なんでもない

チェルノブイリのネズミは元気! その理由は…?
オススメはビタミンCだよっ!?

コロナが簡単に治る「感染初期48時間以内に抗ウイルス剤を投与」という規定

2022-01-11 21:33:36 | コロナ

コロナ騒ぎが始まって3年目になりました。スペイン風邪も3年間ほど世界で感染が続いたようですが、コロナの終息はいつでしょう。

TVでも毎日、コロナ関係のニュースや情報が流れています。しかし有用な情報が少なく、ほとんどは不安や心配になるようなものがばかり。たくさんの専門家が出演してきているので、貴重な情報もありますが、視聴者そのものが不安のために、ごくわずかな本当に大切な真実の情報を見逃しているのかもしれません。

これまでに大切な情報が2つありました。

一つは女性医学者による提案で、「発熱外来を設けて、陽性者と感染者には、即座に抗ウイルス剤を投与する」というもの。

もう一つは全製薬企業に支援されている医者の説明で、感染初期48時間以内に抗ウイルス剤を投与する」というもの。「翌日には治ります」とも説明されていました。

2つの情報は同じことを主張しています。なぜならば、それがウイルス病を簡単に治す唯一の方法だからです。ウイルス病への対処はシンプルで、なるべく早く抗ウイルス剤を投与すること。しかもこれは製薬企業にとってのセオリーにもなっています。すべての抗ウイルス剤の添付書に最初に明記されている規定なのです。

 

たとえばインフルエンザの薬で抗ウイルス剤のタミフルがあります。タミフルの効果は「1日早く治る程度」とされていますが、これは医者の保険適用などによる制約で高熱が4日以上続かないとタミフルを投与しないからです。発熱する前の疼痛や寒気がする段階でタミフルを服用すると1日で治ってしまいます。(1、2錠服用するだけで済みます)

同じようにコロナに対する投与にも制約があります。

「一般社団法人日本感染症学会」の「COVID-19 に対する抗ウイルス薬による治療の考え方 第 1 版 (2020 年 2 月 26 日)」という、関係官庁から全国の保健所や医療関係施設などにFAXされた事務連絡の文章に以下の文言があります。

 

   3. 抗ウイルス薬の対象と開始のタイミング 

   現時点では、患者の臨床経過の中における抗ウイルス薬を開始すべき時期は患者が低酸
   素血症を発症し、酸素投与が必要であることを必要条件とする。

 

簡単にいって「必要条件」ということを勘案すれば、“肺炎になるまで抗ウイルス剤を投与するな”と通達していることになるでしょう。肺炎はコロナの中症以上、重症化の入り口であり、それまで抗ウイルス剤を投与しないのであれば、大きな機会損失となります。簡単に治るはずの病気が治らなくなり、重症化の果てには死が待っているかもしれません。

アビガンの開発者も抗ウイルス剤は初期早期に投与しないと効果が確認できないとしています。

このような問題は以前から世界レベルで提起されており、AIDSの治療で明らかになったのが最初でした。AIDSウイルスを発見したパスツール研究所で、諸国のAIDSの治療が問題になり、「治療の仕方がAIDSを生んでいる」と指摘されました。普通は1mlの血液中に白血球が4000~8000個くらいありますが、AIDSでは900以下になります。このAIDSの定義が問題なのです。つまり900以下になってAIDSと診断されて初めて投薬など治療がはじまります。しかし白血球が900以下では基礎的な免疫力はすでに破壊されていて、治療しても回復する可能性がほとんどありません。感染初期に投薬すれば漢方の抗ウイルス剤でも治療できるとされ、900以下まで放置する医療のあり方が激しく批判されました。肺炎になるまで放置される現状のコロナへの対処と同じことです。

自宅療養という名目で510人以上のコロナ感染者の方が、放置されたために亡くなりました感染初期あるいは陽性判明時にアビガンにしろ、イベルメクチンにしろ抗ウイルス剤が投与されていれば、一人の犠牲者もでなかったのではないでしょうか。

 

 

 

 


内部被ばくは、空間線量に関係なく危険です!

