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地中海珍道中38~野鳥

2013-08-03 | 日記
新しく購入したスマホ(ギャラクシーS4)に悪戦苦闘してる間に、8月もすでに3日過ぎた。
自宅近くの森から時雨、というより「セミ豪雨」が鼓膜に響き続ける。夏真っ盛りで、地中海の爽やかさが懐かしくなる。

さて、今回の旅の楽しみの一つに、実はバードウォッチがあった。
リタイアして、なぜか野鳥に関心を持ち始めた。

地中海気候だから、さぞや日本と違って色んな鳥がいるだろう、と思っていた。
双眼鏡も持って行った。

結果からいえば、少々期待は外れた。

タラゴナ(バルセロナ近郊)の山中、モンマルトルの丘、ルクセンブルク公園、ポンペイ周辺の森、地中海沿岸の林、バルセロナの植物園、あとは各国の公園がターゲットだった。

最初に日本で見かけたことのない鳥を見つけたのは、意外にもオランダのアムステルダム駅前の自転車置き場だった。

カラスのようだが少し小ぶり。
クビから羽にかけて七色に鈍く光る。

何だろうと思った。
バルセロナの日本人経営のオステルで同宿だった福瀧裕子さん(28=岡山出身)が、鳥類植物の研究をしていた、とかで写真を見せて教えてもらった。

ムクドリの一種だったことが、初めてわかった。
「日本にいるムクドリの分布は、東アジア(日本、中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島)のようです。アムスの鳥はホシムクドリ(学名:Sturnus vulgaris )。まだ見たことがなかったのですが、日本には、数は少ないみたいですが、冬鳥として渡ってくるみたいです」。
夏と冬では、若干羽の色が違うようで、アムスで見たのは夏鳥のようだった。


次に目をくぎ付けにしたのはインコ。
これはバルセロナのあちこちで見た。
グエル公園、植物園、ビーチ近くの公園、あとはローマの市街地にも見かけられた。

ギャー、ギャーと鳴く声ですぐ分かる。
バルセロナ植物園では、人が行き交う、すぐ上の樹に巣を作っていた。
観光客も、もの珍しそうに見上げていた。
ヤシの木によく群れていた。
緑色と長い尻尾(尾羽)が特徴。

「あの緑色のインコは、「オキナインコ」(学名:Myiopsitta monachus)日本ではよく懐くインコとして人気があるみたいです」


コロセウム周辺のカラスのような鳥は、まるでコロセウムを守る白い軍服を着ているようだった。
「主にヨーロッパに生息している、ハシボソガラスの亜種のハイイロガラスで、ズキンガラスと呼ばれているカラスだと思います。英名で「Hooded Crow」といいます」

コロセウムではカモメとばかり思った大きな白い鳥。
周辺の公園で一休みしていると、人をなんとも思わず悠然と、のしのし歩いたのには驚いかされた。
コロセウムの高い所に、巣を作っているようで、悠然と滑空していた。

いやあ、もっと、教えてもらいたかった。

スズメ、鳩などは数多く同じかな?と思ったが、よーく見ると違った。
あの忌まわしいニースの海岸レストランで、席に近づいて来たハトは首輪をつけてるようだった。

出来れば、あの黒い首輪は財布を掏った犯人のクビにつけたかった。











2 コメント

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Unknown (RYUTARO)
2013-08-03 13:06:16
そのムクドリ、僕も見ましたよ! 羽が太陽にキラキラ色を変えてましたね。
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Unknown (ウワ)
2013-08-03 13:50:13
リュウタロウさん、姿は綺麗だけど動作は下品に見えた(笑)ひょっとしたら、大麻でラリッてたかも・・。
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