ぶれません

ミミでございます。

朝晩、涼しくなってきましたね。
お店にはサンマ、ナシやブドウ、クリなどが並び
秋の味覚シーズン、開幕ですね！

なのに、なのに、です！

わたくし、この年齢（15歳）で
先週はハンガーストライキを決行しておりました。

平和を求めたり、電気を作る方法に対する意見があったり、
犬権を主張して、のハン・ストではございません。

「そのご飯が嫌だから！」です。

実は、わたくし、フードは「これ！」と決めた
まったりと美味しいブランドがございます。
しかしながら、何を血迷ったのか
家人Ⅽがネットで「シニア向け健康志向」タイプのご飯を
勝手に注文し、それを食べるように
言ってきたのでございます。

最初は、家人Ｃの気持ちへの気配りもあり、
消極的にモソモソ完食してみましたが、
それがいけなかったようです。
「健康志向」ご飯が続いて供されました。

私は、犬生に「快」と「楽」しか求めません。
あの「健康志向ご飯」ではそれがないのです！

私はハン・ストに入りました。
お皿に入れられた健康志向メシをひっくり返してやろうと
何回も鼻を押し付けて身体を上下させてみました。
お皿の野郎は、なかなか手ごわく、容易にはひっくり返りません。

家人Ｃは私を見て「太陽神への礼拝儀式みたいね」とのたまう始末。
イラっとしましたが、そこは年の功でぐっと我慢いたしました。

ハン・スト突入から5日目、ついに家人Ａが白旗と共に
いつもの指定ブランドご飯を差し出しました。

ざまぁ、ご覧あさぁせ！！　で、ございます。

高齢犬をなめたらあかんぜよ！
長く生きている、ということは、
ぶれない何かを持っている、ものなのです。

ご飯でございますか？
勝利の味わい！
もう、それは美味しく完食しておりますわ。
オホホホホ

それでは、この辺で。