[WWF]へーげる奥田の空談言説

サークル「WWF」主宰・へーげる奥田が適当に告知したり興味の対象について論じたりするウェブログである。

スシポリスとか代理出産とか

2007-03-26 00:04:38 | Weblog
先週はパソコンのハードディスク入れ替えで更新どころじゃありませんでしたな。

ということで適当に目についたニュースについて。


■スシポリスがどうのこうの

結局頓挫したとのことですが、なぜ日本のメディア各紙がやたら必死に反対しなくてはならないのか理解に苦しみますねえ。
だいたい「スシポリス」などと報道された時点でダメです。「これはポリスなどではない」と即座に反論すべきでしょうね。こういうテクは、論理学に言う「説得的定義」に近いものです。名辞というものは、特定の所記(指し示されるもの)を指示する任意の能記(あるものを示す言葉)という関係性をもっていて、その関連性は恣意的であって中立であるとかなんとかよく覚えていませんが、そんな感じのことをヨーロッパのガクシャは言ってたっぽい記憶があるんですが、「説得的定義」というのはあるモノを示す「能記」が、すでにそれを認知する第三者に対してなんらかの意図を生じせしめるように誘導する意味を内包しているものです。説得的定義の効果を知らない人は、恣意的な呼び名をつけられてしまったまま反論もせず、その呼び名をつけた人の意図するところに巷間の通念を誘導されてしまうわけですね。

ネット上の感想としては、おおむね「反対するのはおかしい」というものでしたが、私もそう思います。どうも、ナショナリズムとかそういう方向に結びつけて反対したいようですが、そんなこと言ったらCMMはアメリカのナショナリズムだろうし、ISMSはイギリスのナショナリズムかってんだオウとか言いがかりをつけたくなってきますな。
「和食の定義ができない」とのことですが、そんなの決めちゃえばいいだけのこと。ISOなんかでも、tailoringという考え方をとっていて、対象とする組織なんかの固有の文化によって適宜基準の適用を変更するということになっています。そんなのいくらでもやりようがあるし、また審査にカネとれば認証機関はボロもうけですよ、ISMSにしてもISOにしてもプライバシーマークにしても。どうしてそういうビジネスに結びつけること考えないかなあとか思うところでありますな。
それにしても、この関連記事で目についたのは、世論誘導をしようとしたのか、ムチャな論理展開で素人にバカにされる新聞記者が何人もでたこと。非常に情けないことですが、まあ日本の新聞記事はみんな匿名の「名無しさん」ですから、どうしても便所のラクガキになっちゃうんでしょうかね。

■代理出産とか

なんか高田伸彦さんとこで親子関係が認められなかったとか言ってますが、だいたいの報道で「向井亜紀さん夫婦」と称されているのがプロレスファンとしてはちょっとアレですが、それはさておいて日本の司法というのはつくづくダメですな。こういうのは違憲立法審査権とかなんかそういう感じの提起はできないのかと思っちゃいます。法の論理を押し通せば、以降刑事事件でDNAによる鑑定は意味消失と判断するべきですよね。法で想定してないんだったら差し戻して法改正させるとか(法改正の結果、遺伝子的親子関係は認めないというならそれも法ですが)、なんか方法はあったんじゃないかいと思います。司法とかに対して監査とか入れたいところですな。


写真はこないだ食べた洋食屋のハンバーグ。まあふつうです。

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