(貴船川 )
三方 (北・東・西 ) の山から流れ出た水は、
京の都で様々に姿を変えます。
(6月30日のブログ参照 )
世界遺産 『上賀茂神社 (かみがもじんじゃ ) 』
円錐型に盛られた 『立砂 (たてずな ) 』 は、
神様が降臨された山を象徴しています。
神道で馬は神聖な動物 ・・・
神様の乗り物です。
(7月11日のブログ参照 )
上賀茂神社を流れる小川は、
『御物忌川 (おものいがわ) 』 ・・・
また、場所によって、
『御手洗川 (みたらしがわ ) 』 と呼ばれます。
禊 (みそぎ ) のための 「聖なる小川 」 です。
川 (水 ) には 『魔物 』 が棲みつきやすいといわれ、
橋は魔除けのため鮮やかな朱色に塗られています。
社殿を離れると、
同じ流れが 『ならの小川 』 と名前を変えます。
(小川のほとりに立つ歌碑 )
『風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
みそぎぞ夏の しるしなりける 』 (小倉百人一首 )
藤原 家隆 (ふじわら の いえたか 1158年ー1237年 ) は、
小川の情景をこう詠みました。
すぐ近くに建つ摂社 『奈良神社 』 と
楢 (なら ) の木をかけた歌です。
境内を離れ 『社家町 (しゃけまち ) 』 に入ると、
小川はもう一度名前を変えます。
『明神川 (みょうじんがわ ) 』
注: 社家町 = 神職の住まいが集まる地域
屋敷に取り込まれた水は庭園の池になり、
生活用水としても使われました。
下水は、 『水口 』 と呼ばれる別の場所で処理し、
清流を汚すことはありませんでした。
山から舞い降りた水を敬い、
短い流れの中でさえ、
祈りともいえる種々の言葉 (名前 ) を冠した都人の感性 ・・・
それは、とりもなおさず日本人の感性です。
jfk-world
三方 (北・東・西 ) の山から流れ出た水は、
京の都で様々に姿を変えます。
(6月30日のブログ参照 )
世界遺産 『上賀茂神社 (かみがもじんじゃ ) 』
円錐型に盛られた 『立砂 (たてずな ) 』 は、
神様が降臨された山を象徴しています。
神道で馬は神聖な動物 ・・・
神様の乗り物です。
(7月11日のブログ参照 )
上賀茂神社を流れる小川は、
『御物忌川 (おものいがわ) 』 ・・・
また、場所によって、
『御手洗川 (みたらしがわ ) 』 と呼ばれます。
禊 (みそぎ ) のための 「聖なる小川 」 です。
川 (水 ) には 『魔物 』 が棲みつきやすいといわれ、
橋は魔除けのため鮮やかな朱色に塗られています。
社殿を離れると、
同じ流れが 『ならの小川 』 と名前を変えます。
(小川のほとりに立つ歌碑 )
『風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
みそぎぞ夏の しるしなりける 』 (小倉百人一首 )
藤原 家隆 (ふじわら の いえたか 1158年ー1237年 ) は、
小川の情景をこう詠みました。
すぐ近くに建つ摂社 『奈良神社 』 と
楢 (なら ) の木をかけた歌です。
境内を離れ 『社家町 (しゃけまち ) 』 に入ると、
小川はもう一度名前を変えます。
『明神川 (みょうじんがわ ) 』
注: 社家町 = 神職の住まいが集まる地域
屋敷に取り込まれた水は庭園の池になり、
生活用水としても使われました。
下水は、 『水口 』 と呼ばれる別の場所で処理し、
清流を汚すことはありませんでした。
山から舞い降りた水を敬い、
短い流れの中でさえ、
祈りともいえる種々の言葉 (名前 ) を冠した都人の感性 ・・・
それは、とりもなおさず日本人の感性です。
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