例中の異例。権力者の紹介なしには不可能なことだった。

　さらには、六本木ヒルズの「やり部屋」への出入りをしていたといわれる。

　同部屋の管理人である「ピーチジョン」の野口美佳社長と森元首相、下着大手企業ワコール社長、芸能大手事務所エイベックスとの黒い輪。

　当初、押尾が事件に対して自信満々だったのは、この「権力の傘」が背景にあったからだ、という。

　押尾がすべてをゲロしたら、五輪アスリートや芸能人、財界人らを含めて森元首相のバカ息子の関与まで暴露されるからだ。

　ヒルズの垣根に捨てられた押尾の携帯電話。消去した連絡先にはバカ息子の名は当然のごとく存在した。調べれば簡単にわかることなのに、明るみに出ない。

　事件発覚当時はまだ、自民党政権。権力交代した民主党政権で明るみには出ないのか。

　出ない。依然として自民党政権の裏のドンとして君臨する森元首相の「闇を握っておくこと」は無駄ではないからだ。

　ニュージーランド滞在中の森元総理。苦虫かみつぶす夏休みになったようだ。

　押尾事件の初公判は９月３日、初の裁判官裁判で初公判。

　押尾にとっても、タイミングの悪い逮捕劇といえる。