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たそがれつれづれ季の右京。

ほんとうはいちにちのすべてをかきたいのだけど、それはやっぱりちょっとはずかしいのだなぁ。書くのもめんどいし。

音楽機材のはなし。

2014-04-27 20:47:05 | きかい。
おはようございます。


最近また自分のバンド用機材の変更を考えていて
今日色々と調べていた。
結論出ずなのだが、忘備録としてここに記録しておく。


・iPadをエフェクターとして利用する方法
 今ライン入出力のものとしてはiRig stompがあるのだが、対応のアプリはAmplitudeなどアンプシミュレーター系のものしか出ておらず、iPadの操作性を活かした使い方はしにくいようだ。しかしaudiobusという複数の音楽系アプリを結合するアプリがあり、Amplitudeなどもそれに対応しているので、audiobusでリアルタイムエフェクトが可能なアプリを経由させることで希望に即した使い方が出来る可能性はある。しかし、iPrig stompを用いるにはAmplitudeから入力してまたAmplitudeに戻す必要があり、その方法がaudiobusで行えるかはまだ不明である。要調査
 あるいは単純にiPad内に音源を仕込んでおき、それを再生する方法である。この場合は上記の方法より幾分も簡単である。サンプラー、シーケンサー、シンセサイザーとしての使い方のみになってしまうが。そう言えば一昔はiPhone用のボコーダーアプリがよく出ていたが、あのあたりはどうなったのだろうか。ボコーダーを上記audiobusで経由させて出力できるのならかなり複雑な音色も出せそうだ。しかし、その場合はわざわざiPadではなく、iPhoneでいい気もするが。

・mini-KPとKaoss pad mini 2
 上に書いたようなことをつらつら考えていると、そんなことよりkaoss padを沢山買った方が速い気もしてきた。なんとなくmini-kpをずっと使っているが、新しいkaoss pad miniとの比較を考えていなかった気がして、ちょっと見てみた(新しくなってもう数年経つのに...)
なんとなく形が安っぽくてちゃんと見ていなかったが、実は新しい機能が沢山増えていた。まず、マイク内蔵、mini-SDスロット装備とmp3再生機能だ。この2点は単純に入力ソースが増えているので、使い方に非常に幅が出てくるだろう。またマイク内蔵に伴いエフェクトにボコーダーが追加されている。他にもスピーカーも追加されたのでスタンドアロンでの使用も可能だ。液晶ディスプレイが追加されたのも操作性の向上につながるだろう。
 しかし、非常に致命的な点はラインアウトがなくなり、ヘッドホンアウトのみになったことだ。上記のように機能が大きく追加されたことを考えると、よりガジェットとしての使い方に特化させ、kaoss padとの差別化を図ったと言えるだろう。しかしラインアウトが無いのは非常に使用がためらわれる所ではある。


 ちょっと調べないうちに色々な製品が出ていて、また色々と情報を集めていかなければならないなぁ。




佐村河内守の作曲問題について取りあえず考えてみる

2014-02-05 20:56:05 | オンガクの話。
とりあえずまずはあけましておめでとうございます。
すごく放置してます。
その辺の話はまた今度...



今日題材のニュースが大きく報じられていた。
佐村河内守にゴーストライターがいたという問題だ。
例えば毎日新聞は下記。
http://mainichi.jp/select/news/20140205k0000e040211000c.html

ささっと見たところ、報道側は戸惑いとなんとか自己弁護しようとする方向、
2ちゃんねるとかだと取りあえず手放しに賛美した報道側への批判と嘲笑といったところで
この問題に関して世論はまだ全然出そろってない様子。
まぁ詳細や経緯もまだまだわからないのだから無理もない話ではあるが。
とりあえず久しくなかったような大きなゴシップ(と言っていいと思うのだが)だけに
各界様々な意見が出そうであるが、場を借りて私見をこっそり書いてみようと思う。

記事を見たときの初めての感情としては、はなはだ不謹慎ではあるが非常にワクワクした。
どういう形ではあれ、彼は音楽界に一石を投じて波紋を呼んだことになる。
これから各界どのような立場でどのような意見を出すか非常に楽しみになったし、
正直今も楽しみでしかたない。

