どんまい ４１ あぁぁ～不覚やったぁ～

しまったのだ　「変態」の結婚お披露目PARTYの為に用意していた神田うの仕様のパンティストッキング（１８００円）を穿いてきめるつもりが・・・もったいない　夜だから誰も気付くまいと言う私の中の魔物の声が聞こえ　暗がりで手にしたちょっと古いストッキングを穿いてしまったのだ　　あぁ～そもそもそのセコさが私を奈落の底へと落として行ったのだった　顔はいつもより念入りに化粧し（普段つけたことないマスカラや伊東美咲のアイシャドウでお目目ぱっちり）上半身だけ鏡で確認し意気揚々と出かけたのに・・・・あのお菊の指摘で足を見るとまままっちろ　ははははだいろ　思い出したくもない　　何より一番不愉快なのはあのセンスの悪い「変人」に「PTAか美智子さまみたいやな」はぁぁぁぁ～～雅子さまやなく美智子さまぁやとぉぉぉ～そんなすったもんだをホテルのロビーの皆のいる前でやっていたのだ　しかも写真ちゅうのは顔を撮るのとちゃうんかい！あのお菊　だいこん足の写真を撮っとるやないけ！　そのあとの３次会のお誘いも気分が乗らず・・・でも行ってみるとすっかり大根足のことは忘れてしゃべり食べまくっていたのだ　　そして例のパンストはもったいないからとキレイに洗濯され再び引き出しの中へしまわれて行ったのだった　　　　つづく・・・　アタックno.

どんまい ４０ 縁は異なもの

「遊び過ぎた男」と「遊べない女」がちょっとしたことで結びついて一生の生活を共にするのであるから不思議なものである　「変態」のことだ　　そう全く正反対の性質の二人がとうとう結婚したのである　だから男女は面白い あの緊張した顔はいつもの「変態」らしさをみじんも感じない　　　　お披露目PARTYに「変人」「お菊」「お花」「あんこ」がご招待頂きおめかしして新郎新婦の一番近い席に座っている　このテーブル実はくせ者ばかりである　　　　　独身と偽りイケ面を探し回る女もいれば家庭内別居の男もいる　そうかと思えば自分の旦那が浮気の一つでもしそれを観察すれば小説でも書けるのに～と笑う女もいる　とどのつまりはど派手な結婚式をあげ３年ほどでやっぱり一人になりたいと別れた女もいる　とんでもない集まりのテーブルだったのだ　　　感きわまりうるうるの「変態」も酒が過ぎればいつものどすけべえ根性丸出しで・・・しかしこの根性　近いうちに叩き直されるであろう　　なぜなら女房の力は絶大で女の手のひらの上で夫はもがき苦しむのだ　そうである先ず金の自由を奪われ次に行動の制限・・・それから「お父さん！子供がおしっこや言うてるで～ぇ」　生ビールもいつしか発泡酒に格下げ　タバコも肺ガンなるからと止めさされ・・・両親と嫁のはざまで痩せ細り　回りからはさすが結婚したら健康管理がばっちりねと奥さん評価だけうなぎ登り・・・俺の苦労はなんやねん！！　　いやいやまぁまぁ　人の幸せほどつまらないものはないので・・・ちょいと脅かしてみました　　　　　　　つづく・・・　　　　アタックno.