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モンスター井上KO防衛!世界6連戦は4勝2敗

2017-05-23 | 日記

モンスターの称号ぴったり井上尚弥は異次元の強さだ。
5度目の防衛を3回KO。

20,21日と連夜の世界戦6試合を鮮やかに締めくくった。

疑惑判定で王者になりそこなった村田諒太
1ラウンド汗もかかぬうちにKOされた八重樫東。
新王者が2人誕生、世界戦は4勝2敗となった。

結果をまとめてみよう。

▽WBO世界スーパーフライ級戦(21日、東京・有明コロシアム)
井上尚弥(3回1分8秒KO)リカルド・ロドリゲス
※24歳の井上は13戦全勝11KOで5度目の防衛
27歳ロドリゲスは16勝(5KO)5敗。
視聴率9・7%

▽IBF世界ライトフライ級戦
(21日、東京・有明コロシアム)
ミラン・メリンド(1回2分45秒TKO)八重樫東
※メリンドは36勝(12KO)2敗。
八重樫は3度目防衛に失敗25勝(13KO)6敗
視聴率8・2%


▽WBAミドル級戦(20日、東京・有明コロシアム)

アレッサ・エンダム(2-1判定)村田諒太
※33歳エンダムは36勝(21KO)2敗。
デビュー初黒星の村田は12勝(9KO)1敗。
視聴率:関西18・4%(関東17・8%)


▽WBC世界フライ級戦(20日、東京・有明コロシアム)
比嘉大吾(6回2分58秒KO)ファン・エルナンデス
※21歳の比嘉は13勝全KOで新王者。
減量失敗で王座剥奪のエルナンデスは34勝(25KO)3敗。
視聴率:9・5%

▽WBC世界ライトフライ級戦(20日、東京・有明コロシアム)
拳四朗(2ー0判定)ガニガン・ロペス
※25歳の拳はデビュー10連勝(5KO)。
2度目の防衛失敗の35歳ロペスは33勝(18KO)7敗。

▽WBO世界ライトフライ級戦
(20日・愛知武田テバオーシャンアリーナ)
田中恒成(3-0判定)アンヘル・アコスタ
※21歳の田中はデビュー9連勝(5KO)で初防衛。
26歳アコスタは16勝(16KO)1敗。

井上、比嘉、拳、田中の王者全員がデビュー以来無敗を続けている。


新王者の比嘉はデビュー13連勝全部KO勝ちの新怪物だ。
沖縄の生んだ英雄・具志堅用高の後継者になれる。
ただ、気になるのは減量苦。
今回も苦しさでパニック障害に陥ったとも聞く。

フライ級はWBA王者が井岡一翔。
近い将来、比嘉が階級を上げスーパーフライ級となれば井上。
軽量級が黄金時代を迎える。

連続防衛より階級上げても
▼井上尚弥「正直、ホッとしている。勝って当たり前という試合ほど怖いものはない。集中していたけど、勝てて良かった。
気持ちの余裕もあったので(サウスポーは)今後のためにも試してみようと思った。いい左ストレートが入っていた。一応KO決着できたので、9月、(米国)に向かってアピールできたと思う。防衛を続けていくのもいいけどバンタム、スーパーバンタム級で勝負するのも面白いと思っている」

井上尚弥(いのうえ・なおや)93年4月10日、神奈川・座間市生まれ。栗原小ー栗原中学ー相模原青陵高。高校7冠など通算75勝(48KO・RSC)6敗。12年10月プロデビュー。13年8月、日本ライトフライ級王座。同12月、東洋太平洋同級王座。14年4月、6戦目でWBC世界ライトフライ級王座。同年12月、WBO世界スーパーフライ級王座。8戦目の2階級制覇は日本最速。163.5センチ。右ボクサーファイター。家族は咲弥夫人。父・真吾(45)はトレーナー。弟の拓真(22)は東洋太平洋王者。

比嘉大吾(ひが・だいご)95年8月9日、沖縄・浦添市生まれ。浦添市立仲西中ー宮古工高。中学時代は野球部で三塁手、投手。アマ戦績36勝(8KO)8敗。国体フライ級8強。14年6月、プロデビュー。16年7月、東洋太平洋フライ級王座。160・5センチ。右ファイター。家族は父・等、兄・力斗。


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