「名機」が販売禁止に 4月に迫る「電気用品安全法」

 「売れるものがなくなってしまう」――中古専門のある電子楽器店は頭を抱える。同店の主力商品は、中古アンプやシンセサイザーなど“ビンテージ物”の機器。それらが4月1日から原則、販売できなくなる。

 2001年4月に施行された「電気用品安全法」という法律が、この4月から本格施行となるためだ。同法は電化製品に安全確認済みマーク「PSEマーク」を付けて製造・販売するよう義務づけるもので、2001年以降に製造・販売された電化製品の多くに、同マークが付いている。 (ITmediaニュース) - 2月14日11時42分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000029-zdn_n-sci

PSEマークがついた家電しか販売出来なくなると言う話。
正直言って、私は全く知りませんでした。先日、リサイクルショップに行って、
このマークがついていない商品は買い取り出来なくなる。というチラシで初めて
知ったところです。まさか、中古品まで販売出来なくなるなんて。。。

経済産業省のホームページによると、今回、販売終了になるのは、
冷蔵庫、電気洗濯機、テレビ、電子楽器、音響機器、ゲーム機器、エアコンなど。

経済産業省 経過措置の 終了に伴う電気用品の取扱いに関して
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/keikasochi/keikasochi_q&a.htm#Q4

PSEマークは平成13年4月1日から施行されたので、製造から5年以上経った物は
販売できなくなる。うちの場合、テレビは11年、冷蔵庫は8年、洗濯機は6年使って
いる。どれも、一度も故障はなく、現役。これらは、今後、リサイクルショップ等で
売れなくなってしまう。

新商品の販売を規制するのは問題ないと思うが、中古品まで販売禁止にする必要が
あるのか?安全を重視するのは当然だけど、問題のある機器は個別にリコール、
回収すれば良い。家電品の平均使用期間は延びてきており、冷蔵庫で12年、エアコン
だと13年だとか。まだまだ使用できるのに不要になった場合、これらの機器は中古も
販売できず、分解され、家電リサイクル法に基づきリサイクルされることになる。
リサイクルよりも再利用を促進するべきだと思うが。。。

今更ながら、国の政策というのはメーカー等の業界向きになっている。
今回の問題は、再利用するよりも新商品を購入させよう。ということか?
ゴミ処理や環境の問題に関心が高まっている中、どうにもおかしいと思う。
法律が施行された時より、確実にリサイクルショップ等の中古市場は大きくなっている。
運用見直しが必要では?


アンティーク家電も販売禁止に?
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2/14更新 旧暦では1月17日です。
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