8月もすでに3日過ぎた。
新規購入のスマホ(ギャラクシーS4)に悪戦苦闘中。
自宅近くの森から時雨、というより「セミ豪雨」。
鼓膜に響き続ける。
夏真っ盛りで地中海の爽やかさが懐かしくなる。
鼓膜に響き続ける。
夏真っ盛りで地中海の爽やかさが懐かしくなる。
今回の旅の楽しみの一つにバードウォッチがあった。
リタイアして、なぜか野鳥に関心を持ち始めた。
地中海気候だから日本と違い、さぞや色んな鳥がいる、と思っていた。
双眼鏡も持って行った。
結果からいえば、少々期待は外れた。
タラゴナ(バルセロナ近郊)の山中、モンマルトルの丘、ルクセンブルク公園、ポンペイ周辺の森、地中海沿岸の林、バルセロナの植物園、あとは各国の公園がターゲットだった。
最初に日本で見たことのない鳥を見つけたのは、意外にもオランダのアムステルダム駅前の自転車置き場だった。

カラスのようだが少し小ぶり。
クビから羽にかけて七色に鈍く光る。
何だろうと思った。
バルセロナの日本人経営オステルで同宿だった福瀧裕子さん(28=岡山出身)が鳥類植物の研究者で写真を見せて教えてもらった。
ムクドリの一種だったことが、初めてわかった。
「日本にいるムクドリの分布は、東アジア(日本、中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島)のようです。アムスの鳥はホシムクドリ(学名:Sturnus vulgaris )。まだ見たことがなかったのですが、日本には、数は少ないみたいですが、冬鳥として渡ってくるみたいです」。
夏と冬では、若干羽の色が違うらしい。
アムスで見たのは夏鳥のようだった。
アムスで見たのは夏鳥のようだった。

次に目をくぎ付けにしたのはインコ。
これはバルセロナのあちこちで見た。
グエル公園、植物園、ビーチ近くの公園。
あとはローマの市街地でも見かけられた。
あとはローマの市街地でも見かけられた。

ギャー、ギャーと鳴く声ですぐ分かる。
バルセロナ植物園では、人が行き交う、すぐ上の樹に巣を作っていた。
観光客も、もの珍しそうに見上げていた。
ヤシの木によく群れていた。
緑色と長い尻尾(尾羽)が特徴。
「あの緑色のインコは「オキナインコ」(学名:Myiopsitta monachus)日本ではよく懐くインコとして人気があるみたいです」

コロセウム周辺カラスのような鳥がいた。
まるでコロセウムを守る白い軍服を着ているようだった。
まるでコロセウムを守る白い軍服を着ているようだった。
「主にヨーロッパに生息している、ハシボソガラスの亜種のハイイロガラスで、ズキンガラスと呼ばれているカラスだと思います。英名で「Hooded Crow」といいます」

コロセウムではカモメとばかり思った大きな白い鳥。
周辺の公園で一休み中。
人を何とも思わず悠然と、のしのし歩いたのには驚かされた。
人を何とも思わず悠然と、のしのし歩いたのには驚かされた。
コロセウムの高い所に、巣作り。
悠然とローマの青空を滑空していた。
悠然とローマの青空を滑空していた。
いやあ、もっと、教えてもらいたかった。

スズメ、鳩などは数多く同じかな?と思ったが、よーく見ると違った。
あの忌まわしいニースの海岸レストランで、席に近づいて来たハトは首輪をつけてるようだった。

