欠史八代(7代孝霊天皇)

父 孝安天皇
母 押媛命
在位期間
孝霊天皇元年(前290年)1月12日～同76年(前215年)2月8日
52歳～128歳
生没年
孝安天皇51年(前342年)～孝霊天皇76年(前215年)
2月8日
128歳没
后 皇后:細媛命
子 孝元天皇

『古事記』には、孝霊天皇の時代の業績として吉備平定があげられています。
伝承等によれば、吉備に温羅(うら)という外国から来た鬼のような怪物が居り、孝霊天皇が皇子彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこ)(吉備津彦命)と稚武彦命(わかたけひこ)がお供の犬養部・猿養部・鳥養部を派遣し、これを退治させたという。
温羅とは、製鉄を業とした異民族集団と考えられていて、これを大和朝廷が制服したことが、全国制覇の第一歩だったと考えられます。
また、この話が後世、桃太郎の鬼征伐の伝説となったとされています。
孝霊天皇の宮があった黒田廬戸宮跡(奈良県田原本町)は、桃太郎誕生日
の地とされています。