本当は・・・

会社で契約している個人の運送業者が３人ほどいます。

そのうちのひとりがずんぐりむっくりしていて頭の毛がなく眼光鋭くねじり鉢巻と腹巻とゴム長とキセルがぴったりはまりそうな話し掛けるのも思わずはばかる怖そうな見てくれの人がいます、喫茶店に入っておもむろに席に座り「プリン」なんて言ったら絶対反則を取られそうな人なんです・・・。

事実契約当初は怖かった、でも実はとても几帳面で人に優しい人だということが分かりました。

その人が昨日の朝、寒い寒いを連発しているのだがすれ違いざま膏薬の臭いが鼻をついたので「あれっ、どこか痛めてるの？」と聞いたら「朝出掛けに首に塗ってくるんですよ、涼しくて気持ちいいんですよねえ」「そりゃ寒くて当たり前でしょ」と自分、この人夏はかなりの暑がりで汗っかきです。

この人に限らず他の人達にもしょっちゅう話し掛けて笑わせている自分だですが、あるときこの怖そうな人に「＊＊（私）さん、自分はこの会社に出入りするようになって家で変わったねえと言われるんですよ、冗談を言うようになったって」と話してくれた、それまで本当は本当に怖い人だったそうです。

人間、第１印象が大事とはよく言われますが・・（自分もそう思います）が、それだけではないのだなと今更ながら改めて認識した次第です。

この人は見てくれで何度か損をしてきているのではないでしょうか。
（反省）