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live door vs フジテレビ5-フジ追い込まれた!?

2005-03-17 | 政治・社会
12日、新株予約権発行差し止めの仮処分が出て注目されたのがフジの動き。堀江社長が友好的に・・・と言っているのに対しフジの日枝会長は「メリットがあれば(ライブドアとの事業提携を)拒否することはない」と発言。態度を軟化させました。実際、こうちゃく状態が続くことも予想されるさなかでの歩み寄り。両者とも妥協点を見出して決着をつけようかと言う姿勢になってきたようです。

と、思いきやなんとニッポン放送が超優良子会社ポニーキャニオンの売却を検討していることを発表。ニッポン放送をものけのからにしてしまおうという焦土作戦も辞さない構えを見せました。

さらに15日、フジテレビ本社は新株受け入れと配当を1200円から5000円に上げることを発表。ニッポン放送はとられても本社は渡さないという体制をとった模様です。これだけ配当が高くなれば売る人も少なくなるであろうし株価も上がってlive doorが買いにくい状況ができますから。

フジテレビとしては新株予約権の逆転判決で事を終らせられれば一番だと思っているはずですが、地裁への異議申し立ても却下。しかも、live doorがニッポン放送株の50%取得は時間の問題となればあらゆる状況を想定して手を打つしかないと言った状態でしょう。新株の発行が難しくなった今、残された手は少なくなっているはずです。焦土作戦も裁判に持ち込まれれば不利ですし。

となると、業務提携が現実味を帯びてくることは間違いないです。増配と言う手でフジテレビ本体の買収を避けようとしていますが、堀江社長はフジテレビをも傘下におさめようと動き出すようです。このまま、フジサンケイグループを全てlive doorに握られるような事態は全力で阻止するでしょうし、そこまでの大掛かりな戦いをする前にどこかで妥協点を見つけ、提携にとどめるのが現地点での最大の防御になると思います。

ただ、ここまで来て心配なのはlive doorの資金的体力。暴走させて、live doorの体力が持たなくなるのを待つというのももしかしたらウルトラC級の策かもしれません。
(経過が早すぎて何を言いたいのか良くわからない文章ですが経過の記録として・・・)

フジとライブドア、提携の可能性も 週明けにも協議か (朝日新聞) - goo ニュース
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フジテレビ大幅増配、新株予約権引き受けも決議 (読売新聞) - goo ニュース
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