2012-06-05 09:48:27 | ビタミンC

空間線量がどんなに低くても安全ではありません。放射線源そのものを体内に取り込んでしまう内部被ばくは、外部の線量が低いこととは何の関係もないからです。

イギリスへ亡命していた元ロシアのスパイが、微量の放射性物質を紅茶に入れられて暗殺された事件がありましたが、典型的な内部被ばくによる死亡でした。彼の周囲で外部被ばくした人間など一人もいません。放射線源は彼の身体内部にあるからです。外部の線量がゼロでも、放射線源が身体内にあれば、内部被ばくから障害を起こし死ぬわけです。

体内では0.04㎜程度(細胞3、4個分)しか通過しないα線も、その3、4個の細胞は確実に障害します。ストロンチウム90、ヨウ素131、セシウム137などから出るβ線は体内では周囲10㎜程度の範囲でエネルギーを放出。この範囲の細胞は全滅します。破壊力が強く、外部被ばくならば即座に放射線独特のヤケドを起こします。内部被ばくではこれが体内で起こるわけです。

自然の状態でも、人間の身体では一日に2000~6000個の異常細胞が発生しますが、アポトーシスをはじめ免疫機構がこれらを排除します。60兆個を超える全身の細胞はそうやって健康を維持しています。この異常細胞を排除する免疫機構そのものまで破壊するのが放射線。身体の60%(乳幼児は80%)以上を占める水分を不安定にするのが放射線の特徴で、高エネルギーによる励起で水分から多量の活性酸素が発生してしまうのです。免疫機構は破壊され、遺伝子や細胞の再生能力が奪われます。

放射線障害への対策は、発生する多量の活性酸素を無毒化することと、身体の再生能力や治癒力を高めることの2点です。 各種の抗酸化物質と、障害からの回復を高めるための高栄養の食事がポイント。再生や免疫にはタンパク質が必要なので高タンパク質あるいはアミノ酸の豊富な食事が大切です。 (参考までに…アメリカでは寝たきり老人が日本の4分の一しかいません。これはタンパク質を多く摂っているからです。)


空間線量は飛んできた放射線しか測定できないということは…

2012-03-31 13:29:21 | ビタミンC
空間線量は飛んできた放射線を測定するもの。
そのために放射線源そのものの強さを知ることはできません。

空間線量の強さは放射性物質からの距離の2乗に反比例して弱くなります。「逆2乗の法則」と呼ばれるもので天体物理学者・数学者でもあるケプラーが証明したもの。光の強さを計算するときの前提となる式です。



内部被ばくの場合は身体内に放射線源があるので、身体からの線量を測定したら、それを逆算しなければなりません。放射性物質を体内に取り込んでしまったケースなので、体外で測定された空間線量よりはるかに大きな数値になるはずです。


基本的な計算式は以下です。

  4×円周率×距離の2乗

身体(の放射線源)までの距離を2乗したものに円周率をかけて、さらに4倍した数値が基本です。
これは放射線源を中心とした球型の空間の表面積から逆算するためです。
この数値に測定された線量をかけたものが内部被ばくの線量として考えられます。

  被ばく量=測定値×(4×円周率×距離の2乗)



ストロンチウム90、ヨウ素131、セシウム137などから出る放射線のβ線は空気中では1mほど飛ぶとされています。ヨウ素131、セシウム137などから出るγ線は透過性も高く長い距離を飛びます。そのために放射線源からの距離で放射線の強さが大きく違ってくると考えられます。

内部被ばくの場合、測定できるのは身体の表面(から外)です。つまり放射線源そのものではありません。肺や消化器官などは体表から数㎝から10数㎝の距離があります。ここにある放射線源から身体外にある測定器までの距離でも放射線は相当弱まります。現実には放射線源は直接接触している周囲の細胞を容赦なく障害し殺しています。体内では0.04㎜程度(細胞3、4個分)しか通過しないα線も、その3、4個の細胞は確実に障害します。これがやがてはガン化などを引き起こします。

軽い体内被ばく、とういうものはありません。
放射線源(放射性物質)そのものに直接触れる内部被ばくでは周囲の細胞の障害は確実です。


『内部被曝の真実』…その時何が起こったのか?

