護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

金曜日 12/03・各社社説

2010年12月03日 12時46分37秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
10年12月03日 金曜日 12/03・各社社説

今日の社説は
朝日新聞
都の漫画規制―手塚、竹宮の芽を摘むな
JAL更生計画―早期再建で国民に報いよ

読売新聞
COP16 京都議定書の単純延長は論外
新常用漢字 学習指導への配慮が必要だ

毎日新聞
お粗末国会 「開設120年」が泣いている
インフルエンザ 豚の感染監視にも力を

産経新聞
政策コンテスト 公約見直し歳出増抑えよ
情報テロ 公開には責任と覚悟必要

日経新聞
証券優遇税制の廃止は時期尚早だ
日米演習で一層の連携を

東京新聞
農業・農政を考える 成長産業への追い風に

と各社バラバラだった。



朝日新聞(社説)
その1
都の漫画規制―手塚、竹宮の芽を摘むな(ここからお入り下さい)

漫画とアニメを名指しして、東京都が性描写の規制を強める条例の改正案を議会に出した。
 今年6月の議会で否決された案を手直しし、規制の対象を「法に触れる性行為や近親間の性行為を、不当に賛美し、誇張したもの」とした。
 漫画家、法律家、日本ペンクラブなどが「行政の勝手な判断で取り締まれる余地が大きく、創作を萎縮させる」と今回も強く反対している。

その2
JAL更生計画―早期再建で国民に報いよ

今年初め経営破綻(はたん)した日本航空の再建への道筋が見えてきた。ゴールに向けて順調に飛んでほしい。
 東京地裁が更生計画を認め、来年3月に会社更生手続きを終える。株式の再上場は2012年をめざすという。当初の想定より速いペースだ。



読売新聞(社説)
COP16 京都議定書の単純延長は論外(ここからお入り下さい)

世界の温室効果ガスの排出量を減らし、化石燃料に頼らない社会を築くためには、先進国と途上国の対立を解いて、新たな国際ルールを策定する必要がある。
 気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)がメキシコで開かれている。主要議題は、対象期間が2012年に終了する現在の「京都議定書」に代わる、新しいルール作りだ。

新常用漢字 学習指導への配慮が必要だ(ここからお入り下さい)

日常生活で使われる漢字の目安となる常用漢字表が改定された。
 1981年に1945字を掲載した常用漢字表が制定されて以来、29年ぶりの見直しである。「匁(もんめ)」など5字を削除し、「鬱(うつ)」「彙(い)」など196字を加えた。総数は約1割増の2136字になる。



毎日新聞(社説)
お粗末国会 「開設120年」が泣いている(ここからお入り下さい)

 臨時国会が3日、閉会する。

 低い法案成立率、重要法案の未審議、党首討論ゼロ、といいところのない国会だったが、11月29日に行われた議会開設120年記念式典で、その弛緩(しかん)ぶりが極まった。
 式典は、第1回帝国議会が1890(明治23)年11月29日に開会されたことを記念し、天皇、皇后両陛下を迎えて参院本会議場で行われた。本来であれば、議会政治の節目として、各議員が心静かに先人の足跡を振り返り、あるべき議会制民主主義のあり方に思いをいたす場だったはずが、二つの余計な雑音がせっかくの厳粛な雰囲気を台無しにした。
 一つは、民主党の中井洽衆院予算委員長から出た。同氏の近くにいた議員らによると、秋篠宮夫妻が天皇、皇后両陛下の入場を立ったまま待っていたところ、中井氏が「早く座れよ。おれたちが座れないじゃないか」と発言した。大声のやじではなかったが周囲には聞こえたという。
 もう一つは、自民党の逢沢一郎国対委員長の携帯がマナーモードになっておらず着信音が鳴った、という。参院本会議場は携帯持ち込み禁止だった。国会では重要な役職をしめる2人だが、せっかくの式典に水を差す結果となった。式典への参加者が370人程度で衆参国会議員の約半数が欠席した、というのも寂しい話だが、この雑音問題で両党が懲罰動議を出し合ったことに至っては「国権の最高機関」を辱めるだけである。

インフルエンザ 豚の感染監視にも力を(ここからお入り下さい)

 島根県の養鶏場で発生した鳥インフルエンザは高病原性のH5型ウイルスによるものであることが確認された。飼育されていた約2万羽の鶏はすでに殺処分されたが、感染が広がらないよう十分に注意したい。



産経新聞(社説)
政策コンテスト 公約見直し歳出増抑えよ(ここからお入り下さい)

平成23年度予算に盛り込む「元気な日本復活特別枠」の配分を決める政策コンテストは予想通り、パフォーマンスの域を出なかった。

情報テロ 公開には責任と覚悟必要(ここからお入り下さい)

民間の内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」に米国の外交公電約25万点が流出した問題について、イタリアのフラティーニ外相は「外交面での9・11」と語ったという。
 確かに、2001年の米中枢同時テロにも匹敵する「情報テロ」といってよい。実際に世界はこれによって大いに混乱しており、新しい時代のテロの形態として憂慮すべき問題である。



日経新聞(社説)
証券優遇税制の廃止は時期尚早だ(ここからお入り下さい)

2011年度の税制改正に向け、政府・民主党は上場株式の配当や譲渡益への10%の軽減税率を、12年から本則の20%に戻すことを検討している。この証券優遇税制の廃止とあわせ、株の配当と譲渡益を合算できる現行の損益通算制度を公社債に広げる方向で調整している。

日米演習で一層の連携を(ここからお入り下さい)

 自衛隊と米軍は3日から10日まで、沖縄の海域など日本各地で統合演習を実施する。日米合わせて4万4500人が参加し、米空母ジョージ・ワシントンも合流する。
 北朝鮮による韓国砲撃を受け、米韓は1日まで4日間にわたり、黄海で合同軍事演習を展開した。日米演習はこれに続くもので、日米としては過去最大の規模となる。



東京新聞(社説)
農業・農政を考える 成長産業への追い風に(ここからお入り下さい)

 関税撤廃の荒波を前に、日本が揺れています。しかし、それでなくても農業の改革は必然です。平成の開国を農政の夜明けにつなげなければなりません。
 担い手と呼ばれる大規模な稲作農家に、農閑期はありません。愛知県東浦町の鈴木裕二さん(38)もその一人。転作の麦をまき終え、収穫した大豆を大中小により分ける作業にめどをつけないと、年が越せません。
 この夏はその上に、猛暑のせいで白濁した未熟米を取り除く仕事が重なりました。


金曜日 12/03・朝日政治面切り抜き(ここからお入り下さい)


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