GESブログラブ -知と感性-  GESプレップスクール予備校部(高卒生・浪人生)

山口県宇部市の高卒生(浪人生)大学受験予備校GESプレップスクール大学受験高卒部からのINFORMATION

セレンディピティーとは「努力の賜物」で奇跡ではない。

2013年03月27日 20時07分36秒 | 受験
高卒生の大学浪人時代は、価値ある時期と言われる。

確固とした目標がある浪人生は確かに価値はある。

目標があるからスランプも感じる。

スランプを感じなければ、目標も軽いものかも知れない。

浪人生の約30%は現役時代に残念ながら落ちた大学に到達する。

約30%は1年経っても変わらない。残りの約30%待ち浪人

であるから、成績は落ちる傾向にある。

2浪を超えると、気力が維持できなくなり、大学受験を諦める

ことにもなりかねない。つまり、浪人は1年目が最も価値がある。

2年が価値あると言える限界であろう。

目標があるから悩み、現状から脱出する方法を必死になり見つけようと

する。そこに、同じ境遇の仲間がいるか、もしくは、いないかも知れないが

どちらであれ、孤独感はある。自分を自身で変えなくてはならない。

何か方策(戦略:予備校講師等)が、変えることの出来る原因になることも多い。努力が自分を変え、セレンディピティーを生み出すことも

多々ある。セレンディピティーは「努力の賜物」「努力が生み出す当然の結果」である。<努力=原因 セレンディピティー=結果>

※セレンディピティー:思い掛けぬ幸運の意

どういう形態で浪人生活を送ろうが、努力を惜しまず、種(原因)を蒔く(作る)ことである。実(結果)は実る確率は必ず高くなる。

これが「自然の法則」である。

孔子の「七十にして心の欲する所に従って、 矩を踰えず。」

つまり、思うことを実行しても、失敗しなくなる、という意である。

努力の積み重ねと継続は、行えば行うほど成功に収束していく。

只、「学びて思わざれば則ちくらし、思うて学ばざれば則ち危うし」
   (知識を学ぶだけで自分で考えないのは本質を掴めない)

であるから、考えることを重視して欲しい。

更に、

「これを知るはこれを好むものに如かず、これを好むものはこれを楽しむものに如かず」
(知っているより好きな方が 好きより楽しむ方が勝る)

「学問」という楽しんで行う考える行為が、「学習」が「実学」になるのである。

大学全入時代に突入し、予備校も現役生を預かる時代に入った。

つまり、浪人予備校の現役生と現役生の混在となった。

大手予備校でも現役生は予約制の多い映像授業が主流となり、

高卒生は生授業主体で時間割制である。

平成4年をピークとし、その三分の一に減少した現在、

政令都市の予備校に出向かなくとも、地方の地元でも同じ授業を受けることは可能である。

破格値のネット予備校の在宅学習は、管理者が居ないため、自己管理の十分出来る浪人生にしか向かない。

破格値でも落ちては時間の機会費用損失となる。

人に合わせる必要はない。自分で自分の浪人スタイルを決めることだ。

浪人塾・予備校を回るだけでも、価値のある考えが垣間見ることができる。


GES予備校(GESプレップスクール高卒部)



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。