2012-03-20 18:11:10 | ビタミンC
3月15日東海村で5μSv/hを検出。原子力災害対策特別処置法第10条に基づいて政府文科省に通報…。
緊張感あふれる事実からはじまる本書は、東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏の国会での発言を完全収録したもの。医者としてレントゲン検査でも起こっている被ばく障害に詳しい著者のコメントは説得力にあふれています。国会で配られた具体的で詳細な資料と明瞭な解説。「子どもと妊婦を守れ!」…チェルノブイリ原発事故との比較をしながら福島原発事故による放射線の実態が明らかにされていきます。YouTubeで100万回以上再生された全世界が注目の記録です。



内部被曝の真実 (幻冬舎新書)

著:児玉龍彦
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チェルノブイリ原発事故から26年過ぎました。現地の放射線量は事故時の2%まで半減。
それでも通常の環境の1000倍を超える放射線がいまだにでています。
それをはるかに超える福島原発事故。
これから30年間も続く低線量の長期間にわたる被ばくからどうやって自分を守っていくのか?
自分たちでできる対策は…。

ガン治療のひとつである放射線療法はガン細胞や周辺の水分に活性酸素を生じさせてガン細胞を殺します。
逆に活性酸素を無化するとガン細胞は死にません。
放射線被ばくでも同じで、活性酸素を無化する抗酸化作用のある物質によって障害を防ぐことができます。
事実チェルノブイリでは体内で抗酸化物質(ビタミンC)を作れるネズミはまったく放射線の障害を受けていません。先日もNHKで再放送された「被曝(ひばく)の森はいま」でテキサス工科大学による長期にわたる調査研究がリポートされています。

ネズミが無事であること…このことはあまり注目されていませんが、たぶん私たちが自分で身を守れる数少ないヒントだと思います。

20mSvが安全だというワケは…?

2012-03-03 20:11:26 | ビタミンC
被ばくの許容量として1年間で20mSv程度なら安全…という理由にはカラクリがあります。たとえば青森県六ケ所村の環境科学技術研究所(田中聡博士)で行われている“400日間ネズミに放射線を浴びせる実験”では、20mSv程度ではネズミに統計的に有意な差がでていません。

事実テキサス工科大学などの調査でもチェルノブイリのネズミは元気です。むしろ普通の状況のネズミより元気なくらいだとさえ記録されています。しかしこれには理由があります…。

これはネズミが体内でビタミンCを作って自分の身を守っている(人間やサルはビタミンCを作る能力を進化の過程で失っています)からなのです。ネズミは自分の体内でビタミンCを作ります。それによって放射線により発生する活性酸素を無毒化したり、体内でガン化した細胞を消滅させたりしていると考えられます。これがチェルノブイリでネズミが元気な理由です。

つまり20mSv程度が安全なのではなく、20mSv程度ならば(ネズミは)自分の体内で生産するビタミンCで無害化できるということだと考えられます。ネズミは1日で250㎎(体重の千分の一くらい)程度のビタミンCを体内で生産します。そこから考えると、人間でも体重の千分の一程度のビタミンCを体内に入れれば放射線の害やガン化を防げる可能性があることが推測できます。

これが人間に体重の千分の一程度(50、60gくらい)のビタミンCを投与する“ビタミンC大量投与によるガン治療”などの説明にもなるのかもしれません。

ビタミンCでガン治療…

2012-03-03 18:12:27 | ビタミンC
2005年に米国科学アカデミーの機関誌(PNAS)に掲載された論文「薬理量濃度のアスコルビン酸は癌細胞を選択的に殺す:過酸化水素を癌組織へ移送するプロドラッグ作用」(2005;102:13604-13609)ではビタミンCがガン細胞を選択的に殺すことが示されています。

