フカちゃん通信

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家を買うときにかかる税金 その2

2017年04月01日 18時52分10秒 | フカちゃん通信
こんばんは。
家づくりアドバイザーの深畑 浩之です(^^ゞ

さて、今回は前回の税金についての続きのお話をさせて頂きますね!

今回は、「固定資産税」についてお話をします。

皆様もご存知の通り、固定資産税は住宅取得時ではなく、住宅購入後も住宅を所有し続ける限り、ずーっと支払う必要のある税金です。
ですので、家計に入れておかなければなりませんね。

では、その固定資産税はいったいいくらぐらいになるのでしょうか?

計算方法の仕組みや納税時期についてお話しをさせて頂きますね!
固定資産税の計算自体はそれほど複雑なものではありません。

固定資産税 = 課税標準額 × 1.4%

たったこれだけです(^^;)

問題はこの「課税標準額」がいくらなのか?という点ですよね。
課税標準額は、基本は固定資産評価額です。

固定資産税評価額は、市町村が作成している固定資産台帳に記載されている評価額のことを指していまして、住宅を所有している場合は、「土地」と「家屋(建物)」の2つにそれぞれ固定資産税がかかります。
あくまで目安ですが、土地は「公示価格」の70%ほどで、建物は購入後に市町村の調査で決まりますが、一般的な木造住宅の場合は購入額の50~60%が固定資産評価額と言われています。

ここに特例がありまして、

住宅用の土地なら200㎡(60.5坪)までが課税基準の1/6、200㎡を超えると1/3
建物は120㎡(36.3坪)までの部分について一般住宅で3年間、長期優良住宅で5年間が1/2になります。
(平成30年3月31日までに新築された場合適用など、他にも条件あります。)

例えば、土地が70坪1000万円 建物2000万円だったとき
土地の固定資産税 1000万円×70%×1/3×1.4%=32,666円
建物の固定資産税 2000万円×50~60%×1/2×1.4%=70,000~84,000円

合計で102,666円~116,666円と推測されます。

ただ、建物固定資産税が1/2になるのは
一般的な住宅で3年間、長期優良住宅で5年間なのでご注意ください。

建物は年々価値が下がってはいきますが、3~5年では大幅には下がりませんので気をつけないといけません。

固定資産税は毎年1月1日の元旦の時点で土地、建物を所有されている人に課税されます。
毎年、春頃に送られてくる納税通知書にて一括払いか1年で4回の分納をすることになります。

なので家を建てられた建築場所や建物によって一概にはいえませんが、1年間で約10万円~12万円と推測され、平均したら月8,500円~1万円ほどの固定資産税がかかってくると試算できます。

これを具体的な目安にして、家計を考えられてみてはいかがでしょうか?
(地域によっては、都市計画税を併せて納付する必要があります。)

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