太った婦人とカドガン卿との雑談

ハリーポッターをこよなく愛する「いい大人なはず」の人間が雑談してます。カドガン卿ですから、多少のことには目をつぶって。

姐式! 5巻23章(復刻版)

2004-08-04 10:25:47 | 姐式!
注:姐式は一時期削除をしておりましたが、5巻の分を復刻させることにしました。 詳しくは、2006年5月18日付けのブログを参照ください。そこに、姐式!を読む時の心構え(笑)も書いてございます。

初めていらした方はまず、こちらへ自己紹介etc.
ともかく、姐さん式(姐式)、5巻23章へようこそ。 この章で分かる「事実」を箇条書きしてます。
キャラのセリフやハリーが思った事は、鵜呑みにして一緒になって納得してちゃだめよ~!
姐式的コメントはカッコに入っています。(重要コメントは赤文字で時々。)

★12番地へ地下鉄で戻る
★ハリー考え中 =自分がweapon。自分をヴォルは利用しようとしている。だから自分には護衛がついている。それは自分を守るためではなく、他の人たちを守るためだった。ホグワーツでは護衛がない。昨夜、襲ってしまった。
★ハリー悩み中 =ヴォルは自分の中にいて、全部聞いているかもしれない。
★ハリーの顔色が悪い。ベッドへ行って休むようにモリーさんに言われる。
★ベッド・ルーム。2つのベッドと、Phineas Nigellusの空っぽの絵。
ヴォルにとりつかれたなら、どうやってロンドンから5分あまりで戻れたのか疑問。(だいたい5分くらいの夢だったらしいです。確かに「とりつかれた」のだったら、ロンドンに行けたはずはありません。)
とりつかれているなら、Orderの本部やシリウスが丸見え。聞くべきではなかった事柄も、ここに来た晩にシリウスから聞いてしまった。12番地にいてはならない。(5章参照。Weaponとかplanの話が、ヴォルに全部聞こえているんではないかと想像しています。当たらずとも遠からず・・・ダンブルドアはそれを恐れているんだというところまでは、気付いていない。)
★ハリー =プリベット通りに行こうとトランクを閉め鍵をかけ、部屋の外へ引きずっていく。(ヘドウィグは未だホグワーツ。)
★Phineas Nigellus =額縁に出現。「逃げるわけか。グリフィンドール生は勇敢なのではないのか。スリザリンも勇敢だが馬鹿ではない。最後には自分の身を大事にすることを知っている。」
★ハリー =「自分の身の安全ではなく他の人のため。」
★Phineas Nigellus =ダンブルドアからのメッセージを預かっている。伝える。
★メッセージ =「そこに居なさい。」
★他に何も指示なし。何も他に言っていない。
★ハリー怒る =(抜粋)「大人がなんとかするまでジッとしていろ、分からないだろうから何も教えてあげられない。そういうことか。」
★Phineas Nigellusの助言 =「細かい詳細を伝えないでいるのには、何か理由があっての事だとは思わないのか?ダンブルドアの指示で害をこうむったことがあったか? 若い奴は、自分だけが感じていて、考えていて、自分だけが危険を察知していると思っている。自分だけがDark Lordが何かplanしていると気づいていると思っている。」
(Phineas Nigellusが、Dark Lordという言葉を使っています。5巻でOrderの人間は(スネイプ以外)使っていません。D.E.たちは使っています。・・・ それでもPhineasってなかなか良いことを言ってると思いませんか。)
★ハリー =「本当に何か自分に関するplanがあるんだ。」 
★Phineas Nigellus =肖像画から立ち去り、ハリーはベッドへ。
チョウとヤドリギの下にいた時間から、まだ24時間と経っていないのに。
ハリーの夢 =彼は誰もいない廊下が何も装飾のない黒いドアに向かって続いている。石の壁。トーチ。廊下の途中の左側には下り階段。それらを通り過ぎて黒いドアへたどり着く。何か彼の心が大変に欲している物が、この奥にある。なによりも遥かに素晴らしい価値ある物。
(7章参照。きちんと読んでいれば、ここがどこなのか明確に分かります。7章では、”廊下や壁が他のフロアと違う。廊下の向こう側にある黒いドア以外、窓もドアもない。廊下の途中を左に折れると階段。”という内容でした。この階段を下ってHearingの部屋へ行ったのです。窓もドアもない壁・・・肖像画もなさそう。)
★ロンが声をかける =遠くから聞こえる。「Momからの伝言で、ディナーが出来ている。もっと寝ていたければ取っておく。」(夕刻らしい)
★ハリー =ロンはきっと部屋で2人きりになるのを避けているに違いない。食事に行かず、もう一度眠る。
★翌日。
★朝早く目が覚める。Phineas Nigellusが肖像画に来ている。誰かを襲ったりしていないか見張っているんだ。とハリーは思う。
★その朝、皆はクリスマス・デコレーションに没頭。
★シリウス =上機嫌でキャロルを歌っている。
★モリーにランチタイムだと呼ばれるが、無視して更に上の階に隠れ潜む。バックビークの部屋。
★6時頃。ドアベル。
★ハー子がハリーの隠れている部屋までくる。
