極楽警備保障

極楽警備保障はあなたを守りません

ヘタレ夫の嘆き節41

2015年07月31日 | 気楽な話
翌日トイレで気張ると、尻からの出血はなくなった。
しかし、肛門は少しぷよぷよしている気がする。
気を許したら再び出血をするのかもしれない。
とりあえず、「へたれ夫の嘆き節」はこれをもって終了させていただきます。
再び大流血となれば、「へたれ夫の嘆き節、再流血編」をブログに連載しようと思っています。
では、さようなら

ヘタレ夫の嘆き節40

2015年07月30日 | 気楽な話
腹ばい体操は楽チンでいい。
うつ伏せに10分間寝て、時折左右にゴロゴロと寝転がればいい。
これで便秘が解消するのなら容易いことだ。早速うつ伏せに寝る。
腸がギューと泣いた。
面白いから尻を左右に振った。
腸がまた、ギューギューとなった。
「腸さま、どうか便が出ますように」手を合わせると、再び腸がギューとなった。

ヘタレ夫の嘆き節39

2015年07月29日 | 気楽な話
そこで、YOU TUBで便秘体操を片っ端から見てみた。
一日一回10分間腹ばいになるもの。
時折、ごろごろと寝転がるというもの。
また、落下腸を持ち上げ、直腸を刺激するというもの。
お腹をへその下からS字を描いてマッサージするというもの。
立って体をひねるもの。
ひざを突いて正拳突きをするもの。
肘の所にある便秘解消のつぼを押すもの。
便が出るイメージを頭に浮かべるもの。
色々あったが、とりあえず腹ばいになることと腹筋運動から始めることにした。

ヘタレ夫の嘆き節38

2015年07月28日 | 気楽な話
自慢じゃないが、私はほぼ毎日野菜炒めとワカメの味噌汁を食べている。
キャベツをよく食べるので、同僚から青虫と呼ばれている。
私が昇天するときは、蝶々になって昇天するだろう。
今は、さらに医者に処方されたマグラインという緩下剤を飲んでいる。
にもかかわらず便が固いのだ。
このままではまた、再び出血ということにもなりかねない。

ヘタレ夫の嘆き節36

2015年07月26日 | 気楽な話
次は円座クッションだ。
こんなものはホームセンターで買えばいいのだが、人に見られて、「あの人は円座クッションを買っている。きっと痔なんだわ」と町内で話題になるのも悔しい。
そんな訳ないが、へタレ夫でもプライドはある。
日本最果てに住むの出品者から、高級そうな円座クッションを1090円で落札した。

ヘタレ夫の嘆き節35

2015年07月25日 | 気楽な話
とりあえず、円座クッションと携帯ウォシュレットをヤフーオークションに購入することにした。
携帯ウォシュレットは、手動のものと電動のものがある。
へたれ夫を自認するわたしゆえ、高価なものを買ってもすぐに、やめてしまうだろうから、手動のものを買うことにした。
配送料込み420円で落札できた。
これからは、携帯ウォシュレットライフだ。どんなライフやねん。

ヘタレ夫の嘆き節34

2015年07月24日 | 気楽な話
我が家はまだウォシュレットではない。
便座に布製の便座カバーをセットして用をたしている。
しかし、血便の時はこれがあだになった。
布製のカバーに血がつき、そのたびにへたれ妻に謝った。
非常に情けない。
プラスチックの便座がむき出しだと、座ると少し冷たい。
だが、返り血を浴びても、プラスチックの便座なら拭けば、血はきれいに拭き取れる。
本来なら、保温機能付の便座がある、ウォシュレットを購入すべきなのだろう。

ヘタレ夫の嘆き節31

2015年07月23日 | 気楽な話
病院へ行き、薬を処方されてから7日目、ステロイドの薬はなくなった。
これからはボラザG軟膏に頑張ってもらわなければならない。
少し不安だ。
有名な肛門科の医者で垂水先生や平田先生の著作物によると、痔は悪い生活習慣からくるもので、これを改善し、自分で治さなければならないそうだ。
早速、かわいい円座クッションと携帯ウォシュレットを買うことにした。
「そこから入るか」
久しぶりにへたれ嫁がつっこみを入れてきた。

ヘタレ夫の嘆き節30

2015年07月22日 | 気楽な話
投薬を始めて、6日目くらいに血便が出たり、出なくなったりした。

朝、いきむと、血と大便がドバっと出るが、そのあと水を流して、しばらく時間をおいて大便をすると、健康的な便が出ている。

調子にのって、昼も無理やりトイレに行って、恐る恐る気張ってみると、普通の便が出る。

5日ぶりに、「血の池うんこ」から「清水うんこ」に変身した。

清水うんこよ永遠に。

ヘタレ夫の嘆き節29

2015年07月21日 | 気楽な話
「わしは、痔に備えて痔賠責保険に入っている。」

「私の実家で、こないだ痔すべりがあった」

「わしの息子は痔給痔足の生活をしている」

「わしの息子はカンボジアで痔雷をふんだ」

 もう、収集がつかなくなってきた。(上記会話は全てフィクションです。)

ヘタレ夫の嘆き節28

2015年07月20日 | 気楽な話
別の同僚が痔自慢をしだしたのだ。

「私の家計は痔の家系で、明治維新のころ、ひいひいお祖父ちゃんのころから痔の家系をしっかりまもってきた。もちろん私も痔だ。」

「それくらい何だ。わしの先祖は鎌倉時代、痔頭だった」

少し、大阪的な受けをねらう同僚も出てきた。

ヘタレ夫の嘆き節27

2015年07月19日 | 気楽な話
課長の体験を聞いて、私の気持ちは少し楽になった。

すると、職場の同僚たちが次々に痔のカミングアウトをしだした。
「わしは、痔歴10年じゃ。切っても切っても痔核がでてくる。トイレの血など見慣れた風景だ」
凄い人が出てきた。
しかし、このカミングアウトは始まりに過ぎなかった。

ヘタレ夫の嘆き節26

2015年07月18日 | 気楽な話
5日連続の出血で、さすがに私も落ち込んできました。
そんな、私の憂いを察するかのように、白熊みたいな大きな体をした課長が話しかけてきた。
私は、「いぼ痔で、軟膏を注入しているにもかかわらず、血が5日間も止まりません」と課長に涙ながらに訴えた。
すると課長は、「簡単には血は止まらない。1週間から10日様子を見ろ。私もいぼ痔だからわかる」という答えが返ってきた。

ヘタレ夫の嘆き節25

2015年07月17日 | 気楽な話
それからが長い旅がはじまりました。
毎朝、便秘の恐怖におびえ、便が出そうになれば、血便の恐怖に惑い。
食事のときは排便のことを考えると食も進まず、うつうつとした日々が続いたのでございます。
便器いっぱいの血は、はステロイドを注入してから、なんと5日間も続いたのでございます。
便器を覗き込む私は、血の池地獄を見る、阿弥陀様のように悲しみに包まれていたそうです。