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Jelly Beans

今日もひとりごと・・・。

共感する瞬間

2007-11-09 22:03:06 | life
先週末の話。
シチリア出身のミラ先生に以前教えてもらったブカティーニを使ったPasta incaciataが無性に食べたくなった。
ブカティーニとは、簡単に言うとマカロニを長くした様なパスタで、中が空洞になっており、
始めてこのパスタを見た人には、「何コレ、太っといな~」と思うに違いないでしょう。
しかし、そのパスタソースの中で、まろやかさの決め手となるペコリーノチーズが我が家に無いことに
気付き、地元の百貨店に買いに行くことにした。
が、百貨店のチーズ売り場と言っても、そんな超都会にあるわけでもないので、
残念ながらそこにはペコリーノは置いてなかった。
で、ペコリーノを断念し、代品のパルミジャーノを手に取りながら、何かいい物ないか物色していたら、
お店の人に声を掛けられ、カマンベールの話になる。色々話してて、薦められた「ピエタングロア」という
フランス製のカマンベール。


値段見たら、1575円。「食べたいけど、う~っん高い・・」と私。
すると、お店のお姉ちゃんというか、おばちゃんが「ボジョレーの時期になると、少し安くすなるんですけど・・、
もし買われるんだったら、200円引きますよ!」と言ってくれたので、試しに買ってみることに。
どんな値引きかなと思ったら、スーパーでよくおつとめ品で張ってるシールを出してきて、そのチーズにペタっ。
「あれ、そんなアッサリと・・・」ちょっとビックリする。
「このチーズは、ジャムと一緒に食べてもいいと思うけど、ドライフルーツでも美味しいわよ」とおばちゃん。
「いちぢくのドライフルーツとか?」と私。するとおばちゃん、いきなりその私の言葉に反応し、
スイッチが入ったようで、「そう、いちぢくのドライフルーツ!!美味しいの!!私ももらったのを、持ってるから、なんだったらあげようか??」と言われ、
「えっ、マジっすか?いちぢく大好きなんで、嬉しいかも~!!」と言ったら、
おばちゃんは、「じゃあ、私今から取ってくるので、先に支払いしてて、ちょっと待ってってね!」といって、おばちゃんは、
私が支払いをしている間にいちぢくを取りに行ってくれた。
おばちゃんのくれたいちぢくと一緒に食べたピエタングロアは、私好みで、中はトロ~で、クリーミー。とても食べやすくって、
家にあった、赤ワインによく合った。常温にして食べたら、より美味しいです。

長々と書いてしまったけど、要は、ブカティーニでもなく、ペコリーノでもなく、ピエタングロアでもなく、(いや、200円
引いてくれたのはちょっと嬉しかったけど・・・)
店員のおばちゃんが、ご好意でくれたいちぢくが、非常に嬉しかった。百貨店で、そんなことがあるなんてっ!
なんかその瞬間、共通のモノがあって、分かり合えたんだろうなぁ~。


最近買ったお気に入り ~美しき天使~

2007-11-03 23:10:47 | life
 一年以上もblogを放ったらかしにしてたにも関わらず、このblogを読んで下さってた方から、
「また始めようよ~」とお呼びが掛り、
「こんなサボリで、筆不精な私でも、そんな事言ってくれる人がいるんだ~!」
ってちょっと嬉しくなり、久しぶりにupすることにしました。

父の影響から西洋陶器に興味を持ち…とは言うものの、当時学生の私には、高くて買えず、
かわりに百貨店へまるで美術館かのごとく足しげく通い、陳列している商品にウットリする
怪しい女子大生でした。
 でもって、ようやく働き出してからは、旅行に行ったりする度に、工房に行ったり、お店に
寄って、いい出会いがあれば買い足したりしてます。
その度に幸せ度UPUP!
で、先月百貨店で出会ったのが、コレ。

リヤドロの「美しき天使」

あまりの美しさに目が釘付け。正直それまでリヤドロには、興味がなく、
スペインに行った時も、リヤドロショップは素通りしてたのだけど、参りました。さすがです。
陶器とは思えないほどのしなやかさと、柔らかな曲線。リヤドロには珍しく、
上薬を塗ってないせいか、繊細さや儚さも感じます。
なんだかベタ褒めしちゃいましたが、私の大事な宝物のひとつです。フフっ★