★ハー子 =「出てきて。話がしたい。」
★ハー子 =「スキーは実をいうとあまり得意ではない。ロンがあまりに笑うので、楽しいと説明してあるので黙っていて。両親には、試験を真面目に考えている生徒は皆学校に残って勉強している、と言ってきた。ロンのママがベッド・ルームにサンドイッチを用意してくれてるから、降りてきて。」(スキー、本当に苦手なのでしょうか?明らかに口実ですよね。事件のことはダンブルドアから聞いたそうですが、良い配慮です。)
★3階のベッドルーム。ロンとジニーもいる。
★ハー子 =「ナイト・バスで来た。昨日の朝ダンブルドアが話してくれた。学期が正式に終わるのを待たなければならなかった。ダンブルドアが病院にいるアーサーに会いに行く許可を与えた、と言っても、Umbridgeは怒っている。」
★ハー子 =他の子供達に既に全ての話を聞いている。
★外は雪がひどい。
★ジニー =私がYou-Know-Whoに取り憑かれたことがあるって事を忘れてるみたいね。どんな感じがするのか教えてあげられるのに。」
★ハリーはすっかり忘れていた。
★ジニー =「憑依されている間の事を覚えていられるのなら、記憶に空白がないなら、取り憑かれてはいない。」
(ジニーの考えは正しいとは限りません。クィレル先生のケースとも違う。ジニーはHorcrux(リドルの日記)内の魂の断片に乗っ取られて、ジニーの命と引き替えにHorcrus内の魂の断片(若いトム・リドル)が現実化してしまうところでした。おそらく「憑依」とは違う形態でしょう。⇒これはなかなか興味深いです。Horcrux内の魂の断片が勝手に他の人間を乗っ取ったり、その命を奪って姿を得るようなことを、勝手に始めたら、ヴォルデモートが何人も出来ちゃうんでしょうか? 7巻までに明らかになるでしょうか?)
★ハリー =「自分は蛇だった。もしヴォルが自分をロンドンへ移動させることが出来たら・・・」
★ハー子 =「"Hogwarts: A History"を読むべき。誰もホグワーツからApparateもDisapparateも出来ない。ヴォルだって寮から連れ出すわけにはいかない。」
★ロン =「ベッドにずっと居た。ベッドでのた打ち回るのを起こすのに少なくとも1分はかかった。」
★ハリーの内心 =結局、自分はweaponではなかったんだ。
★シリウスが歌っている声が聞こえる。
★クリスマス・デコレーションをしながら休暇を過ごす。
★Mundungus =大きなクリスマス・ツリーを持ってくる。
★クリスマスの日。
★ハリーが貰ったもの =シリウスとルーピンから、数巻の"Practical Defensive Magic and its Use Against the Dark Arts"。ハグリッドから、牙の生えた毛むくじゃらの財布。泥棒避けの牙らしいがお金を入れたくても危険で入れられない。トンクスから、小さなファイアー・ボルトの動く模型。ロンから、"Every-Flabor Beans"の巨大ボックス。ウィーズリー夫妻から、いつものようにジャンパーとmince pies。ドビーから、本当に酷い出来具合のドビー自作のハリー肖像画。ハー子から、"Homework Planner"。日記のようになっている。開くと宿題をやるように促す言葉を喋る。(チョウは彼にプレゼントをくれなかったんでしょうか?笑)
★ロンが貰ったもの =ハリーから、Broom Compass。ハー子から、"Homework Planner"。ハリーのプレゼントの山よりもロンのプレゼントの山の方が少し大きかった。(他は不明。)
★ハー子が貰ったもの =ハリーから"New Theory of Numerology"という本。ロンから香水。(他は不明。)
★ハー子 =本はずっと欲しかった、香水は"really unusual"。
★モリー =パーシーがジャンパーのプレゼントを送り返してきたので泣いている。書きつけも何もなし。
★パーシー =お父さんの具合についても尋ねない。見舞いにも行ってない。
★ハー子 =Kreacherへのプレゼントを用意している。パッチワーク・キルト。
★Kreacher =キッチンのパントリーの逆側にある、ボイラーの入っている戸棚に住んでいる。巣穴みたいなもの。
★Kreacherの住処 =ラグや古いブランケット。収集癖があるみたいにごちゃごちゃ。シリウスが捨てたはずの銀のフレームに入った家族の写真が幾つか。
(シリウスが捨てたはずのものを盗んでいた・・ということは、あのロケット(Horcruxかも)も汚れたKreacherの住処の中にまぎれているかもしれません。)
★家族の写真 =Bellatrix Lestringeのものも。Kreacherのお気に入りのフォトらしく、一番前に飾ってある。
★ハリー&シリウス =ここに戻ってきた日以来、Kreacherを見かけていない。
★ハリー =「シリウスがキッチンから出るように命令していた。あの時に"out"と言ったから、家の外へ出たのでは?(22章参照。Kreacherがいないのは「OUT!」(出て行け)と怒鳴られたから。どこからどこへ出て行ったのかはこの時点ではまだ明確になっていません。おそらくハウルエルフですから、主人の家の人・・ブラック家の人物はまだまだ外にいますよね。)