2度もノーベル賞を受賞したポーリング博士の“ビタミンCでガンは治る”という主張は否定的に扱われてきました。しかし、今回の論文でビタミンCの点滴による大量投与という臨床で効果が確認されました。副作用もなくガン細胞を消滅させることが実証されたわけです。

ビタミンCは体内で活性酸素であるスーパーオキシドラジカルを過酸化水素に変え、細胞は過酸化水素をカタラーゼにより水に変えて無毒化します。ところがガン細胞にはカタラーゼがないために過酸化水素で死んでしまいます。これがビタミンCが癌細胞だけを殺すメカニズムです。



ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く (講談社プラスアルファ)

著:生田 哲
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ネズミは自分の体内でビタミンCを作ります。それによって放射線により発生する活性酸素を無毒化したり、体内でガン化した細胞を消滅させたりしていると考えられます。これがチェルノブイリでネズミが元気な理由です。また、青森県六ケ所村の環境科学技術研究所(田中聡博士)の“400日間ネズミに放射線を浴びせる実験”で、20mSv程度ではネズミに統計的に有意な差がでないのもこのため。

20mSv程度が安全なのではなく、20mSv程度ならば自分の体内で生産するビタミンCで無害化できるということ。ネズミは250㎎(体重の千分の一くらい)程度のビタミンCを体内で生産します。そこから考えると、人間でも体重の千分の一程度のビタミンCを体内に入れれば放射線の害やガン化を防げる可能性があることが推測できます。

これが人間に体重の千分の一程度(50、60gくらい)のビタミンCを投与する理由になるでしょう。また一日で代謝するタンパク質量も体重の千分の一程度です。分子生物学では新陳代謝相当分の栄養を摂取することが健康のベースとして説明されています。

内部被ばくで最も恐ろしい放射線はα線!

2012-02-14 17:18:32 | ビタミンC
α線
内部被ばくで最も恐ろしい放射線
空気中では45㎜ほどしか飛ばない。
紙でも遮断できる程度で皮膚(角質)も通過しない。
体内では0.04㎜程度(細胞3、4個分)しか通過しない。
しかし破壊力が大きく細胞がガン化しやすい。
そのために内部被ばくでは最も恐ろしい放射線。
おもにプルトニウムから出る放射線。

β線
空気中で1mほど飛ぶ。
放射性物質が皮膚に付着すると基底細胞まで到達する。
厚さ数㎜のアルミなどの金属板で遮蔽できる。
体内では周囲10㎜程度の範囲でエネルギーを放出。
破壊力が強く有害。
ストロンチウム90、ヨウ素131、セシウム137などから出る放射線。

γ線中性子線
外部被ばくで問題になる透過性の高い放射線
γ線を遮蔽するには50㎝以上の厚さのコンクリートか10㎝以上の厚さの鉛が必要。
中性子線は最も透過力が強く、γ線を遮蔽できる鉛でも不十分で、水を含んだコンクリートがないと遮蔽できない。
γ線はヨウ素131、セシウム137などから出る放射線。
中性子線はウランなどから出る放射線。


以上『放射能に負けない体の作り方』から、です。

このblogでの記事です
 *放射線対策とはアグレッシブな老化防止!?
 *『放射能に負けない体の作り方』←この本イイです!
 *ビタミンC飲みましたか?
 *放射線害に効くビタミンC…防衛医大の論文がありました!
 *ビタミンCが放射線の害に効く!?

なっちゃんがいないバレンタイン…

2012-02-14 12:57:52 | 日ごろ
去年は渡り廊下走り隊7の「バレンタイン・キッス」が景色でしたが、
今年はなっちゃんがいないし、なんとなく静かな今日です…

11月30日にでた「希望山脈」で元気になろうかと…




バレンタイン・キッス(通常盤)

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もちろん左はじがなっちゃん。

ビタミンCの種類…ふつうのCと効率的なCがある!