タイ料理

2006-09-24 13:34:56 | タイ料理
実は最近、2ヶ月前くらいから、数ヶ月前にイタリア料理教室で、偶然再会をはたした
高校時代の同級生のAちゃんの紹介でタイ料理教室にまで首を突っ込んでみることにしました。
このタイ料理教室は六甲道にあり、タイ人の方が自宅でされているもので、Aちゃんを筆頭に、
Aちゃんの医大学時代の後輩や先輩がこぞって習いに行っているという。
「女医はグルメの人が多い。」となんとなく勝手なイメージを持っていた私は、女医軍団が絶賛するこの料理教室に、期待に胸を膨らませていたのでした。
で、生まれて初めて作ったタイ料理がコレ!!
期待通り、すっごーく美味しい!!Aちゃん、紹介してくれてありがとー!
辛いものも確かにあるけど、自分で作るには加減できるし、スープも深みがあって最高。イヤハヤ、絶賛の一日でした。


左がトムジュー というスープ。
右がパッキーマウガイ(鶏肉の炒め物)



これはサテムー ムーとは豚肉のことらしい。
赤いのはピーナッツとレッドカレーペーストで作ったタレ。辛いけど美味しい!!
右は漬物(アージャー)

という訳で、タイ料理に魅了し、11月にとりあえず癒されがてら、プーケットに行く事にします~★

カプリ島へ

2006-09-23 00:01:34 | EU
5月2日。ついにポジターノを離れ、今日はカプリ島へ。
さすがこのカプリ島、ローマ皇帝でもあったティベリウスがこよなく愛し、ローマを離れ住みついてしまった程だけあり、(ていうか、皇帝なのに、ダメじゃん!)私もすっかりお気に入り。リゾートとしてはとても気持ちのよいところ。景色きれいし、海もキレイ。適当に娯楽はあるし食べ物美味しい!
あ、でもちょっと物価は高いかな?太陽が眩しい島でした。


ここカプリ島はこういったオープンカーのタクシーが多い。


ケーブルカーで上がって上からみた景色。
途中レモンの木がたくさん。
かなり気持ちがいい!



初めて入った青の洞窟。
ものすごくキレイな色でした。
これは見れたらなんか長生き出来そうな気分になったよ。
入り口が狭いから波の高い時は入れないのは仕方がないかも。
しかもボートが揺れる揺れる!カメラもブレまくり!
入る前にはチップをはずむと、中で長居させてくれますよ。
洞窟の中では、どこかでおっちゃんが「サンタルチア」を歌ってました。
(すごく声が響いてた~)

あまりの気持ちよさに、自分がどんどん日焼けしていってるのを、すっかり気づかず、後から泣きをみる私・・・。
あー、でもまた行きたい。
今度はカプリで泳ぎたいなあ・・・。

ちなみに余談ですが、ここカプリ島は、大きな荷物を持って行っても、ちゃんと土産物屋さん等で、預かってくれるところがあります。
私達はこの後ナポリに戻ることになってたので、スーツケースごと預かってもらってました。←これは地球の歩き方にも載ってないので、意外と需要ポイント!!


ポジターノ最後の夜

2006-09-22 22:10:03 | EU
アマルフィで観光しつつ、買い物やら昼食をしてからポジターノに戻ると時刻はすっかり夕刻。
ポジターノ最後の夜はやはり私達が宿泊したホテルのリストランテで、夕食をとる事に。
実はこのホテルのリストランテは有名な所で、ハリウッド映画の撮影や。雑誌の取材でも取り上げられたことがあるらしい。
クチコミでも美味しいと評判なのです。


滞在したホテル
COVO DEI SARACENI」日本語では「サラセン人の隠れ家」とかいうらしい。
http://www.covodeisaraceni.it/


ホテルのリストランテSAVINO
雰囲気オッケー!!
味もオッケー!!
どちらかといえば、伝統的な格式のある感じでした。



これは確かアーティチョークのパスタだったかな?
お皿がすごく可愛い!!
メインは魚介のグリルを頂きました。
(飛びついて食べたので、写真を撮るの忘れてた・・・・)



ポジターノ最後の夜
ホテルのテラスで、ワイン片手に美しい夜景に浸ってみる。
(ウソ、実は私は飲みすぎてダウンしてました・・・)

アマルフィにも。

2006-09-22 21:46:07 | EU
 そろそろ更新しないとせっかくの思い出、忘れそうなので・・・
ポジターノに無事なんとか辿り着いた翌日、私達はアマルフィにも行く事にした。
アマルフィはポジターノから船で確から約30分ほど。例のごとく、あの海岸かなんかよく分からない港から出発。日本では、ポジターノよりもアマルフィの方が知名度は高く、私もすっかり地名の響きが好きで、とても恋焦がれていた所。
さすがアマルフィ、ちゃんと船着場があるよ(当たり前なんだけど・・・)
でもなんか、観光地化しすぎててちょっとオオバコな感じ?
街が大きいので、観光客の集団がやってきても充分受けとめれるのだ。この辺がポジターノとは違うのね。感想としたら、私はやっぱりポジターノの方が好きかな?
こじんまりしてて。


この写真は船着場からとったアマルフィ


アマルフィで見かけたペシャリア(魚屋)けっこう繁盛してたような・・。’E’が取れてるのが味があっていいね!
このペシャリアの様に、アマルフィだけでなく南イタリアの家庭は皆こんな感じで、洗濯物を干してました。下着もあんまり気にしないみたい・・・。
さすが太陽の街!!

