護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

桜井充議員のメールマガジン

2008年03月15日 19時32分48秒 | 政治・社会
民主党参議院議員・桜井充議員のメールマガジン

 本来は、アドレスを書く処だが、桜井議員のHPが正常に出なく主要部分を引用する事に致しました。

【引用文】

◇根は深い

 日曜日、市民政策調査会の勉強会を行なった。テーマは「教員のストレス」。現在、全国で約4500人の教師が、精神的なことが原因で休職している。そして、さらに問題な事は、このような先生が年々増加しているということである。

 宮城県では、県北の中学校の先生が授業中に自殺した。原因はハッキリしないが、分かっている事は精神的に追いつめられていたということである。

 今回の勉強会では、二人の先生を招いてその原因を探ってみた。その中で、他の企業と決定的に違っていたのが、家庭、つまり保護者との関係である。いわゆるモンスターペアレントの存在により、学校の先生は、学校教育とは全く関係の無いところで悩んでいるのである。

 お二人の話の中で、特にひどいと感じた事は、保護者同士の仲が悪いので、学級編成のときに、子供のクラスを別にしてくれと言うことである。その小学校は二クラスしかない。数人の親から言われているらしく、どうしようも無いのだと言う。

 このような保護者同士の関係を学校に持ち込む事はナンセンスである。おそらく、子供も親の意向に沿って、仲の悪い保護者の子供とは付き合うなとも言われているのであろう。学校の先生だけではなく、子供たちも犠牲者である。

 このようなことを止めさせる為に、社会のルールを作るべきである。学校単位で行なうと、別の学校では要求を聞いてもらっているのに、何故この学校では出来ないのかというように、その学校関係者が責められてしまうからである。

 今の社会で様々な問題が顕在化しているが、その多くが、社会の最小単位の家族に原因があるように思える。社会の最小単位が崩壊していれば、社会全体が崩壊するのも当然のことである。家庭の問題を重要視し、この問題から解決しなければ、社会のあり様は変わらないのではないだろうか。

                 参議院議員・医師 桜井 充

【引用文終り】

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