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日の出の時には

新聞配達時代をスタート地点にしてニュージーランド滞在時期を経て現在進行形を語るエッセイ。

引っ越し

2019-10-30 22:09:44 | Weblog
Gooブログでブログを見ていただいていたみなさん、本当にありがとうございます。

WordPressに引っ越すことにいたしました。

でもGooブログも結構投稿していたので思い出もあります。
記事は全部下書きでしばらく残しておきます。

来月は上海。今年3度目の海外出張の予定です。

マナポウリの暖炉と現代のタイマー

2010-02-01 23:33:58 | Weblog
正月気分が抜けたのか、ブックオフでいろいろ珍しい本が手に入りました。

そうそう、「Dr.パルナサスの鏡」見ました。けど、あんまりお奨めじゃないっす。
「ハウルの動く~」っぽいです。っぽい。二番煎じ(少なくとも僕が見る順番としては)。
ヴァレンティナ(リリー・コール)は確かに綺麗だったけど。

では、本文に。

夜寝るときに暖房の自動切断のタイマーかけて、朝起きるまでに自動”入り”タイマーかけます。

当然、妻からは非難轟々。gogo~のメールアドレスの僕ですが、轟々はイヤだなと。

多少抵抗します。

引合いに出すのは、ニュージーランド時代のお話。
南島を旅行中、マナポウリで泊まったときのこと。

どこだっけ?マナポウリ。
ダウトフルサウンドのすぐ手前だっけかな。
テアナウとどういう位置関係だったかな。思い出せない・・・

とにかく、マナポウリ。
綺麗な湖はあるけど、少し薄暗い雰囲気が残っているのは、宿泊時は雨だったからかな。
とにかく、1月だというのに(向こうは夏!)寒くて、今の日本と同じような服が必要でした。

話長くなりそうですね。ハショリます。

そこは薪暖炉なのですが、薪がない。
”そこらにあるから拾っておいで”と小さな斧を渡されました。
OH!NO!・・・ごめんなさい。

で、薪をとってこないと暖をとれないから、死活問題でホンマ適当な木を探しました。
でも、その日は雨・・・

で、ドンドン大きな湿った木を家の中に持ち込んで、なんとか燃え出した暖炉の中に入れました。

心地良い薪の燃える音・・・の合間に、バキッ!と燃える湿った大きな薪。
あれもこれもとエスカレートして、とてつもなく湿った大きな木をドンドン放り込みました。

立派な鹿の角のような木も2本ほど飛び出ていて、ホント角みたいでした。

ま、とにかく
”寒いのやだよー”というのは、どんな環境でも変わらないようです。
あれ?そうか文明機器に頼ってばかりじゃないんだって、抵抗していたつもりだった。

寒いギャグも結構出ました。重ねてお詫び申し上げます。

P.S.
真面目なお話。
日本は古来、炬燵(こたつ)、囲炉裏(いろり)、懐炉(カイロ)など身体を直接温める道具が普及しました。それに対して西洋はセントラルヒーティング方式で家全体を温めることが主流です。日本の冬の家は寒いと、19世紀に海外から訪れた人は文句を言ったそうです。

えっと、オークランドに降り立って、すぐに電気毛布を買ってフラットメイトに却下されて返品したのを思い出します。その後は湯たんぽを愛用しました。

まったく逆ですが、なんだか面白いなと。

o-e-

2010-01-09 17:26:46 | Weblog
「シャクルトンはこう言った。『楽観とは、真の精神的勇気だ』」
(『モダンタイムス』伊坂幸太郎)

2日酔いです。

何からいきましょうか。

①DVD「フィッシュストーリー」見終わりました。
「羅生門」と同じ手法でした。映画では、羅生門は舞台にすぎず、中身は「藪の中」でした。フィッシュストーリーは「終末のフール」を少しアレンジした舞台で中身はフィッシュストーリーでした。ふわっと笑える話ですね。
ギターリストの彼女は元ホステスで常に二日酔いっぽかったです。
翌日の夕方だというのに、まだ僕もお酒が抜け切っておりません。


②「不毛地帯」読んでます。
素晴らしい文章です。今はまだ壱岐さんがようやくシベリア拘留から日本に戻ってきて、近畿商事に勤め始めたばかりです。電話番すら邪魔扱いされている壱岐さん。頑張れ!

