新車販売が3年連続減 07年 登録車は35年ぶりの低水準

1月8日8時28分配信 フジサンケイ ビジネスアイ


 日本自動車販売協会連合会(自販連)が7日発表した2007年の軽自動車を除く登録車の新車販売台数は、前年比7・6%減の343万3829台と、4年連続で前年を割り込み、1972年(340万台)以来35年ぶりの低水準に落ち込んだ。全国軽自動車協会連合会が発表した軽自動車も5・1%減の191万9816台で4年ぶりの前年割れ。登録車と軽の合計では6・7%減と3年連続のマイナスとなり、若者の「クルマ離れ」や少子高齢化による国内市場の低迷ぶりが改めて浮き彫りとなった。

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000002-fsi-bus_all


あっという間に慌ただしい師走、お正月も過ぎてしまいました。
皆様、体調などいかがでしょうか?
今年初めての更新です。
2007年の新車販売台数は3年連続のマイナスになったとのこと。
記事では、景気が良くないこと、ガソリンが高騰していることなどを
原因としてあげているが、それだけではないと思う。

車を持っていることがステイタス。新車に乗るのが格好いい。と
されていた時代。もちろん、今でも車好きの人はいるが、3年毎に
新車に買い換える。という人はあまり見かけなくなった。
平均使用年数は伸びており、一台の車を長く乗る人が増えている。
ということか。車が趣味、嗜好品としてではなく、実用品になっている
と思う。

最近は温暖化の報道も多くなり、車を出来るだけ使わない生活が
注目されている。
富山の路面電車・ライトレールを使ったコンパクトなまちづくり。
今、環境都市として一番の人気(?)がドイツのフライブルク。
旧市街地は車の通行を禁止。市電(路面電車)を整備した。

今の日本では、まだ自動車の保有台数は増え続けている。
しかしできることなら車を使わない生活をしたい。と思う人も
増えているように思う。
私の住む地域では、公共交通機関がほぼ無いに等しく(バスは
1時間に一本程度)しかも、商店、駅、行政機関は点在し車は
必需品。細い道にも車が入り込み、子供が外で安心して遊べる
環境ではない。細い道までアスファルトで舗装され、土や木・
植物はあまりない。歩いている人もあまり見かけない。
都会ではなく、地方都市の現実である。

1台の自動車を長く使うこと。車を使わない生活をすることは環境を
考えると間違いなく良いことだと思う。
温暖化だけではなく、交通事故、排ガス、道路整備による環境破壊。
車は環境に大きな負荷をかけてきた。
今はどういう生活をしたいかというライフスタイルの変換期に来ている
と思う。利便性だけを求める時代は終わりつつある。


参考
財団法人 自動車検査登録情報協会 
>http://www.airia.or.jp/number/index2.html
自動車保有動向 
>http://www.airia.or.jp/number/pdf/03_1.pdf
平均使用年数
>http://www.airia.or.jp/number/pdf/03_32.pdf

富山市 コンパクトなまちづくり
>http://www7.city.toyama.toyama.jp/pr/mag/070105/pages/sinnen.html
>http://www.city.toyama.toyama.jp/division/kikakukanri/kikakutyousei/buckup0405/comp/comtop.htm
環境首都フライブルク
http://www.german-consulate.or.jp/jp/umwelt/alltagsleben/freiburg.html

クロワッサン 2008年 1/10号 [雑誌]
環境の特集。フライブルクの記事。
B00117DO7M


2008/1/12 更新 旧暦では12月5日です。
暖かい日が続いています。暖房はまだこたつのみです。
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