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本 太陽電池のしくみがわかる実験と工作・事典―自分で作るソーラーシステム
太陽電池のしくみがわかる実験と工作・事典―自分で作るソーラーシステム (技術チャレンジ)小林 義行誠文堂新光社 2008-02by G-Tools |
本の紹介です。
太陽電池の工作の本は何冊かありますが、その中ではちょっと変わった本です。
なんと言っても一般的な「太陽電池」を使った工作は1点のみ。
では、何があるのか。というと、スペクトルを作る分光器、太陽熱利用の
ソーラー風車、スターリングエンジンにヘリオット。それに太陽追尾のソーラー
システム。なかなか面白いラインナップです。
工作、実験はもちろんなのですが、この本は解説がとても詳しく、面白い。
私が一番気になっているのが、太陽熱の利用。
ソーラー熱発電はアメリカなどで大規模なシステムが建築されています。
太陽電池のように高価な原材料、高度な製造行程が必要なく、簡単な仕組み。
ただ、難点は広大な土地が必要。ということでしょうか。
工作では作り方もとても詳しく書かれています。
どれも簡単にできそうで、材料も入手しやすいものばかり。
(唯一、ガラスの注射器はどこで手にはいるんでしょう?)
子どもにも出来そうですが、大人の方がやっても面白そう。
太陽追尾のソーラーパネルは実用になるかも?
太陽電池だけではなく、太陽のエネルギー(熱や光など)を知ることができる
良い本だと思います。工作をしない方にもお勧めします。
関連ページ
ソーラータワー発電
http://www.spaceref.co.jp/news/5Fri/2005_02_25tec2.html
太陽熱利用
http://www.repa-npo.com/index0-5.html
カリフォルニア トラフ式集光発電
http://en.wikipedia.org/wiki/Solar_Energy_Generating_Systems
http://www.fplenergy.com/portfolio/contents/segs_viii.shtml
2008/9/25 更新
彼岸花が咲いていました。
最近、本気で環境に関する仕事に就きたいと考えています。
風力発電関連、自然再生、都市計画などなど。
どこか雇ってくれるところはないでしょうか?
その前に勉強しなければ。。。
興味があること、勉強したいことも山ほどあります。
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