③なんでしたっけ??
そうそう、また伊坂幸太郎ですね。年末年始は、「SOSの猿」と「モダンタイムス」読みふけりました。

「人生は要約できねぇんだよ」
そうですね。できるだけ日記を書くようにします。

携帯の占いが頻繁に出てくるのですが、意外によく当たるんです。

”お酒はほどほどにしたほうがいいですよ、絶対”

そりゃそうか。

切換え

2009-12-30 00:18:23 | Weblog
今年のフィギュアスケートで印象的だったのは、中野友加里さんでした。
演技を終えたあとの態度が凛としています。

今年のゴルフの年末コンペのスコアは111でした。
去年が123なので前進です。

いろいろな状況がありますが、凛とした態度は人を成長させてくれる予感がします。

演技中でも競技中でも気持ちの建て直しができれば、そのときの得点だけでなく、その後の人生をも良くしてくれるのではないかなと。

更に考えると、鈴木明子さんの持っているオーラが幸運を引き寄せたという風にも感じました。

11月末からいろいろありましたが、年末年始にまとめて書いていこうっと。

日本人のリズム

2009-11-16 21:52:01 | Weblog
”日本人は農耕民族だから、12(いち・にー)12・・・というリズムに慣れてますが、マーチや騎馬のリズム(123・・・)には慣れていないのです”

というのは、第九の合唱の練習風景ですが、
3拍子だけでなく、ハープという楽器の演奏を間近で見たのは初めてでした。

大和高田には、小さなサロンでクラシックのソプラノや様々な楽器のコンサートが行われていたりするんです。

ハープは43本?くらいだったかな。そのくらいの弦があり、ド~シまでのそれぞれにシャープとフラットに変えるペダルが7つ。弦は3種類から成っていました。

ポロロロロ~ンとグリッサンドすると、綺麗な音が奏でられます。

ソプラノとピアノの演奏はお馴染みで、本当に素晴らしいです。
そこに前回はオーボエ。今回はハープという風に工夫されていています。

ピアノ贔屓の僕には、ピアノがカスミソウのよう(ポトスライムみたいに?)脇役になっているのが不思議な感じもしますが、主役にも脇役にもなるピアノも素晴らしい。ショパン「幻想即興曲」は、ショパン遺作で66番目に発表されました。彼は大規模なコンサートは好まず、小さなサロンやホールで弾くことを好んだようなので、今回の選曲としてはピッタリですね。しかし、お目当てはアジアクラシックコンサート全部門の最優秀賞を受賞されたソプラノ歌手の歌声でした。

サン・サーンスやメンデルスゾーンは、フィギュアスケートでも使用されているようですが、ネットで調べてもあまり詳しく出てきません。貴重な曲を味わうことができました。

19世紀初頭のクラシックの巨頭たちが次々と生誕200年を迎える今日この頃。

え?別にいいじゃないですか。こんな男がいても。



大和の国から

2009-11-08 22:34:41 | Weblog
▲3年前、地元に戻った僕は、凱旋帰国の気分だった。
「何を言っても縁故だと思われるかもしれないが、『戻ってきて良かったな』と言われるように頑張りたい」
▲自分を裏切るな、迷った時は挑戦せよ、倒れるなら前に。。。
(朝日新聞よりアレンジ)

▲僕は、小学生の頃、ピアノのレッスンを受けていたという。今もピアノの曲が大好き。(日経新聞よりアレンジ)


ニューヨークヤンキースの松井選手がMVPを受賞した翌日、新聞各社のコラムは松井選手一色で、出来不出来が面白かったです。

しかし、松井選手がモーツァルトが好きとはビックリでした。

もう一度あの時の覚悟を思い出して。

▲縮みがちな日本人を勇気づける交響曲が聞こえる。
(日経新聞)



より未知ばかりのSIDE WAY(寄り道)

2009-11-07 22:21:01 | Weblog
菊池凛子さんが英語を話せないとは、ちょっと驚きました。

「SIDE WAY(寄り道)」を見ました。映画を見るのは久しぶりです。

鈴木京香さんが魅力的でした。ワインを飲むシーンばかりで、ワインが飲みたくなりました。

"RIDGE CALIFORNIA LYTTON SPRINGS 2006"
ゴルフのスコアが悪かった帰り、会社の先輩からいただいていたものを開けました。これ、赤ワインでは、上モノの雰囲気。ホントに。え?表現?