2012-02-12 18:22:06 | ビタミンC
一般的なビタミンC(VC)はアスコルビン酸ナトリウムで工業生産のもの。世界のビタミンCの8割は日本で製造され輸出されています。海外のVCのサプリメントを購入するのはVCの逆輸入ということみたいですね。

VCにはアスコルビン酸カルシウムのものもあります。これは天然のVCに近くて消化吸収がとてもよく胃への刺激も少ないもの。吸収率がアスコルビン酸ナトリウムの2倍ほどあり、効率的です。ふつうのVCを1000㎎飲んだ場合、吸収されるのが500㎎程度になることもあるようですが、アスコルビン酸カルシウムはその2倍ほど吸収されるということになります。またはふつうのVCの半分の量を飲めばOKだということですね。

VCの吸収や体内での代謝の個人差は大きいようで、個人差が100倍ほどあるという分子栄養学などからの指摘もあります。ネズミはVCを自己の体内で生産(体重の千分の1位の量)して体を守りますが、自分でVCを生産する能力を失ってきた人間では代謝も不安定なのかもしれません。

ビタミンCの構造はブドウ糖と似ていて、そのために体内でもブドウ糖と同じような代謝をします。ブドウ糖はエネルギー代謝が活発な脳などに集まりやすいのですが、VCも脳に集まることが確認されています。

朝起きたらまずビタミンCを摂るのがいちばん効果的です。食事をしてからだと食物の糖分が先に代謝先に入り込んでしまいます。糖分が代謝する前にVCを代謝させれば体中にVCが行き渡ります。たとえばVCがシミなどに効果があるのは、シミをつくる糖タンパクより先にVCが代謝して糖タンパクの沈着を防ぐからです。

レントゲン検査の前にビタミンCを飲んでおくとX線によるダメージを防ぐことができるのも確認されています。またガンの放射線療法で放射線治療の効果を減少させるビタミンCなど抗酸化物質の摂取が制限されています。そして放射線療法などの副作用軽減のためにもビタミンCなどが重用されています。ビタミンCが放射線による障害に相当な効果がある…ということですね。

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これから長期間にわたる低線量被ばくが心配される日本で自分を守るにはビタミンCの常用が誰にでもできる手軽な方法だと思います。この誰にでもできる自己防衛策が、311直後からほとんど話題にならなかったのが不思議です…(^_^;)

放射線対策とはアグレッシブな老化防止!?

2011-12-04 19:53:48 | ビタミンC
 放射線によるDNAの破壊からはじまり、細胞死とガン化という異常が放射線による代表的な障害です。強烈な外部被ばくによる急激な細胞死を別とすれば、現在の日本で将来にわたって問題になるのは低線量の内部被ばくが長期間続くこと。具体的には長い間、体内で連続して発生する活性酸素による障害と、その結果としてのガン化です。健康であればDNAが異常をきたせば修復され修復できなければアポトーシスによってその細胞は除去されます。ところが放射線により発生した活性酸素によって体の防御システムそのものが壊れ、うまく自己防衛ができなくなり、そのためにガン化をはじめさまざまな異常事態が起こります。本書の主な目的は、その直接の原因である(放射線によって発生する)活性酸素を除去することなのです。

 生物が酸素呼吸をするようになって以来、体内に活性酸素が発生するのは宿命。老化の原因はこの活性酸素による体内のさまざまな酸化(サビの発生)です。そのために本書の紹介する活性酸素対策は、老化防止そのもの。本書は抗老化と長生きのための読本でもあるのです。一言でいえば放射線対策とはアグレッシブな老化防止のこと。誰にでも簡単にでき、長く続けることが難しくない栄養摂取、食事、デドックスなどが紹介されています。栄養素などに関しては実際に医者が放射線障害の治療として投与するときの量なども紹介されています。化学的な根拠にもとづいた、それでいてわかりやすい説明が親切な一冊です。今の日本では一家に一冊ほしい本だともいえるでしょう。



内科医が教える 放射能に負けない体の作り方 (光文社新書)

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この本の紹介は何回でもしたくなりますね!
低線量被ばくが30年ほど続く可能性が高く、一人ひとりの自己防衛がとても大切だと思います。
ビタミンや食生活など個人でできる対策のために、必読の一冊です。


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