

1月14日(土)。
フクシマの3.11以前〜現在、そしてこれからの私たちの課題について、鳥栖に現在在住の木村雄一さんを遥々八女までお招きして講演会をしていただきました!
はじめ、木村さんに講演会の依頼をした時、笑顔で快く承諾していただきました。
その時は木村さんは冗談を言ったりと、辛い表情や雰囲気なんて感じさせない明るさでした。
どんな講演会になるのかな…?
木村さんの今までの仕事上、人前で話すのは慣れてある様子。
今までに無いくらいのアッサリとした事前打ち合わせで終わりましたが、安心して当日を迎える事が出来ました。
講演会当日…。
たくさんの参加者…。
やはり皆さん、大変関心が高い情報なのだと改めて思いました。
木村さんがお話する、フクシマでの当時の状況、家族の事、友達の事、仕事の事、津波被害の実家の街の生々しい光景…。
私たちの想像を遥かに超える活きた情報が木村さんの口から次々と出てきました。
決してテレビでは伝えない、国が公にしたがらない情報…。
私たちは驚きを超えて呆気に取られたり、怒りを覚えたり、悔しくなったり…。
皆さん、身を乗り出して木村さんの話に聴き入りました。
どこまでここに書いたらいいのか迷いますが…。
・津波から逃げる車は、次から次に人をはねて、そのまま走り逃げていた。
・津波に流された人は、海から助けを求めながら流されていった。
・当初、自分たちに避難を指示するアナウンスは無く、市長が逃げた。
・ストレスなのか放射能の影響なのか原因は確定できないが、上の歯が4本も一度に抜けた。視力も半分になったり、急に物忘れがひどくなった。
・御用学者で有名な山下教授が3月末に講演会で「安全だ」と言ったので、それしか情報源がない人は信じてしまった。
・除染を町内会で行っている、しかし除染しても風風で元に戻る。除染は無理だ。
・宮城県は放射能の測定値を出さない。
・がれきの受け入れはすべきでない。
・何よりも空気と水が大切だと思った。
・目に見えない損失が大きい。
・賠償金は成人8万円、子供は40万円、半額は地元の商品券なので避難してる人は使えない。
・妻子を守りたい。佐賀の人の為ではない。自分の命は自分で守るべき。
・佐藤知事は何もしていない。赤十字の救援金を「要らない」と断った。彼は県民を県外に出したくないだけ。
…本当はもっとたくさん、たくさん、胸に刺さるような事実を話して下さいました。
私は玄海原発1号機が定期検査に入る12月、本当に全てを失う恐怖を感じました。
家族の事(避難先を考えてました)、友達の事、親戚、活動を通じて知り合った人の事、ペット(置いていけない…)、家、大切なこの土地、何気ないいつもの通り道、空気、水、思い出…。
たくさんのモノを手放さなきゃならない事。
仕事しててもフト考えてしまうくらい不安な日々。
あぁ、木村さんみたいに体験してしまった方がたくさんいる。
津波や地震による災害だけならまだしも、原発、放射能による人災…。
原発がなければ、大きく違ったはず…。
木村さんは後半、友達の話をしていて声が詰まってしまった。
私は打ち合わせの時に「思い出すと泣きそうになるなぁ〜」と笑いながらおっしゃってたのを思い出した。
私はハッとした。
「本当は思い出したくない事を、今は私たちの為に言葉にしてくれてる…。どんなに辛い想いを木村さんにさせてしまったんだろう!」
ちょっとした後悔が頭をよぎってしまいました。
あとから木村さんにそれを伝えると、逆にそんな私をフォローするような優しく前向きな言葉をいただきました。
「頑張りましょう、故郷を守りましょう、それが命を守る事につながります。」
今回、私たちはそんな木村さんの話を聴き、「すごい話だった」「聴けて良かった」「原発はやはり要らない」と心に留めるだけでなく、【一人ひとりが行動しなきゃ何も変わらないんだ】ということを教わりました。
盛り上がった質疑応答の中でも、
【私たちを忘れないで欲しい】
という一言が胸に響きました。
マスコミや政府はそんな被災された方々の想いとは逆に「福島第一原発の収束宣言」やら「復興に向け頑張る美しい日本人」やら、やたらと故意的に「過去のこと」にし「美化したもの」にすり替えようとしています。
私たちの立ち向かう壁は高く分厚いけれど、ここを見ているアナタの力があれば絶対に原発の無い世の中は造れると思います!
八女から約70キロの距離に再稼働をしようとしている玄海原発!!
出来る事から行動しましょう!
絶対に原発を許さない!
私はまだ見ぬ自分の大切な子供の為に行動します!
「あなたの一番大切なものは何ですか?」
木村さん、本当にありがとうございました!!
心より感謝申し上げます。
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