カラスは家づくりの黒い巨匠

春を待つのは人間ばかりではない。

カラスの家族は今忙しい。
近頃、カアカアとやかましい。
そう思ったら立派な巣を作っていた。
３０メートルはある家の前のメタセコイア。
５本のうちの１本のテッペンに塊がある。

孫が双眼鏡で見つけた。

カップルが行ったり来たり。

住んではないようだ。
あさ７時半ごろが定時出勤のようだ。
夫婦か、必ず示し合わせたように、東のそらからやって来る。
時には近くの樹木から様子（上左の矢印）を伺っている。

下から見ると巣は小さく見える。
だが、カラスの大きさからするとかなりでかい。

巣の真下に行ってみる。
なんと”家の建設”で邪魔なのか、枝を落としている。

かなり太い枝が沢山落ちていた。
折って落とすにはかなりの力技。

嘴パワーが凄いものだ、と分かる。

カラスは家づくりの黒い巨匠だ。
巣が出来て、もう１か月にはなるか。
母カラスなのか？卵を温めているようだ。
時折、飛び立つがすぐに帰ってくる。