風月のつれづれ日記

日常とHP更新ブツと攻略的なもの。

PSPコラム 第二回~!

2008年06月17日 12時30分50秒 | 日記
テレビについて色々調べてみました。
PSPをテレビ出力させるためには今のテレビじゃ無理だからね☆
で、前回と同様にまとめてみました。
コラム風に。
ネットで調べてまとめただけなんで、実際と違うことがあるかもしれません。
またまた、ご容赦ください(ペコリ)。



★PSPコラム★
第二回「もはやPSPコラムと言っていいか分からないけど、PSPをテレビに出力するためには買い替えが必要なんだ! でもD2端子以上がついてるテレビならどれでもいいって訳じゃないだろぉぉ!」

○用語を知って、自分にあったテレビを探す
 現在テレビの主流は液晶とプラズマだ。つまり、今買い換えるのならこのどちらかを選ぶことになる。残念なことにこの2つは一長一短で、全てにおいて優れているというものではないため、何を選択するかは非常に重要だ。
今回はテレビのスペックを決める要素と用語をゲームをするという観点でまとめた。

・画素数(解像度)
 同一の表示サイズで比較する場合、画素数が多いほど細やかで綺麗な表示が可能。
つまり同じ32型でも「フルワイドXGA(1366*768)」より「フルHD(1920*1080)」の方が綺麗。
PS3は、x.v.Colorに対応していると画像が綺麗とのこと。

・映像エンジン
 これが優れているほど遅延がないと言われる。
ゲーマーがテレビを買う際に立ち塞がる最強の敵、かもしれない。

・応答速度
 画面の色が『黒→白→黒』と変化する時にかかる時間速度。
液晶テレビは中間階調から黒または白への移行時間がプラズマに比べて遅い。
メーカー公表の応答速度に人間が感知できないほどの短時間が記載されていても、実際に映像を見ると残像が見られるといった問題が発生する。
 液晶テレビは「倍速液晶・黒挿入・バックライトブリンク」という技術で改善しているが、残像の軽減の代わりに映像エンジンに負担がかかるため、ゲームを接続してプレイした場合に発生する遅延が増大する。
各社テレビによりその差が大きいため店頭で確認する事が大切。

・倍速液晶
 通常のテレビやゲームの出力が秒間60フレームなのを無理矢理120フレームにして残像感を減らそうという技術。増やしたフレームは本来存在しないフレームなのでテレビ側で作成する。同じ倍速液晶でもメーカーが違えば映る映像も変るのが特徴。
 ゲームの場合は、あるにこしたことはない(RPGでも背景がぐるっと動くようなシーンでは残像軽減効果を感じられる)が、遅延のことを考える必要がある。

・遅延
 ゲームなどを接続してプレイした場合に本来のタイミングとずれて表示されるのが遅延。
液晶、プラズマに関わらず必ず1フレーム以上、平均3、4フレーム発生する。
※1フレーム = 1/60秒 = 約17ミリ秒
気になる人は、2~3フレームでも遅れているのが分かるらしい。
各社テレビによりその差が大きいにも関わらず店頭で観てもわからないのが問題。
ネット上は優秀順が三菱>Victor>SONY>=東芝>>>壁>>>SHARPとなっている。

・ゲームモード、スルーモード
 各社が定義したゲームに最適な画面モード。SONY、東芝、三菱などが搭載している。
 最近の液晶テレビは、倍速液晶技術やら色味保管機能などがついていて、画像にさまざまなデジタル処理を施しているため、映像が入力されてから出力されるまでにわずかな「ズレ」が発生する。
基本的にこのモードにより1フレームほど遅延が軽減されるため、(一部の限定条件を除き)搭載している方が遅延に関しては有利の模様。
 遅延フレーム数はメーカーによって様々。どの程度の遅延かはカタログには乗っていないことがあるので、気になる人はメーカーの広報あたりにでも電話して聴く方がよい。

 ・某巨大掲示板のまとめ(液晶)
  ■SONY X5000(W5000も?)
   ゲームモード3フレーム 倍速有り4フレーム
  ■東芝 Z3500
   ゲームモード4フレーム 倍速有り6フレーム
   ただし、遅くなったり早くなったりの変動があるので厄介
   Z2000、C3000は、ゲームモードで2フレーム遅延
  ■Victor LH805
   ゲームモードは無いが倍速有り1080Pで2フレーム
   480P、720P、D4では4フレーム
   EXEは3フレーム遅延
  ■三菱MZ,MXシリーズ(倍速無し)
   1フレーム
   ブロックノイズが出るとの報告あり
   ただし、MZWシリーズは綺麗
  ■Panasonic LX70(倍速は??)
   倍速オフでの遅延は2フレーム
   倍速の精度に関してはVictorに次いで高いとの評判
  ■SHARP
   論外
  ■日立
   論外

 倍速重視で遅延もまずまず→Victor
 遅延重視→三菱
 倍速も遅延もなかなか→Panasonic

・ドットバイドット
 映像信号を拡大しないで出力する機能。フルハイビジョン液晶にPS2の画面を映す場合、通常720×480の画像を1920×1024に拡大して出力する。しかしドットバイドット機能を使うと、720×480サイズで出力される。(それ以上の部分は黒く何も映らない状態となる)当然出力サイズは小さくなってしまうが、拡大しないためドット感や色のにじみなどが無くなるというメリットがある。

・コントラスト
 高ければ高いほど立体感のある映像を表示できる。液晶の弱点でありプラズマの長所。

・視野角
 テレビをきちんと観る事が可能な角度。液晶の弱点でありプラズマの長所。

・焼き付き
 ゲーマーが恐れるプラズマの弱点。
ブラウン管と同じく、同じ画面をずっと表示させているとその画面がディスプレイに残ってしまうというもの(2~3時間程度で焼き付く)。
運がよければ消えて、運が悪いと永遠に消えない。
常にHPゲージの表示があるゲームを長時間やると、普通にテレビを見ようとしてもHPゲージが焼きついて消えないことがあるため要注意。


○まとめ
 ここで書いてきて分かったことは、遅延も残像も気になる人もいれば気にならない人もいる、ということだ。つまり自分次第。好みで買うしかない。
 ただ、店頭で決めようとすると、店内の明るさやテレビの調整度合いによって画面がかなり綺麗になっていたり、色々と冷静に判断できなくなってしまっているかもしれない。
 まったく困ったものだ…。昔はよかった。テレビといったらブラウン管で、選択する幅が少なかった。第一回のメモリーにしろテレビにしろ最近は選択幅が増えすぎだ(そのくせコレが最高! というものがない)。ブラウン管を進化させた、まったく退化のないテレビはないものか……(因みにハイビジョンブラウン管テレビというものも世の中には存在するが、重い、日本で生産終了している――つまりオークションでとんでもないことになっている――というデメリットがある)。と思っていたら、FEDという存在を発見した。
 FED(Field Emission Display:電界放出ディスプレイ)はナノ単位の小さな素子で電子を発生し、表示板に衝突させて発光させるという技術のこと。つまりナノ単位のブラウン管モニタを何万個も並べて作ったフラットディスプレイで、原理的にはブラウン管と同じため遅延もなければ応答速度もブラウン管と同等らしい。
現在FEDはエフ・イー・テクノロジーズ(ソニー関連会社)という会社がこの技術を発表しているが、まだ試作段階で、製品化されるのはまだまだ先。だがこれが本当ならかなり期待してしまう。
 ゲーマーのためにがんばってくれ!

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