護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年11月11日土曜日・タウンミーティングと渡辺謙と硫黄島

2006年11月18日 15時21分16秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年11月11日土曜日、

 土曜日は何故か毎週忙しい。

 今朝の新聞のトップは、診療報酬水増し横行とあった。
 むかし末端の医療に関わる仕事をしていた者にとっては、今更何をいっているのかとの感じだ。昔からこの行為はどうどうとまかり通っていたのではないかと云いたくなる。

 出勤しなくて給料を貰う。談合をする。みな同じようなものだと腹立たしい。

 先日,田中元長野県知事が、「私の知事時代はクリーンにだけを心掛けてきたが、水清ければ魚住ずじゃないけれども奇麗すぎるのも嫌われる」と言う様な事を言っていたが、私も今まで生きてきて、日本人の体質は汚い流れが好きなのではないかと思うときがある。

 今日はテレビ番組を見ながらの感想を庶民感覚で書いてみる。
 まず、飛び込んできたニュースは安倍首相のAPEC会議でベトナムのハノイに到着した映像で、夫婦が手をつなぎタラップをおりてくる映像。そしてサッカーの中田元選手との会談。それに夫人のベトナム庶民との交わりの映像だった。

 これを見て庶民感覚から見ると今までにない首相夫婦の態度。飾り気を感じない夫人の庶民的な感じのするの行動は天性のものか、安倍支持率を下げない要因になっているのではないかと感じた。
 民主党も人気が上がりかけると議員の中から不祥事を起こす。大阪の補選でも女子アナとキスをする馬鹿な議員がいなければどうなっていたか。政治手法は真似しなくてもよいが、家庭的な感じのする安倍首相の真似をすべきで、民主党の小沢党首では見た目では無理だろうなと、朝食を取りながら家内と雑談。

 続いて流れてきたのは、フランスのセゴネル・ロワイヤルさん4人の母親で大統領候補。4人も子育てをして其れも大統領候補。どこかの国の方かは知らないが子供も居ないのに子供の教育と子育ての話をする女性にセゴネル・ロワイヤルさんの爪の赤を煎じて飲んでもらいたい。日本にも本館的に女性の総理が欲しい感じがした。いつ頃現れるだろうか。

 次に現れた映像は、八戸のタウンミーティング
   参加者・765人の内
一般参加者は・186人
   関係者・279人 (青森県教委等95人・八戸市教委等59人・国立学校等13人・八戸市連合PTA112人)
と云う事。

そして過去のタウンミーティング155回の支出は19億6758万0.111円の支出。
その出資明細がテロップて流された。
その出資明細
空港(駅)での閣僚送迎
1万5000円×5名=7万5000円
会場での送迎
4万円×8名=32万円
エレベーターが手動なのでエレベーター娘を雇う
1万5000円×2名=3万円
エレベーターから控え室へ誘導する係
5000円×2名=1万円
幼稚園の子供でもあるまいし会場ぐらいには一人で行けよと叫びながらテレビを見る。
 これを見て分かるように人の金だったら湯水の如く使う体質が浮き彫りで、裏金などは当たり前になっているのだろう。


 チャンネルを変えると渡辺謙さんがクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」の逸話をはなしていた。

 映画の宣伝で出演されたのだと思うが、聞いているうちに当時、硫黄島で死ぬことが分かっていて守備についた兵隊さんのことを考えると胸が締め付けられて涙が溢れてきた。

 栗林忠道中将はアメリカに駐在した経験から日本が勝てないと判っていて硫黄島を守っていたというのだ。日本に戦うだけの資材も国力もなく分かっていて戦っておられたのだと言うのだ、それは戦後私も聞いたことがある。

 渡辺謙さんは
「リアルテイな言い方かも知りませんが若い世代の方だけでなく政治家とかそういう方も戦争というリアルテイがなくなったのではないかなという気がしてならない。我々が考えていることが何か、アメリカが考えていることが何かそれがちゃんと伝わってこない。自分の考えをちゃんと伝えて戦争のない世界にしなくちゃ」
要約すると此の様なことをはなされていました。

 今の時代の人々は兵器や軍隊が揃っていれば国を守れると勘違いしています。戦争をしないようにすることが、一番国を守れることではないでしょうか。

 来月のロードショーには全編拝見して、反戦の気持ちをあらためて心の中に叩き込もうと思った。
 

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