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不作センバツ江川、松坂、ダル級いない

2016-03-30 | 日記
ベスト4がきょう激突する。

▼智弁学園・龍谷大平安→奈良VS京都
▼秀岳館・高松商→熊本VS香川



どこのチームも剛腕、怪腕で勝ち進んできたわけではない。

過去のセンバツ優勝投手でのキラ星をピックアップしてみる。

57年は王貞治(早実)
準決勝まで3試合連続完封

61年は柴田勲(法政二)
夏春連覇。甲子園12連勝(1敗)

63年は池永正明(下関商)
2完封。夏も準優勝。

64年は尾崎將司(徳島海南)
3試合連続完封で初出場初優勝

65年は平松政次(岡山商)
4試合連続完封。39イニング連続無失点


83年は水野雄仁(池田)
3試合完封。5戦わずか2失点

99年は松坂大輔(横浜)
3完封。春夏連覇エース。

12年は藤浪晋太郎(大坂桐蔭)
最速153キロ。春夏連覇エース。

他にも絶対エースがいた。
70年は島本講平(箕島)
72年は仲根正広(日大桜丘)
79年は 石井毅(簑島)
80年は中西清起(高知商)

そうそうたるエースたち。
春は好投手いる学校が制する、との格言がある。
過去の記録を見てもわかる。

ちなみに優勝投手ではないが。
江川卓(作新学院)
4試合33回60三振ヒット8失点2.
ダルビッシュ有(東北)。
センバツ熊本工(1回戦)戦でノーヒットノーランの快挙。

今センバツは不作、とあるスカウトが断言した。

高校生は冬から春、そして夏にどれだけ成長するか。
プロのスカウトはここを重視する。

評判だけはセンバツBIGスリー
高田萌生(創志学園=岡山)。
投げ方も似ている178センチ右腕で“松坂二世”と呼ばれた。
3回戦で敗退したものの最速149キロを2度。
スライダーも一級品との評価。
東海大甲府戦 9回安打7三振6四死球2自責2
高松商戦   9回安打9三振5四死球8自責5

山崎颯一郎(敦賀気比=福井)
188センチの長身右腕で“北陸のダルビッシュ”と呼ばれる。
145キロをマークした速球で2試合(18回)自責2。
青森山田戦 9回安打4三振9四死球2自責0
海  星戦 9回安打9三振7四死球1自責2


藤嶋健人(東邦=愛知)
過去のエースと同じく打って4番。
最速146キロの176センチ右腕。
関東一戦 8回2/3 安打1三振11四死球4自責0
明石商戦 8回    安打8三振 3四死球5自責2





甲子園での内容はパッとしない。
スケールの小ささは否めない。

どちらにしてもベスト4にさえ進出していない。

夏までにどれだけ成長するか。

楽しみにしたい。


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