portable ubuntu の設定、ディスク容量の設定 （VAIO Type P）

portable ubuntuのデフォルト状態では、Linuxに割り当てられるディスク容量はわずか2GBだ。とりあえず使ってみるだけなら十分な量かもしれないが、ちょっとしたデータを入れようとするとすぐに足りなくなるだろう。

というわけで、ディスク容量(パーティション）を増量する手順である。
増量の仕方は、portable ubuntuのサイトにあるドキュメントに手順が公開されているが、かなり面倒だ。

portable ubuntu は普通に coLinux であるので、coLinux のお決まりの手順を踏めばよい。
というわけで、私は別のアプローチを使うことにした。

私は portable ubuntu を使う前に andLinux も試していたので、andLinux のパッケージに含まれていた toporeize というツールを使った。使ったバージョンは 0.7.1。

この中に、reseize2fs.exe というコマンドがあるので、それを使えば一発でディスク容量が増量できる。

まず、portable ubuntu を終了しておく。portable ubuntu のファイルシステムは、Windows 側からはportable ubuntu を解凍したディレクトリ内の root.img というファイルとして見える。このファイルを増量すればよい。というわけで、portable ubuntu のディレクトリ内で、

reseize2fs.exe -p -f root.img 8GB

などとすれば増量終了である。上記の場合はもちろん、8GBに増量する場合の例だ。