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京の老舗蕎麦屋にロボット店員

2018-02-16 | 日記

京都の人気蕎麦店「司津屋」がロボット店員を導入した。

サラリーマン川柳入選作にこんなのがある。

「AIが 俺の引退 早めそう」



とうとう、というか、やっぱり、というか。
手塚治虫のアトムが漫画の世界だけの時代ではなくなってきた。

ロボットがもう、珍しくもない時代なのか?

京都・下賀茂神社近くに人気の蕎麦屋。
たたずまいは素朴。

ランチ時は行列の出来る店だ。
席待ち客の注文をロボットが取る。
厨房とロボットはアプリでつながっている。
値段も即座に計算してくれる。

ロボットのお値段120万円也。
「いい値段ですね。採算とれるの?」
導入した店主に聞くとうなづいた。
「だって、月給10万円だって、1年もすれば人件費は元とれます」
「なるほど」
売り上げ計算も瞬時だから、人件費は安上がり。
店員一人雇うことを考えれば、効率的だ。
社会保険も健康保険も雇用保険もいらない。



「アプリ、データを入れるのには3日かかりました」
店主は苦笑い
SDカードをロボットに入れて完了。
あとはロボットが客をさばく。
文句も言わず、黙々と働く。

いやはや、えらい時代になりにけり。
産業革命時代は便利になりすぎて「機械打ちこわし運動」が勃発した。
そのうちロボット破壊運動が起きるかもしれない。
人の働く場所がどんどんなくなっていく。

このお店、蕎麦と親子丼は絶品。
ロボットだけではないことを記しておく。







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