護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年6月28日 土曜日  公共事業三部・ダム建設

2008年06月29日 10時29分34秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年6月28日 土曜日  公共事業三部・ダム建設

 ダムも公共事業では巨大な金額が必要だ。
 考え方を変えると、軍備に投資するよりはこちらの方がよっぽどましかも分からない。

 地方自治の首長さんは国が強引に持ってくるダム建設が、赤字を抱えている地方は頭の痛い話だ。国家は関西で4つのダム建設をもくろんでいる。
 実際には本当に必要なのだろうか。

 18日の朝刊にも橋下大阪府知事もやんわりとダムお断りと言っている感じだ。(ここをクリック)

 テレビ番組の話ばかりで申し訳ないが、5月2日の番組では、日本最大の徳山ダムを特集していた。
      

 此のダムは計画時は水需要を目的の様だったが、多目的ダムと目標を変えたようだ。
      

詳しくは『ウィキペディア(Wikipedia)』の徳山ダムを御覧下さい

徳山ダムの54年間
      

徳山ダムの総事業費
       

どの公共事業も同じだが、日本の公共事業は予算どおりいかないのが当たり前の様で、此の工事も960億円も超過している。
 先日、九州の新幹線のテレビ番組で、名前は思い出せないが
「認可さえ下りればこちらのもの」
と言っていた言葉が頭に残って離れない。公共事業は日本国土と国民の為に有るのではないだろうか。

 木曽川水系の水需要の実績。
        
拝見すると実際は国交省の予想と大分違うようだ。

最後に此の徳山ダムを有効に使うには木曽川水系連絡導水路が必要らしい。
また、発電所も計画のみでまだ影も形も無いようだ。
        
 道路・空港。干拓・ダム・公共事業はもの凄く大きな金額がかかる。

 出口のないトンネルやトンネルを抜けたら海だった様な全く役に立たない土木工事。関西の四つのダムでも此れで金儲けする事業書などは賛成するだろう。
 
      

 現在どこでどのような状態か、国民の前に明らかにして、道路特定財源や道路について語ってほしいものだ。

 三部に渡って書いたが、過去の新聞やテレビ番組をみて疑問に感じたことを其のまま素朴に書いてみた。

 いつも書いている様に、下の府道は車が一杯、そしてその真上を走っている有料のパイパスはガラガラ状態。この現実をみていると、公共事業は何事もマイナスと言う言葉はなく赤字を突き付けられるまでは、それでも認めようしはしない。予算が有り余るほどふんだんにあるので、何でもかんでも公共事業と銘打って土木工事をするのが日本の現状のような感じがする。
 そして、作ったものには、維持費が付いて回るということ、作るだけなら被害も少ないが、維持費が赤字ならば、その赤字は延々と続くという現実が待っていると言うことなのだろう。



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