福島原発3号機プール,未だに97%の場所が画像隠蔽(公開は3%のみ。燃料取出しもその3%から)⇒燃料(毒)一部飛散済隠蔽

福島原発3号機プール:燃料取出しで見せた場所以外(大半)は画像さえ完璧隠蔽→何割か飛散した可能性大→毒吸わせてる最中

3号機プール内燃料飛散済,覆い隠し続ける為に,瓦礫撤去わざと遅らせ続ける手口,許すな。目視可な本数公表要

2015年10月18日 | 日記
■東電テレビ会議録画 : 2012/10/5公開分 : 本37-6の0:33~
3号機爆発:ただの水素爆発だったことにするよう口裏を合わせている場面 → youtube ニコニコ
 オリジナル → 《東電サイト内の写真・動画集頁》 内の「本37-6」0:33~。 転載 → youtube
東電は何の調査もせずに,現場に居ない保安院がTVで言ったあてずっぽうに合わせた。
もし,そのあてずっぽうが外れててプール内燃料の何割かが大気中に飛散していた(その可能性大。理由は後述)場合,このままにしておくと,200km圏内の数百万人が10年後に肺癌を発症することになる (要移住)。燃料飛散済か否か測定では白黒付かない(とびとびに堆積してる上,測定器は数cm以内に近づけないと反応してくれないから)。白黒付けるには,プール内に使用済燃料が全部残ってるか否か見る以外に方法がないのに,未だに見せてくれない。プール内を覆い隠す瓦礫をずっと撤去しないようにしてる。

■経産省進捗報告のプール内の使用済燃料保管場所を覆い隠す瓦礫の撤去開始予定日の遅らせ方.
燃料飛散済を隠し続けるために,開始予定日が近づく度に1~6ヶ月後ろにずらす,という手口を繰り返してる。移住させないと,将来,数百万人が肺癌になるか否か,一目瞭然で白黒付く場所を隠し続ける暴挙を許してはならない。今すぐ公開させよう。

遅らせ方の全体像


予定表のソース(経産省サイト内)
2014年5月に発表された開始予定日(「キャスクエリアのガレキ撤去」のところ)
2014年6月に発表された開始予定日(「キャスクエリアのガレキ撤去」のところ)
2014年11月に発表された開始予定日(「その他瓦礫撤去」のところ)
2015年2月に発表された開始予定日(「その他瓦礫撤去」のところ)
2015年5月に発表された開始予定日(「その他瓦礫撤去」のところ)
2015年8月に発表された開始予定日(「その他瓦礫撤去」のところ)
2015年10月に発表された開始予定日(「その他瓦礫撤去」のところ)

飛散済か否か白黒付けるには、3号機プール内を覆い隠している瓦礫の山を撤去し、
プール内の燃料のあった場所を目視できるようにする以外に方法はありません
(測定で未発見や今現在肺癌なしは証拠にならない(理由は後述))。
ところが、東電と政府は、その目視をさせないように妨害し続けています。

上図の、3号機プール内の瓦礫撤去作業の予定表の変遷を見てください。
この1年9ヶ月、燃料のあった場所を覆い隠している瓦礫の山に関しては、
撤去の開始予定日が近づく度に開始予定日を後にずらすだけ、
ずらすのを何度も何度も繰り返して来ただけです。
燃料のあった場所を覆い隠している瓦礫には、未だに手を付けていません。
こう言うと、
「FMH(大型瓦礫)とCUWハッチを撤去して、燃料が計12本見えたんだから、
 妨害とか手を付けてないとかは嘘だ」
と言い張る人達が出て来ますが、
ここで言ってる「燃料のあった場所を覆い隠している瓦礫の山」とは、
FHMやCUWハッチ以外の、普通の細かい瓦礫群のことで、
これらだけで、燃料のあった場所の97%を覆い隠してしまっています。
これら、97%を覆い隠す瓦礫群を、いつまで経っても撤去しようとしない、
撤去を始めようとさえしない、という話をしているのです。
東電がこの1年9ヶ月でやったことは、以下のことだけです。
・初期状態(爆発直後)___ → 目視可能本数: 2~3本(プールの端)
・燃料と無関係な場所の撤去 → 目視可能本数: +0本
・FHM(大型瓦礫)撤去__ → 目視可能本数: +8本(うち4本,取っ手変形)
・CUWハッチ撤去____ → 目視可能本数: +4本(うち2本,取っ手変形)
目視可能な本数は、全部合わせても、14~15本しかない。全体の3%です。
FHMとCUWハッチの撤去で大量に目視可能になったと勘違いさせられている人が多いですが、
現実は、未だに、
覆い隠してる瓦礫のほとんどが放置され、
燃料550本以上が、本当に残ってるのか飛散して消えたのか確認できないままです。
(大量に残ってるのが確認できているというのなら、燃料が見えてる写真を見せてみろ!)