優しい雰囲気でした。飲み手を選ぶのではなく、世界中でワインを楽しむことができる、そういうワインでした。控えめではあるけど、それが逆にカリフォルニアの個性なのかなと思わせてくれます。どんな料理にも合います。赤なんだそりゃぁ肉料理が最高でしょうけどね。交響曲でも独奏楽器と管弦楽によって演奏されるコンチェルトでも合う、ただ単独よりは何かとの組み合わせでより個性が引き立つ、バイオリンみたいな感じ?????

こんなんでよろしいでしょうか。

で、なんでしたっけ?

菊池凛子さんが英語を・・・
あ、明日の英語ガイドの予習してない。

あらら・・・

寄り道してたら、時間がなくなりそう。



1300から10000まで

2009-10-29 22:23:20 | Weblog
”日本へ旅立ったとき、おそらく彼らは、もう二度とふるさとの土を踏まない覚悟だったはずだ。彼らは、日本という道の国に帰化し、異国の地に根づいて学問を教え、文化を担い、さまざまな技術を伝えて、日本で亡くなったのだ。”(『百寺巡礼』五木寛之著)

”むしろ最初から、その環境のほうに着目してかかれば良かったのだ。変種が多いということは、とりもなおさず、それだけ適応性が強いということではあるまいか。”(『砂の女』阿部公房著)

Time goes by so slowly・・・

最近、時間の流れが早い。

奈良県の遷都1300年祭に向けて、ホフク前進しております。

僕の生きている70-80年なんてほんの一部分だなぁ。

”たとえ、虫のかたちをかりてでも、ながく人々の記憶の中にとどまるとすれば、努力のかいもあるというものだ。”(『砂の女』)新種を発見して、自分の名前を半永久的に保存されることを夢見る主人公の気持ち、よーくわかります。

そうそう、あと少しでのべ10000人です。

Art of Life (X japan) (Piano covered by GTO)


たとえ、虫のかたちをかりてでも・・・てね。


旬のもの

2009-10-18 17:51:30 | Weblog
今日は、ピアノとフルートとソプラノ歌手のライブを夕食と一緒に楽しみます。

久しぶりに無造作な時間があるので、ちょっとメモ程度に書いておきます。

この時間に『カラマーゾフの兄弟4』を読んでいるんだけど、1巻~3巻は一気に読めたのに、第4巻は、20ページ読み進めるのも一苦労。全編通しての主役のアリョーシャはなんだか語り手に近い傍観者みたいになっている。まだ途中だから、展開が変わるんだろうけど。

ドストエフスキーを読む情熱はすっかりなくなってしまった。ネジが切れたみたい。

なんかみんなクレイジーになってしまって。

「聖人の遺体は腐らない」という迷信が解けて、リアリティが追求されるのではなく、なんだか余計に”心身喪失”したストーリーが展開されています。

”神様を解体するんだ”(『ラッシュライフ』伊坂幸太郎)
といって、人体を解体してスケッチをするのが、リアリティとは言わないけど、なんだかこっちのほうがホントにありそう。


ネンは押すのか押さないのか

2009-10-17 21:24:12 | 音楽
”~ネンは押さずに引いて歌ってください”

と第九の合唱で先生がおっしゃっていました。

このところ、念を押さずに仕事で失敗ばかりしているGTOです。
昔は、それ以外(昔からネンは押さない)でカバーしていたのですが、ここではまだそういう術を身につけていません。

”おお、友よ、こんな調子ではない!
もっと心地よい、喜びに満ちた世界を歌い始めよう”

とベートベンも第九の第三楽章までの低い調子から一気に調子を変え、自作の上記の詩を加えて、シラーの詩にのせて歌う『喜びの歌』の前置きとしています。

”世の習わしは厳しくわけ隔てるも、汝が魔力が再び結びつける”

ってか。