状況として彼のCDが18万枚だとか異例のセールスを記録したことは良しとして
名だたる著名人が彼の境遇のみならず彼の才能を手放しで褒め称えたところが重要である。
芸術は結果としての産物である。
善人であろうが殺人鬼であろうが素人であろうが
結果生み出されたものに価値があればそれは芸術なのである。
しかも『交響曲第一番』
『ヒロシマ』という副題はついているが、しかし絶対音楽かのような体をしている作品である。
テーマを重要視する「標題音楽」に対して、「絶対音楽」が音楽そのものを重要視すること、
そしてこれらのことは音楽の教科書にも載っていそうなくらい基礎的なことである。
つまりは各界著名人はこの概念を念頭に置いた上で、彼の目をひく生い立ちから目を背けて、
彼の作品自体を切り出して評価したはずである。
そしてその作品の美しさはその作品が作り出された経緯とは完全に無関係であるはずである。
であるのであれば、その優れた作品が誰の手でどのように作られたのかは大きな問題ではないはずであり、
作品のクレジットと作品使用料の行き先が変わるくらいのものである。

しかし、世の中の多くのお茶の間の人々はそれを許さないだろう。
お茶の間の人々が許さないのであれば多くの報道陣もその見解を望まないだろう。
しかしこのゴーストライターの発表を受けて評価を覆すことは、
自分が作品の芸術性ではなくて彼の境遇に同情して作品を評価していたことになる。
ここで各々の著名人は選択を迫られる。
自分がどうあるべきかを自問する羽目になる。
智に働いて角が立つ人間や情に棹さして流される人間や意地を通す人間など様々でるはずである。
そしてそれぞれの人間は自分の選択と立場を守るために強固に自説を主張し、
あまつさえ他説を批判するはずである。

そのような有象無象の舞台裏とは関係のない我々一般的な市民にとっては
このことは「音楽」という偶像的に信仰されている宗教に対して
再び考える機会となる。
いや、一般的な人間は考える必要はなく、眼前の紛糾をただ眺めればいい。
再考するのはそれを一生の信仰対象と決めた健気な音楽家たちである。

芸術は信仰である。
しかし感動だけではお腹はふくれぬ。
先立つものを稼がねばならぬ。
しかし賃金の対価とすればそれは商売である。
軒先三軒道行く人にこびを売らねばならぬ。
元締めには報告せねばならぬ。
露天に並べて日光を受け色あせていくその物質は
商品か?芸術か?
芸術は商品なのか、商品は芸術なのか?

とりあえずこれから出るだろう様々な意見を想像して乞うご期待しているところである。



そして下記蛇足および補足。
著名人の言い訳よりも気になる所は佐村河内守の心境の経緯である。
耳も聞こえず、曲も作れず、
しかしなぜに「作曲家」で居続けようとしたのか。
実際1960年代以降、「現代音楽」という大義名分を掲げれば
どのようなものであっても音楽になれてしまう時代である。
多少なりとも音感があれば
ロマン主義的な、伝統的な記譜法管弦楽法にのっとった作品を作るのでなければ
わざわざゴーストライターなんて使わなくても歴史に名を残すのは十二分に可能である。
またゴーストライターの人物もそこまでしてなぜに彼に尽くしたのか、
2人の音楽家の苦悩と決意があったはずである。
この辺りの経緯も気になる所である。

またこの出来事の背景には、
近年分かりやすい「アイドル」を安易に求めすぎたクラシック音楽界の現状も影響している。
いや、依然として人知れずとしても本質を追究せんとするクラシック音楽界もあるので
正確には「レコード会社のクラシック音楽部門」とするのが良いのだろうが、
しかし売れるのは良いことなので、幾分かクラシックの世界にもその影響は波及している感はある。
本質を理解するのは時間がかかる。
娯楽の選択肢も少なく時間がゆったりと流れていた過去の世界では良かったが
正直現代ではクラシックの音楽を理解するには世界は忙しくなりすぎたように思う。
クラシック音楽は闇雲にそのあり方を変えることは出来ないが
世間の人々はもっと分かりやすく感動できる方法を求める。
その利害の一致が昨今のアイドル演奏家ブームにあったように思う。
(いや、詳しく知らないだけでリストとかパガニーニも結局そうだったのかもしれないが)
二枚目であったり幼少であったりハンディキャップがあったりする人物は
いやがおうにもその人物の演奏に付加価値を与えてしまう。
すると人々は安心して作品を買うことが出来る。
作品は安定して売れてしまう。
音楽配給者は疑問を抱きながらも結局そのような人物を捜すことに時間を使うようになってしまう。


音楽業界批判ではありません、一応念のため。
反芸術論者ではなく汎芸術論者を標榜しているつもりなので。
嫌な気分になったら申し訳ありません。
しかし、こういうことを機に色んなことを考えて
色んなことを言う人が出てくればいいなと思います。



Portico Quartet

2013-07-29 10:29:00 | オンガクの話。



かっこいい!!