ポジターノで食べたデザート達

2006-06-12 23:14:19 | EU
女性は皆、デザートに目がない!そんなあなたにも目の保養を!(保養だけでごめんなさい!!)
さあ、見てください、ポジターノで食したデザート達です。



   
上は有名な地方菓子「ババ」のクリーム付き。ババ自体アルコールが入った?シロップ付けなので、かなーり甘い。
下はカンノーリ。中はリコッタチーズのクリーム。本来はシチリアの郷土菓子らしい。これも甘かった・・・。

  


     

これは写真見ただけでワクワクしませんか?
ホテルの朝ごはんにあったデザート達です。すごい種類でしょ!
私はもう、毎朝こんなデザートに囲まれて、幸せでたまりませんでした。
ナポリやポジターノ位南に来たらどうやら、少し東洋の影響も受けているのか、
揚げ菓子も出てくるのです。あんまり量は食べれなかったけれど、この写真右の下の方にあるドーナツみたいなの、
かなーりいけてました。


おまけで私達が宿泊したホテル(COVO DEI SARACENI)の朝食。




ポジターノの夜ごはん

2006-06-12 22:54:51 | EU
ポジターノに着いた当日食べた夜ごはん。
始めの絵は、訪れたリストランテの天井。ちょっと嬉しくて思わずパシャリ!
量が多そうだったのでどれもシェアして頂きました。
そしたらやはり日本人の2人前くらいあったようで、ちょうどの量でした。
お味はどれもとても美味しかった!
本場イタリアのトマトベースのものって、日本のそれよりも若干塩味が、どんなリストランテよりも強い感じがする。でもそれが強すぎず、癖がない。これがまた食べれちゃうんですね、やはり気候がそうさせるのかも知れない・・・。











ポジターノの町

2006-06-11 22:21:26 | EU
リプトン「リモーネ」のCMをご存知ですか?
今流れているCMの舞台はポジターノなんです。女の子が「Ciao!」なんて言いながら、路地を走ってるあのCM。
なんでリモーネにポジターノが出てくるのかというと、ナポリだけでなく、ポジターノでも「リモーネ」レモンが有名なんです。
だから町にはリモンチェッロやレモンのソープ、レモンのアロマ蝋燭、等などレモングッズがたくさん。
デザートにもたくさんのリモーネが使われています。
その中でも私の一番のオススメはレモーネのジェラート。
ついでに言うとメローネ(メロン)&リモーネの組み合わせは最高!!
(滞在中、何回か食べた割に今思うと、欲望に負けて写真撮るのをすっかり忘れてた・・・・)

お土産買うなら、もちろん、リモンチェッロ(ここでは色んなボトルに入ってます。お気に入りのボトルを選んで!)
と「BACI AL LIMONE」というレモン風味のBACI(チョコのクランチ)がオススメ。
このBACIは今まで食べた事のない様味で、とっても美味しかったです。

ポジターノはレモンの香りでいっぱいの所。
町の建物等の景観は意外と日本と同じで統一性はないけれど、その割には、なんだかキレイに纏まっています。
どこをとっても絵になる所。

写真は、巨大なLIMONE。 香りがただよってきそうでしょ??


ポジターノの港って??

2006-06-11 21:56:14 | EU
ポジターノの町は、路地と坂道で出来ている様な所。さまざまなホテルや家々が岸壁が続く海岸に建てられている。
そして、一応アマルフィに続く高級リゾート言われている割には、人々が海水浴を楽しんでいる海岸に、
いきなり船が乗り込んでくるといった、港の様なものがない位こじんまりした町。
私は初めてこの光景を目にした時、目を疑った。
「なんじゃ、こんなんもアリ??なんて大胆なっ」
だって船が海岸めがけて、すんごい勢いで海からやってくるんですもの。
で、写真は無事船が到着した様子。ね、ちょっとびっくりでしょ?船着場のような所がないのです。
だからポジターノからアマルフィやカプリへ船で行くとき、ミュール姿だった私は
歩くのに苦労した。ヒールが気を抜くと砂に埋まっていくのです。ひえ~っ。
イメージ違うよう。これじゃあ、スニーカーかビーサンが一番。なんだかなあ・・・。


船がやってきた様子


いざ、陸地へ


無事到着。

ということで、次回は町の様子をご紹介。