新田義貞はここを内裏として陣営を構え、鎌倉を攻めました。
鎌倉幕府滅亡後、戦死者を弔うためにこのお寺を創建したとのことです。
山門の「内裏山」と本堂の「九品寺」の扁額は新田義貞の直筆を写したもの。
本尊として阿弥陀三尊が安置されてます。
阿弥陀さんが庶民のために現れる来迎相「下生印」です。
親指と人差指で円を作ってますので一番上の「上品」です。
阿弥陀さんには観音/勢至菩薩が脇侍としてつきますので、
左右のどちらかが札所本尊だと思いますが、相変わらず見えませんねぇ~。
いただいた御朱印です
来迎寺さんの字がはみ出してるので、さぞ書きにくかったでしょう。
第17番 南向山・帰命院・補陀洛寺(真言宗大覚寺派)【十一面観音】
補陀洛とは、観世音菩薩が住む南方の浄土「ポータラカ」を音写したもの。
開山は文覚上人、開基は源頼朝、頼朝が打倒平家を祈る祈願所として建てたと伝わる。
よく見ると内陣には多くの仏像が安置されています。
真ん中の暗いところに本尊があるようですが、お顔は見えず。
文覚は真言密教の修験者で、不動調伏法で平家を呪詛したのでしょう。
左側の秘鍵大師、右側の不動明王像など文覚のゆかりを感じます。
かつての七堂伽藍で祀られていたいろんな仏像が集まってるのでしょうね。
樹齢150年超というサルスベリの木ですが、今年は不調のようです
いただいた御朱印です
帰り道、安野百葉子さんの「オチビサン」の原画展を見ました。
原画美しいし、このままの大きさで出版して欲しいものです。
隣のスタバは横山隆一さんのお宅だったそうです。
プールや藤棚が素晴らしい。真似したいけど、むりだなぁ~。
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