表現座ブログ

表現で地域を盛り上げたい!~表現座の公式ブログです。

落書き!?

2006年05月10日 02時44分51秒 | Weblog
表現座のわくワークの場所はおもに学校跡を使用してます。

もとは教室なので黒板があります。

これを見ると子供達はお絵かきをしたくてしょうがなくなるようです。

前回の練習はGWでもあり出席者は少なめ。

大人チームで効果音や振り付けを考えている間に子供達に好きなだけ落書きさせてみました。落書きだって表現です。伸び伸びと何かすることが大事だと思います。

子供はダメといわれることをやりたくなるようです。存分にやりなさいと言うとすぐに飽きてしまいました。

そこで、今回演じる作品の中の情景や出演者の役柄などを時間制限をつくって、イメージして書くというテーマを持たせたところ。。。

すごい!!味のある絵が続々と書かれました。せっかくだからこの素晴らしい作品でチラシ、ポスターをつくろうと思います。

ひょうたんからコマな展開でしたがこれもありかなと思いました。
あいかわらず人の話は聞かないし、すぐ走り回りますが才能あふれる役者です。

実際に素晴らしかったんですが、もう褒めて褒めまくってあげました。長所を伸ばすこと。相手を認めてあげることで子供達の潜在能力が伸びてくれればと思います。

そして!ようやく振り付けの原型ができました。まだまだ改良するところ多いですが形がみえた気がしました。

正直、専門の方とかに依頼しようと思いましたが、手作り感を大事にしたいという思いも強くギリギリまで悩みました。でもこれでよかった。ここまでできるんだということを伝えるために最初だけはできるだけ頼らないでいきたいのです。

ワーク中に気持ち悪くなり吐いてしまった子がいたんですが、10分もすると走り回ってるしそれをネタにして笑いが絶えないワークでした。

回数を重ねていくうちに表現座ワークの方向が見えてきたような気がします。
とにかくアナログに楽しく遊ぶ!そして表現を学び伝えていくことではないかと。

当初より人数が少し減りましたが、信念を持って継続していけば地域の理解の深まり団員も増えるのではないかと期待している。

とにかく、何もないところからのスタートだったが走り出してよかったと思う。
模索しながらも前進している実感がある。


少しづつの成長と辛抱と

2006年05月01日 08時36分17秒 | Weblog
本当に少しづつだけど、セリフを上手に言える子が出てきた。

ほぼ暗記している子も2名。

リアクションもなかなかいい。

子供達って本当にすごい。

ただ、、、表現座は無理にしかりつけて強制的にやらせないためまとまりがないのが難点。

学校跡でのびのび走り回ることができるというのが、普段学校で押さえつけている心を解放しているのかもしれません。

セリフあわせをしているのにいきなり走り出して黒板に落書きを始めたりします。

時間を5分でもオーバーするとやる気をなくす子もいるし。この時間を守ることは大事だと思います。与えられた時間内で今後はきっちりとやりたいと思います。子供の頃、学校の先生が無理に授業を5分延ばしてしまうようなものかもしれないので。
子供達が時間延長してでもやりたいと思わせない時点で負けかなと思います。


とまあいろいろありなすが、辛抱して子供との信頼感を築きあげなくてはならないと思います。

子供達はまだ作品をつくるという意識が薄い。お芝居とはこういうものだというのを見せてあげたいとも思う。

大きなきれいな設備の整った舞台で一度経験してからこの学校跡という舞台になればまた意識が違ったものになったかもしれない。

子供達が大きくなったとき、この経験がよかったと思えるようなものにしていきたい。そして今後継続して表現の芽をどんどん発掘し育てていくためには今が踏ん張りどころだろう。