林の中に
空につなぎとめられた太陽に 伸び上がるように咲く山つつじを 美しく思うには わたしの心は...
減ってゆく時間に
時計の針を戻したところで 一秒も若くはならない まあ 少しずつ減ってゆく時間に 好き...
歳月のなかに
わたしの心は いつも深い雪に埋もれていて わたしは ラッセル車を通すこともしないし 季節の...
遠い冬
心細い花が 昼をさかさまにうつしている 実の熟するのはもっと遠い冬のようだ 意味もな...
雪模様の日に
雪模様の海に ひらぺったい哀しみはよく似合った 触れるには遠すぎて 忘れるには近すぎて 慣...
寒夜
夕日を遠く蹴とばして 夜がやってきた 木々の梢が 夜の肌深く爪をたてて 流れをとめて凍...
秋の夕暮れ
張りつめることもなく 淋しい音をたてて弦が切れると ひとつ梢に残った柿のような色をして...
秋の陽
思い起こしたような 数日の暑さが去ると 野の花に触れた 日差しのなかに 少し大人びた顔を...
緑の路
緑深い山路を ゆっくりと歩く わたしは 一枚の吸い取り紙になりたくて 塚原将『消せない時...
初夏の雨
傘をつぼめる 歯切れの良い音をたてて 梢を通ってくる雨を防げるのは 勿体なさすぎる 雨は...
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