祭事船新造で起工式 「常陸大津の御船祭」 北茨城市
北茨城市の大津漁港周辺で、五年に一度開かれる奇祭「常陸大津の御船祭」(国選択無形民俗文化財)を伝承する地元保存会(村山祐一会長)は九日朝、漁港内で祭事船の起工式を行った。
(茨城新聞HPから)
常陸大津のこの御船祭は、平成16年(2004年)行われたが、次回は、5年後の平成21年(2009年)の5月2日(宵祭)3日(本祭)に行われる事になっている。
御船祭に使用する船は、昔は、老朽した木造船であったが、現在は、すべてがFRP(繊維強化プラスチック)船になっているために、やむなく、新しく御船祭り用の木造船を造っている。
これからは、同地区に「御船会館」も建設中でもあり、館内には、木造船を次回以降開催のために保存できるスペースもあるとのこと。
そうなると、御船祭開催のたびに造船する光景も見られなくなることであろう。
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