サングラス
風がまわって去った直後の静まりのように わたしの心をまわって去っていったものが 残してい...
くせ
夕日を顔いっぱいあびたひとに よそみをしながら賞められてから わたしは言葉をのぞきこむく...
指先
一本のペンに わたしの想いを投げこんでいるので 指先が いちばん哀しみに耐えている 塚...
つながらない過去に
なにも飛ばなかった 澄んだ空を区切って 鴎の飛ぶ路は磨ききられていたのに 空は真一文字に...
追憶
朝をくぐって 黒い犬が かけてゆく くわえているのは むかし わたしの愛した 女の顔だ ひと...
落葉
夕暮れがくる ひとつの平凡な事柄に 木の葉のおちることが くわわっただけで くもり硝子のむ...
たったひとつの季節に
夏が秋に移ってゆく ごくみじかい 潮騒がいちばん遠のく季節に さりげなく 終わってしまつた...
柵
わたしの柵を 越えないでおくれ 砂ぼこりのなかに あなたは空をなくすだろう 塚原将「たっ...
心
わたしの心を 剥いでほしくはなかつた 玉ねぎを剥いでいくと 何も残らないということが 嘘で...
点
過ぎ去った時間を ていねいにつぶしてゆくと 白いかげりを含んで 指を繊細につき刺すところが...
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