●こんな手口をこれ以上許しては駄目。今度こそ、何が何でもそこの瓦礫を撤去させるのです。
飛散済だった場合、白黒付くのが遅れたら遅れた分だけ犠牲者が増えます。

プール周辺の瓦礫は、建屋内の放射線量が高い中でもすぐに撤去できたのに、
プールの中の瓦礫になった途端、建屋内の放射線量が高いからを理由に実質的に2年近く中断してる。
彼らは、瓦礫の下を誰にも見せない、自分も見ずに済ますために、わざと瓦礫の山を残してるのです。
発覚した場合に「自分も知らなかったから自分は悪くない」と言い逃れできるようにしておくために...




■ところで、燃料成分が測定で未発見が証拠にならない理由は、
プール内の燃料はアルファ線を出すものが大半で
(ガンマ線を出すもの等もゼロではないけど少ない。理由 )、
アルファ線は数cmしか飛ばないため、
測定器を数cm以内に近づけないと反応してくれないからです。
しかも、堆積の仕方がとびとび。
溜まってるところに近づけない限り、反応してくれない。
そこに近づければいいじゃないかと思うかもしれないけど、
目に見えないためにそこがどこなのかわからないからこそ、
あるのか無いのかわからないからこそ測定器で捜しているのです。

■今現在肺癌なしは証拠にならない理由は、
癌の塊がある程度の大きさになるまで症状が出ないし気づかないからです。
アスベスト被害でも発覚したのは何十年も経ってからです。

■状況証拠(鉄骨,数十トンが1000℃を超えた)は、
水素爆発では説明の付かない、それとは桁外れの熱の発生も
あったことを示しています。

水素爆発で出来た高温ガスの質量は精々,1トン。
1000℃まで上げられた鉄骨の質量は数十トン。
質量差が数十倍あるのだから、
高温ガスの熱が、2000℃分、鉄骨に移ったとしても、
鉄骨は50~60℃くらいしか上がらない、数十トンもあるのだから。

鉄骨,数十トンが、水素爆発の熱だけで1000℃になったと言い張るのは、
浴槽一杯に入ってる水が、
100℃の湯,コップ1杯入れられただけで50℃になった
と言い張るのと同じです。
コップ1杯の熱で50℃になるわけがない。考えるまでもない。肌で感じる。
1トンの熱で数十トンが1000℃になるわけがないことも同じ。肌で感じる。

ガス全体の熱が鉄骨の一部に集まったと言い張るかもしれないけど、
集まるとは言っても、
熱が鉄骨に移ってガスの温度が下がる度に、周りのガスから熱が補充される
という感じで集まるだけで、
そういう感じで集まる速さの方が、
鉄骨内で熱伝導で逃げて行く速さより速いわけないだろう
(出来上がった高温ガス内での熱の補充速度のことで爆風の速さとは関係ない。理由 )。

プール内の燃料が密集すれば核分裂連鎖反応を起こすことは、
原理的に,起こり得る話であり(理由 )、
状況証拠は、それが起こってしまったことを示している。
燃料のあった場所を見もせずに「燃料は飛散してないに決まってる」
と言える状況ではないのです。