結婚しない男性が増えている。

結婚したい人の割合がどのぐらいいるのか知らないが、おそらく、結婚したくない人が増えてきているんでしょうね。特に男性で増加しているそうです。要するに結婚のメリットとデメリットを天秤にかけてみる。大きな理由は経済的なこと、そうですね。給料なんて上がり続ける保証はない。むしろ、下がることの方があり得る。家のローンや子供の教育費、いろいろな出費は増える一方です。ますます前途の険しさに目をそむけたくもなりますね。自由な時間はなくなり、束縛は倍増、何よりも言葉はきついけど、家人からも指図される立場にもなります。実家にいたころのようなぬるーい生活は一新され、自分のためでなく家族のために無理をしなければなりません。それが家庭を持つことの社会的信用といえばそうなんですが、今は価値観が変わってきていますから、世間体なども気にならないのが現実ですね。親元にいれば、まず、寝るところはある。３食は困らないし、休日は自由時間のみ、趣味の時間である。１日中ゴロゴロしていてもお金を使うこともない。給料はすべてお小遣いになる。（実家に下宿代を入れている感心な人もいるにはいる。）収入はお小遣い程度の感覚だから欲がなくなる。全くプレッシャーがない。そこで、嫁や子供を曲がりなりにも養っていく、生活を共同で行う。扶養の責任、男の価値が問われる、焼石の絨毯を素足で渡り火中の栗を口でくわえて、家族のために・・・。リスクが大きすぎる。無理、無理そこまでする必要はない。当たり前の話ですが、これが苦労と思う人は結婚なんてしてはだめです。ただ、ずーっと一人ぼっちで、なんとなく寂しい、生きた証がないような気がするのは小生だけでしょうか。賛否両論ありですが。