iOS5とかって…

昔iPhone 3Gの人が、iOS4を入れると、極端に動作が遅くなりまた不安定になったという話を良く聞いた。

僕自身、新しいOSを入れて動作が極端に遅くなるという経験を２回程した。
最初は、Macintosh LC時代。当時のSystem6から、初めて漢字が使えるようになった、『漢字Talk7（System7に相当）』をいれた時の事です。フロッピーディスク11枚（13枚だったか、15枚だったか…）という驚愕のインストールを経験して、これでMacも日本語が使えるようになると、期待したところ、あまりの動作の遅さに使い物にならないと感じ、またSystem6に戻したという経験があります。
それから、PowerMacintosh時代にもOS8からOS9に入れ替えると、動作がかなり遅くなりました。
漢字Talkほどではないにしろ、それまでの快適さから考えると、我慢出来なくなるぐらいの動作に腹立たしさを感じたものです。
以来、APPLEの新しいOSが出る度に、トラウマが蘇って飛びつけません。

しかし、今回、iPod に思いきってiOS5を入れて見ました。iPodはバックアップもあるので、最悪の場合には、戻せばいいやんという軽い気持ちでインストール。
大量のアプリに大量の音楽ファイルなので、インストール＆アプリ＆ミュージック復元には3～4時間を要しました。これが結構辛いんですよね。
で、iOS5はというと、これが以外と快適に使えます。一部のアプリの動作が遅くなったりはするものの、メニューまわりなどで煩わしさを感じる事は全然ありません。厳密に言うと、やっぱり若干遅くなったと感じるのですが、実際のところ体感するほどの遅さはなく、遅くなると言う思い込みに寄るところが大きいのかもしれません。
意外と快適なiOS5なので、このまま使い続けようと思います。
ちなみに、iPad2では、iOS5を入れたからと言って動作が緩慢になるところは１つも感じられませんでしたから、やっぱりデュアルプロセッサーA5のパワーのすごさでしょうか。