伝説のディヴァイン

【I Am Divine 】

【2013年】　アメリカ

東京国際L&G映画祭とうとう7本目『伝説のディヴァイン　I Am Divine』です。


監督はジェフリー・シュワルツ
昨年の『VITO/ヴィト』や、ジャック・ラングラーのドキュメンタリー『WRANGLER; ANATOMY OF AN ICON』なども監督。


　　

　　　　　　　　　　　　≪こんなお話≫



ボルティモアで太めのいじめられっ子として育ったハリス・グレン・ミルステッドは、いかにしてドラァグクイーンのディヴァインへと変貌を遂げたのか？　『ピンク・フラミンゴ』の強烈なイメージで一躍脚光を浴び、以降『ヘアスプレー』までジョン・ウォーターズ監督のミューズとして名を馳せたディヴァイン。メイクの下に隠れた彼の素顔に肉迫する。



ディヴァインことハリス・グレン・ミルステッドはこの人
　
いちどぐらいは見かけたことがあるんじゃないかな？？？



ディヴァインは15.16才の高校時代に故郷のボルチモアでジョン・ウォーターズに出会っている。

高校卒業後美容学校に行ったディヴァインはとても腕がよかったと、元カノが言っていた。


その後彼らは『ドリームランダーズ』というグループで活動するようになる。


ボルチモア出身のミンク・ストールもその中のひとり



そしてディヴァインは『ピンクフラミンゴ(1972年)』で
“ラストで、ディヴァインが実際に犬の糞を食べるというシーンが衝撃を与えた。”で有名に！！

このドラァグ・クイーン姿があまりにも強烈な印象を残すので、
ドキュメンタリーの内容がうろ覚え

ディヴァインは音楽活動を始める。


そして、『ポリエステル(1981年)』でタブ・ハンターと共演した。
彼とは『lust in the dust(1985年)』でも再び共演。




タブ・ハンターは2005年に出版した自伝でカミングアウト。
それはベストセラーになった
アンソニー・パーキンスと恋人同士だったらしい。

実はこの『Tab Hunter Confidential 』がジェフリー・シュワルツ監督の次回作
今のパートナーalan glaserとはもう30年になるんだって。




その後ディヴァインはドラァグ・クイーン姿ではなく、演技派の女優を目指した。
1988年の『ヘアスプレー』は今までの毒々しかったディヴァインではなく、普通の？？母親役で、彼の転機となる作品だったのだ。

けれど彼は亡くなってしまった。



亡くなる前に疎遠になっていた両親と会えるようになっていたことがせめてもの……