神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

上士幌神社/北海道上士幌町(Kamishihoro Jinja,Kamishihoro Hokkaido Japan)

2015年05月21日 | 神社と狛犬
上士幌神社/北海道上士幌町(Kamishihoro Jinja,Kamishihoro Hokkaido Japan)
2015年5月17日(日)、上士幌町にある上士幌町神社(かみしほろじんじゃ)に参拝。国道241号沿いの林の中にある大きな神社。道路向かいには上士幌中学校がある。綺麗なこげ茶色の鳥居、滑り止め加工をした茶色のアスファルト参道、すぐにコンクリート石段、これも雪で滑らないように加工してある。右に新しく大きな社務所、左に上士幌神社御創祀百周年記念碑と造営記念碑。松や落葉樹の巨木に囲まれた境内。石段の両側はオンコ(イチイ)の木並木。エゾリスが出迎えてくれる。石段を登り、右に大きな手水舎、左に祖霊殿と小社。奥に焦げ茶色屋根の大きな社殿。スズから垂れた紐に宮司さんからエゾリスさんへ「スズの紐を持っていかないで」のお願い文が張ってある。社殿の右にさざれ石、資材庫、トイレあり。さらに奥に子供の遊び場。左に御札授与所、奥に神輿庫、平和の鐘がある忠魂碑。その奥に広がる公園では、パークゴルフを楽しむ夫婦あり。
獅子狛犬は社殿前に1対居た。
阿吽正常。岡崎現代型だ。奉納年は昭和11年4月(1936年)。
-------------------ネットによると-----------------------------------------------
☆所在地
 〒080-1408 河東郡上士幌町字上士幌東4線243番地9
☆祭神
・大國魂神(おおくにたまのかみ)
・大那牟遅神(おおなむちのかみ)
・少彦名神(すくなひこなのかみ)
・五百筒磐石神(いおづついわむらのかみ)
☆由緒
 上士幌町の開拓の祖である安村治高丸が、明治40年小作農家10余戸と共に移住をし、郷里である富山県早星村に小作人の1人である高木太助を遣わし、早星神社の御祭神「五百筒磐石神」の御分霊を奉斎したのが大正2年2月のことであり、これを創祀とする。当時は現在のように交通機関が発達していたわけでなく、山を越え海を渡りこの上士幌にたどり着くまで高木太助は拝受した御霊代を自分の背中にくくりつけ、船の中でも不眠不休でお護りをし、自分の任務を果たした。その後、現在地に社殿を造営、昭和12年5月15日付けで無格社として創立許可を受け、昭和17年9月3日付で村社に昇格した。昭和27年3月27日付をもって宗教法人法による法人に認証された。昭和10年に造営された社殿も、老朽化が激しく、昭和52年に御造営の決議がなされ、昭和54年12月に神明造りの現在の社殿が竣工している。平成5年に御創祀八十周年事業として、参道改修・、神輿殿新築・授与所新築・車庫新築、事業費36,000,000円にて完成。又、昭和29年に建設された社務所についても改築の意見が出、平成9年に社務所改築事業奉賛会を設立し、総事業費1億円を要し、平成12年8月31日、171坪(566㎡)の社務所が完成。現在に至る。
☆地名の由来
・上士幌町:アイヌ語の「シュー・オル・ペツ」(鍋を漬ける川)から。伝説によれば、昔この地に忍び込んだ盗賊が村人に見咎められ、鍋を水に漬けたままで逃げたからといわれている。
---------------------------------------------------------------------------------