★シリウス =「ハウスエルフはファミリーの家に縛られている。服を貰わない限り、外へは行かない。」
★ハリーがドビーの例について説明。シリウスはやはりKreacherが何処か上の階に隠れていると思っている。「後で探しに行く。」
★クリスマスランチ後、ウィーズリー家とハリーとハー子、病院へ。エスコートはMad-eyeとルーピン。(あとから分かりますがビルもいます。)
★Mundungus =車を"借りて"来た。
★クリスマスには地下鉄は動いていない。
★車 =フォード・アングリア同様に、中が広くなる魔法がかけてある。Mundungasが運転。10名乗車。(モリー、マッドアイ、ルーピン、フレッド、ジョージ、ロン、ジニー、ビル、ハリーとMundungas)
★Mundungusは、車を外でとめて待つ。
★アーサー =七面鳥のディナーを食べ終わった後。
★ハリーからのプレゼント =ヒューズ・ワイヤーと、スクリュー・ドライバー。ちょうど開けたところ。大喜び。
★モリー =「包帯を変えるのは明日なはず。なぜ変わっているのか。」
★アーサー白状 =「Healer訓練生のAugustus Pyeと思いついて、マグルのやり方の縫合を試してみた。」モリー激怒。
★ルーピン =その部屋に入院している人狼に噛まれた人物のところへ。
★ビル&双子 =お茶を飲みたいと言って抜け出す。
★ジニー、ロン、ハー子&ハリー =ティールーム、6階へ。
★階段には更に多くのHealerたちの肖像画。
★5階 =SPELL DAMAGEと書いてある廊下。ロックハートと偶然出会う。
★ロックハート =子供達にサインをしたがる。どこかで会ったか覚えていない。教えていたことも覚えていない。
★髪飾りをつけたHealer =ギルデロイを部屋へもどす。彼には全くビジターが来ないので少しだけ来てあげて欲しいと頼む。「ギルデロイは少しだけだが自分を取り戻しつつある。」
★Janus Thickey Ward =鍵のかかった病棟。長いこといる病人のための病棟。
★髪飾りをつけたHealer =Mr.Bodeは本当に回復してきている。喋れるようになってきた。まだ何語を喋っているのか分からない。」
(Mr.Bodeは喋れるようになってきて、何か重要な事を言うかもしれません。それを好まない人物は?)
★髪飾りをつけたHealerは、患者たちにクリスマス・プレゼントを配り始める。
★Gladys Gudgeon =毎週、ギルデロイにファンレターを贈っている。本人はその理由が何なのか分かっていない。
★Agnes =顔中が毛だらけになってしまっている魔女。吼える。プレゼントを受け取る。
★Broderick Bode =血色の悪い陰気な顔をした魔法使い。何かブツブツ言っている。鉢植えの植物と、毎月違うヒッポグリフのカレンダーを、クリスマス・プレゼントとして配られる。
(22章、7章、4巻参照。22章でBodeを訪ねてきた老人は誰でしょうか。回復して喋れるようになるでしょうか。このプレゼントは誰からでしょうか。なぜ入院しているのでしょうか。)
鉢植えの植物 =醜い植物。長いゆらゆら動く触手。 (1巻で既に登場済み。どうしてトリオは気付かなかったのでしょうか?この植物の対処法も知っているはず。ネビルも同室にいたのに。)
★花柄カーテンで仕切られた奥にもう2つベッド。そこから祖母&ネビルが登場。帰るところ。
★ハリー =そのベッドに寝ている人物がだれだか理解。
★ネビルの祖母 =全員に話かける。ハリーやハー子のことはネビルからよく聞いている。ウィーズリー家の2人については、両親を知っている。
★ネビルの祖母 =ネビルが誰にも両親の事を言っていなかったことに驚く。「恥じることは何も無い。誇りに思うべきだ。わたしの息子・娘はYou-Know-Whoの支持者によって気が狂うまで拷問された。彼らはAurorだった。」
★Alice Longbottom =何かを手に持ってネビルの方へ。Drooble`s Best Blowing Gumの包み紙。それをネビルに渡す。(息子に本当に渡すものがあるのでは?と思っていましたが、JKRさんが公式サイトで後に説明しました。「単に、良く来てくれる子にお菓子をあげたいと思っていて、それが息子のネビルだという認識はない」のだそうです。てっきりネビルに渡したい情報があるのかと勘ぐっておりました。)
★ネビルの祖母 =ゴミ箱に捨てるように指示。ベッドルームがいっぱいになるくらい充分にお菓子の紙を貰っている。
★ネビル =そっとガムの紙をポケットにしまう。
★ハリー =知っていたことを告白。自分はダンブルドアに聞いて知っていたが、誰にも言わない約束だった。Bellatrix Lestringeがアズカバンへ送られた罪状=ロングボトム夫妻の拷問。
★ハー子 =Kreacherの一番好きな写真の人物がBellatrix Lestringeなのだと気づく。(Kreacherの住処の写真から気付く。)

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