詩集情熱のかけら

時を越えて言葉のリズムが淡い旋律とともによみがえってくる。
この胸の嘆きを、しがない詩編に託したい。

結 婚

2012年02月29日 | 日記

     遠い見知らぬあの国へ
    貴女と共に出かけよう
    銀の馬車に乗っかって
    果報な色に染まりたい

    つきせぬ苦しみから
    逃れるために
    冒険と
    革新を求めて
    遠い異国の土で暮らしましょう

    飾り窓の
    小さな家で
    愛のたいまつは
    限りなく燃えて
    やがてビロードの灰となるであろう
    


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