Berryzフラッシュを浴び気を失った怪人は、普通の女性の姿になっていた。
と、あることに気が付いたグリーン友理奈が興奮し、やたらとレッド茉麻の肩を叩く。
「痛いよ。どうしたの、グリーン」
「こ、これ……この人」
はたけ司令の命令のもと、東武・東京メトロ・大江戸線と乗り継ぎ再び司令本部へと戻ってきたBerryzメンバー……と、茉麻におんぶされ気を失った状態の、元モンスター一人。
〔元モンスター、現普通の女性〕に、よっすぃ~と梨華が駆け寄り、涙目で一言。
「おかえり、こんこん」
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エンディングテーマ「夢を一粒」
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ここは、東京都外神田4-8。
昨年建てられた通称「UFOビル」の最上階先端には、UFO型のオブジェがあった。
よく見ると、〔食品倉庫の戦い〕でアルタカ星人が乗って逃げていったUFOに似ている。ていうか同じものだ。
しかしUFO型オブジェの直径は1メートルに満たない。
そのオブジェの内部は……
大部屋にはBerryz仮面にやられた傷の治療をするアルタカ戦闘員。
(実際のアルタカ星人の身長は人間の親指程度。
しかしその科学力で体を変形、大きくすることができたのだ。
今は元の大きさに戻っている)
隣の個室には、椅子に座り頬杖をつく女王イマミコの姿があった。
添えられたモニターに突然、小太りの中年男のシルエットが映し出される。
どこか他の場所と繋がっているらしい。
小太り男、女王と通信で会話を始める。
神妙な表情で立ち上がるイマミコ。
「女王」
「はっ」
「現れたでしょう、私の予言通り」
「はっ」
「次もよろしくたのみますよ」
「はっ」
「結果を期待しています」
「ははっ」
音声が途絶え、溜息をつく女王イマミコ。
「……まだ通信切ってませんよ。油断してましたね」
「す、すみません」
「次はあなたたちの得意な、変形を使ってで勝負したらどうですか」
「変形、ですか」
「そうです」
「わかりました……」
小太り男の高笑いとともに、フェードアウト。
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次回予告。
「清水佐紀です。ついに私達、変身しちゃいました。わー。
次回は、大変なことに巻き込まれちゃうみたいです。
でもその重大さに気が付くのは、だいぶ後のことなんですけどね。
ということで、次回『重大事件!? 危うしBerryz仮面』
お楽しみに~!」
(第2話・終わり)
と、あることに気が付いたグリーン友理奈が興奮し、やたらとレッド茉麻の肩を叩く。
「痛いよ。どうしたの、グリーン」
「こ、これ……この人」
はたけ司令の命令のもと、東武・東京メトロ・大江戸線と乗り継ぎ再び司令本部へと戻ってきたBerryzメンバー……と、茉麻におんぶされ気を失った状態の、元モンスター一人。
〔元モンスター、現普通の女性〕に、よっすぃ~と梨華が駆け寄り、涙目で一言。
「おかえり、こんこん」
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エンディングテーマ「夢を一粒」
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ここは、東京都外神田4-8。
昨年建てられた通称「UFOビル」の最上階先端には、UFO型のオブジェがあった。
よく見ると、〔食品倉庫の戦い〕でアルタカ星人が乗って逃げていったUFOに似ている。ていうか同じものだ。
しかしUFO型オブジェの直径は1メートルに満たない。
そのオブジェの内部は……
大部屋にはBerryz仮面にやられた傷の治療をするアルタカ戦闘員。
(実際のアルタカ星人の身長は人間の親指程度。
しかしその科学力で体を変形、大きくすることができたのだ。
今は元の大きさに戻っている)
隣の個室には、椅子に座り頬杖をつく女王イマミコの姿があった。
添えられたモニターに突然、小太りの中年男のシルエットが映し出される。
どこか他の場所と繋がっているらしい。
小太り男、女王と通信で会話を始める。
神妙な表情で立ち上がるイマミコ。
「女王」
「はっ」
「現れたでしょう、私の予言通り」
「はっ」
「次もよろしくたのみますよ」
「はっ」
「結果を期待しています」
「ははっ」
音声が途絶え、溜息をつく女王イマミコ。
「……まだ通信切ってませんよ。油断してましたね」
「す、すみません」
「次はあなたたちの得意な、変形を使ってで勝負したらどうですか」
「変形、ですか」
「そうです」
「わかりました……」
小太り男の高笑いとともに、フェードアウト。
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次回予告。
「清水佐紀です。ついに私達、変身しちゃいました。わー。
次回は、大変なことに巻き込まれちゃうみたいです。
でもその重大さに気が付くのは、だいぶ後のことなんですけどね。
ということで、次回『重大事件!? 危うしBerryz仮面』
お楽しみに~!」
(第2話・終わり)