(賀茂大橋から北の方向を望む )
向かって左に賀茂川 ・・・ 右に高野川 ・・・
ふたつの流れに挟まれた
「糺の森 (ただすのもり ) 」
世界遺産 『下鴨神社 (しもがもじんじゃ ) 』 を
擁する原生林です。
葵祭 (あおいまつり ) の神事 『流鏑馬 (やぶさめ ) 』 は
ここで行われます。
古来、豊かな湧水に恵まれた 「糺の森 」 ・・・
(御神水 御手洗 みたらし )
このあたりは、
室町時代には 『浮島の里 直澄 (ただす ) 』 と記され、
これが 『糺 』 の語源ともいわれています。
注: 『直澄 (ただす ) 』 とは澄み切った水のこと。
古木、大木が放つ精気 ・・・
静かに流れる 『瀬見 (せみ ) の小川 』 ・・・
下鴨神社と縁の深い歌人
鴨 長明 (かも の ちょうめい 1155年ー1216年 ) は
こんな歌を詠んでいます。
『石川や 瀬見の小川の 清ければ
月も流れを たずねてぞすむ 』 (新古今和歌集 )
さらに、糺の森を流れる 『泉川 (いずみがわ ) 』 ・・・
清流は、やがて高野川に注ぎます。
注: 上賀茂神社を流れる小川も高野川に注ぐ。
(7月16日のブログ参照 )
高野川は賀茂川と合流し、
ここから 『鴨川 』 と名前を変え (京都の通例 ) 、
ひとつの流れとなります。
(5月1日のブログ参照 )
聖なる水を集めて流れる鴨川 ・・・
『ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず 』
こんな文章で始まる 鴨長明の 『方丈記 』 ・・・
空から降り、山に染み入り、
長い年月を経て再び地上に現れ流れを成す水に、
諸行無常を感じとったのでしょう。
jfk-world
向かって左に賀茂川 ・・・ 右に高野川 ・・・
ふたつの流れに挟まれた
「糺の森 (ただすのもり ) 」
世界遺産 『下鴨神社 (しもがもじんじゃ ) 』 を
擁する原生林です。
葵祭 (あおいまつり ) の神事 『流鏑馬 (やぶさめ ) 』 は
ここで行われます。
古来、豊かな湧水に恵まれた 「糺の森 」 ・・・
(御神水 御手洗 みたらし )
このあたりは、
室町時代には 『浮島の里 直澄 (ただす ) 』 と記され、
これが 『糺 』 の語源ともいわれています。
注: 『直澄 (ただす ) 』 とは澄み切った水のこと。
古木、大木が放つ精気 ・・・
静かに流れる 『瀬見 (せみ ) の小川 』 ・・・
下鴨神社と縁の深い歌人
鴨 長明 (かも の ちょうめい 1155年ー1216年 ) は
こんな歌を詠んでいます。
『石川や 瀬見の小川の 清ければ
月も流れを たずねてぞすむ 』 (新古今和歌集 )
さらに、糺の森を流れる 『泉川 (いずみがわ ) 』 ・・・
清流は、やがて高野川に注ぎます。
注: 上賀茂神社を流れる小川も高野川に注ぐ。
(7月16日のブログ参照 )
高野川は賀茂川と合流し、
ここから 『鴨川 』 と名前を変え (京都の通例 ) 、
ひとつの流れとなります。
(5月1日のブログ参照 )
聖なる水を集めて流れる鴨川 ・・・
『ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず 』
こんな文章で始まる 鴨長明の 『方丈記 』 ・・・
空から降り、山に染み入り、
長い年月を経て再び地上に現れ流れを成す水に、
諸行無常を感じとったのでしょう。
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