行き当たりばったりの、連載（？）プロップ紹介も、すでに６回目です。 ・・・本当に、適当にはじめてしまって、なりゆきで書いているだけなのですが、面白いんでしょうか・・・ カドガン卿のひとりよがりではないかと心配です。 ま、ひっそり書いてるブログだから、いいよね。。。。
プロップとは、映画で使用されたセットやモデルや小道具や衣装のことです。 興味ない方は興味ないでしょうが・・・ HPコレクターならば、究極の垂涎グッズは、やはり、映画で実際に使用されたプロップです。
今回のプロップは、とうとう日の目を見ることがなかった不運な小道具です。
初めていらした方はまずこちらへ 自己紹介etc.
フォトを御覧下さい。 これがなんだか分かりますでしょうか？
「賢者の石」で使用されたのですが、カットされて全く誰にも知られずに終わった「ホグワーツ校歌の歌詞」です。 一般のファンの間では、認知度はゼロではないでしょうか？
実は、カドガン卿も、この「校歌」プロップが、どんな場面でどのように使われたのか、詳しいことを全く知りません。 一般には本当にどうなっていたのか、誰も知らないのではないかと思います。
完全にカットされてしまい、また、ＤＶＤにも含まれていないのです。
しかし、コレクターの中では、結構人気のあるプロップなのです。 何はともあれ、とても見た目が美しいのが人気の理由でしょう。
大変に上質の紙（Ａ４サイズくらい）に、歌詞が美しく印刷されています。 確かに印刷物なのですが、それにしても凝っています。 パソコンやコピーで作られたものとはわけが違います。 特に金色の文字は、美しい凹凸があり、絵に用いるようなシルク・スクリーンのようにも見えます。
なぜか中央の一番下に小さな丸い穴があいています。 何のための穴だかは不明ですが、このプロップの特徴なので、穴があいていないものは偽物です。
筋金入りのコレクターのＫさん（アメリカ在住）に聞いてみたところ、「あれは非常に過少評価されているプロップだ」と言っていました。 Ｋさんは、スタジオ内にコネ（女性のお知り合い）を持っていて、彼女から直接仕入れています。 だから、プロップについては、筋金入りに詳しいんです。 そのＫさんが、このプロップの存在については太鼓判を押してくれたので、私はとても安心しています。
この「校歌の歌詞」プロップが使われた（使われるはずだった）シーンは、ハリーたちが学校に到着して組み分けを済ませた後だと思われます。
ＧＯＦでも、カットされたシーンの中に校歌を歌う生徒達と、それを指揮するダンブルドアが出てきますよね。 ＧＯＦでは、魔法で、ダンブルドアの頭上に「歌詞」が現れる・・という設定になっていました。
カドガン卿の勝手な想像ですが、「賢者の石」では、「校歌の歌詞」を書いたこの紙が、生徒たち（１年生）の手元に魔法で現れる・・・とか・・・ そういう事だったのかなぁ？と思っています。
いずれにせよ、見た目に美しいですし、小さいプロップなので、場所をとりません。 綺麗な金縁のフレームに入れて飾ってあります。。。。。