Portico quartetはロンドン出身の4人組。2007年デビュー。
2012年現在3枚のアルバムを発表。
メンバーはサックス、ドラム、ベース、そしてハングという楽器を演奏している。
このハングという楽器がガムランのようなスチールパンのような感じだが、
2000年代にスイスのメーカーが開発した楽器のようだ。
この楽器のサウンドが非常にエスニックな雰囲気を生んでいる。
wikipedia(英)



これはデビューアルバムのタイトル曲のようですね。
先ほどの曲より幾分タイトで、サックスのメロディアスな旋律が魅力的ですね。

日記、これは日記 this is a just diary.

2013-07-24 11:30:29 | よしなしごと。
日々の有象無象を霧散させるためにも、何かに綴るというのはやっぱり大事だ
it it important for us to write down something so that we can resolve any kind of feeling in daily life.

しかしfacebookやmixiとかは友人に気を使う
but on "facebook" or "mixi," i am anxious about my friend's feeling when they read my articles.

やっぱりブログが一番責任なくて楽な気がしますね
so i feel like that writing on weblog is more easygoing.


英語の練習もかねて
with english training.

Ewan Dobson

2013-07-10 15:12:06 | オンガクの話。
ご無沙汰してます。
近況はfacebookやtwitterで書くようになったので
とんと更新する癖がなくなってしまいました。
しかし、最近またたまに音楽関係の調べ物をしたりしているのですが
facebookなどに書くとどうにも反応薄そうなので
適当にこっちに書くことにします。



今日はつらつらBGM用にソロギターを聞いていて
Ewan Dobsonというミュージシャンに辿り着いて色々聞いてました。



アコギでディレイかけながらシーケンシャルなフレーズを弾いていてカッコいいのですが、どうにも三度笠が気になります。リンクをたどっていると

...と、こんな動画も。日本通なんでしょうか。
それにしても一部から痛烈な批判が出そうな背景ですね...


しかし上記の動画もタイトルに違わずクラシカルな雰囲気をもつ良曲で、十分な実力を持った演奏家であることが
はわかります。

wikipediaによると
1981年生まれのカナダ人フィンガースタイルギタリストでCandyrat Records所属。
卓越したテクニックと同時にゲーム音楽の影響を受けていることでも有名であり、他にクラシック、ブルーグラス、フォーク、テクノ、ヘビーメタル、トランスからの影響が見られる。
クラシックギタリストとしてはカナダのBurlington Rotary Fall Music Festivalやthe Pickering Rotary Music Festivalなどで優勝しており、フィンガースタイル・ギタリストとしても2009年のthe 5th Annual Canadian Fingerstyle Guitar Competitionで第一位を獲得するなど受賞多数。
また12歳のときにADHD、強迫性障害および軽度のトゥレット障害と診断される。
16歳の時に初めての自費制作アルバムを発表し、2013年現在までにCandyrat Recordsより4枚のアルバムと4枚の自主制作アルバムを発表している。

(以上英語版ウィキペディアhttp://en.wikipedia.org/wiki/Ewan_Dobsonより)


けっこう齢かと思ったらまだ若いんですね...
しかも若い頃から苦労しているみたいです。
しかしyoutubeにアップされている動画を見ても卓越したテクニックと幅広い音楽性が分かります。
上記の動画でもトランスの影響が見えますね。
下記の動画などでもテレビゲームらしいサウンドが聴けます。



...だから背景が目に痛ぇよ!!
音楽カッコいいのに...

Candyrat RecordsのサイトでCDだけでなくタブ譜も手に入れられるみたいですね。
また来年はヨーロッパツアーに出るなど精力的に活動してるようです。
最後にみんな大好きなテレビゲームの名曲のカバーを載せておきます。
来日してくれるといいですね。



Candyrat Records公式サイトhttp://www.candyrat.com/
Ewan Dobson公式サイトhttp://ewandobson.com/