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2010.10.29生理心理学6「生物リズム」

2010-10-30 16:36:07 | Weblog
2010.10.29開講の生理心理学でつかった資料です。

生物リズムにもいろいろあります。

ウルトラディアン、サーカディアン、そしてインフラディアン。

憂鬱になるのは秋口、今頃の季節ですよね。

季節による気分の変動なども、宇宙を生体内に取り込んだ生物時計の仕業かもしれません。

朝夕の気分の変化や、月に一度気分が変調することも関係していそうですね。

およそ一日のリズムについては、生理心理学の分野ではたくさんの研究がなされました。

先週話したレム睡眠は90分周期。

朝起きて晩に寝るといった規則正しい生活習慣は、身体の体温のリズムをも変えてくれます。

朝型の人、夜型の人っていますよね。

で、いい忘れたのですが、日本で朝型の人がジェット機でアメリカに旅をすると少し体調が狂います。

いわゆる時差ぼけ。

ジェットラグといいます。

日本での生活リズムのままジェット機でアメリカに行ってしまって発生するのでこういいます。

身体は日本で夜のつもりなのに、あちらでは同じ日の朝。

ね、たいへんでしょ。

こうしたジェットラグを防ぐには1週間くらい前から、現地のリズムに生活習慣を変えていくことが必要。

飛行機のパイロットやスチュワーデスさんばかりか、交代制勤務の仕事をしている看護師や警察官、ガードマン、管制官なども生体リズムの調整がたいへんです。

さ、あなたたち大学生もいずれ社会人。今から生活習慣を整え、どのような外的環境でも生物リズムによる障害を発生させないような工夫を考え始めましょう。

2010/10/30記


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