自分の手法はGMMA+αのEMAの並び順と開き具合からトレンドの発生、強さ、強まり・弱まりなどを判断し、トレンド継続中の押し目・戻りからの復帰でエントリーするというものです。
押し目・戻りからの復帰の判断は、
1.逆行時のトレンドラインが引け、それをトレンド方向にブレイクする
2.EMA20の傾きがトレンド方向である
(このときEMAの並び順は乱れず、間隔も極端に狭まらない)
3.ローソクがEMA20の内側にもぐり、再び外側に出る
などで行います。
つまり、EMAというインジケーター1種類ですがたくさんの本数を使っています。
この手法を毎日使ってみて感じたのが、
1.移動平均は遅行インジケーターなので反応が遅れる
2.特にトレンド転換後にEMAの並び順がそろうのが大きく遅れる
3.一方でトレンドがしっかりしているのであれば転換後の早い段階の方が安定していて安心して入れる
ということです。
つまり、トレンド転換が起こった場合においしい時期をみすみす逃してしまう恐れがあるということです。
実際、それまでと逆向きのトレンドが始まってそれが大きく動くという場面では、初期の段階ではエントリーできず、途中で1~2回入るものの、トレンドが進んでから入るので動きが怪しかったり深めに逆行したりして損切りになるケースがありました。
また、ある程度トレンドが進んでしまうとそろそろトレンドが終わるのではないかと疑心暗鬼になり入れなくなることもありました。
そこで、エントリーのタイミングを計るにはEMA20という短めのEMAを使うとしても、トレンドの判断はインジケーターではなくダウのトレンド判断を使ってみようと思っています。
いままでもエントリー直前の値動きの高値安値を見てエントリー方向のトレンドであることを確認していましたが、それはEMAの並びなどほかの条件が揃ってからの最終確認のうちでした。
今後は、一つのトレンドの終わり、次のトレンドへの転換、新しいトレンドの継続をダウで判断することにします。
つまり、
1.高値安値の更新が起きなくなる → トレンドの衰退を疑う
2.高値安値の両方が逆向きに更新される → 新しいトレンドの可能性
3.高値安値の更新の深さ・波形などで新しいトレンドの強さを判断する
4.EMA20タッチからの復帰でエントリー(EMA20はトレンド方向の傾き)
5.利確と損切りは従来どおり
という手順になります。
上位足がしっかりした方向性を示している場合には1分足も長く・大きくトレンドを出すことがありますが、上位足がレンジなどで方向感がない場合には1分足は上昇と下降を繰り返す場面が良くあります。このようなときに1分足のトレンド転換をとらえてエントリーできれば利益を上げやすくなるのではないかと皮算用をしている次第です。
しばらくは試験期間とするので、ブログに記録を残すかどうかは個別に判断することにします。