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キリンとサクラとパンダとクック

関西で撮影してきました。

写真は神戸市立王子動物園のキリン。

神戸のキリンはお洒落です。
サクラの花びらを舌先で丁寧に巻き取って静かに反芻します。
アフリカでは決して味わえない日本の旬の味覚。
遠いサバンナの青い空を思い浮かべている様でした。


こちらは神戸のパンダ。

上野あたりにいるガラスケースに入れて過保護に育てられたパンダと違って、神戸のパンダは観客のすぐ目の前で、ばりばりと豪快に笹を頬張ります。
春の強い日差しが眩しかったのか、客前だというのにずっとサングラスをかけていました。



京都嵐山のサクラ。
これだけの花がいっせいに咲いていると、その勢いと迫力に圧倒されます。
僕の人生の中でおそらく40回くらいは満開の桜を見る機会があったと思うのですが、こんなに全開で満開なサクラを見たのは初めての様な気がします。
まぁたいていの場合は綺麗なサクラに出会っても、ちらりと横目で眺めるとあとはまっすぐに酒宴に突入してしまうのであまり覚えていないのかもしれません。
満開だろうが5分咲きだろうが葉桜だろうが、とりあえず花さえあれば花見が成立するのです。




関西からの帰りは福井県のクックのお店に寄り道してきました。
フレンチレストラン Alchemist(アルケミスト)


福井市内の閑静な住宅街にあるロッジ風の素敵なお店です。
3年前に移転して、こんなに大きくて立派なレストランを新築してしまいました。

クックとは我々狭い範囲でしか通用しない呼び名で、本名は内田シェフ。
20年ほど前、僕がまだカナダでブラブラブラブラしていたころに知り合った古い友達です。
バンクーバーの薄暗くてかび臭いドミトリー宿のキッチンで、クックはよく手料理をご馳走してくれました。
あの当時ももちろん美味しかったけど、20年という時間はこんなにも人の環境を変えてしまうのだな、としみじみと考えてしまいました。

僕の方は20年変わらずにぶらぶらと旅ばかりをしています。
最近ようやくサクラの良さが分かってきたそんな43歳の春です。
気がつけばバカボンのパパよりも年上になってしまいました。


ホームページをリニューアルしました。   

                                             

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ホームページリニューアルしました!


ホームページを新しく作り直しました。 Foxphoto New Website ⇒ www.foxphoto.jp
制作をお願いしたのは高校時代からの友人、吉田遊介くん。
僕の好き勝手な注文に耳を傾けて、ひとつずつかたちにしてくれました。アリガトウ。



とにかく写真を大きく!そしてシンプルでかっちょよく!!
というひじょうに単純明快なコンセプトで、いろいろなサイトを探しまわった結果たどり着いたのがこれ、横スクロールでした。



Portfolio(写真ギャラリー)ページでは画面を横にスクロールしてたくさんの写真が見られるように作ってあります。
これならば写真をずらずらと並べておくだけで少々大きな写真も表示でるし、見る人が自分の好きなように写真が見られます。
何よりもiPadやスマートフォンでも、指一本でスルスルスースルと気持ちよく写真が流れて行きます。お勧めです!

ぜひ一度覗いてみてください。
  


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下北半島の旅とホームページあと少しでリニューアルのお知らせ!

やばいやばかった、またこのブログを放置してしまうところだった。
四か月ぶりの更新ですが........まぁぎりぎりセーフですな。

というわけで、ひと月ほど前ですが青森県下北半島の撮影に出かけたのでその写真をアップしてみます。
こちら尻屋崎の寒立馬です。
ウマです。


夏の寒立馬は以前に撮ったことがあるのですが、冬は初めて。
よく写真で見るような、吹雪の中でじっと耐えているおしんのようなウマを期待したんだけど、ご覧のとおり晴れてしまいました。
ながく動物カメラマンをやっているけど、天気が良くてがっかりなんてことは初めてではないだろうか。
じっと我慢した厳しい表情を撮りたかったんだけど、どう見ても日向ぼっこしているウマにしか見えないなこれじゃ。

で、気を取り直してニホンザルを探しに脇野沢方面に車を走らせると、今度はものすごい猛吹雪!!
完全にホワイトアウト。真っ白い壁に向かってゆっくりと車はススミます。
まぁ僕は助手席で応援していただけなんだけどね。
そうして出会ったのがこのサルたち。北限のサルです。


こちらの方々は期待どおりじっと寒さに耐えていらっしゃいました。↑しかも団体で。
こんな状態をサル団子というそうです。

こちらの方は何だかはげしく怒っていらっしゃいました。↓



今回の青森旅は、ともだちの上鶴くんが運営する山岳ガイド会社コンパスの旅に同乗させてもらいました。
上鶴くんとはその昔ネパールのボロ宿で知り合った、もう20年来の古い友人です。世界各国の山々を登る気合いの入った山男でございます。

そしてこの旅のハイライトがここ、八甲田山の樹氷。


スノーシューを履いてスノーモンスターの森を歩きます。


最高の天気で最高の樹氷でした。 ちょびっと寒かったけど...

旅の最後は奥入瀬渓流を下って十和田湖がゴール。


素敵なもこもこと白鳥が出迎えてくれました。


ありがとうございました。

そしてお知らせ。   
只今新しいホームページを作成しています。
かなりかっこ良いのが出来そうです。
もうすぐアップできる予定なので、そしたらまたお知らせします。


でもってそのリニューアルに合わせてfacebookを始めてみました。

イマイチ使い方が分からないのだけど、もしよかったら覗いてみてくださいませ。
よろしくです。



 野良猫ブログはじめました。




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にっぽんの秋ですよ!&フォトテクニック デジタル

↑知床峠のテッペンから撮った黄葉する山々。
遠くにうっすらと見えるのは国後島。


↑アカンコの紅と黄.....アカン湖、阿寒湖です。


↑白神山地の林道を歩いていたらカエデの葉が蜘蛛の糸に引っ掛かってゆらりゆらめいていました。


↑白神山地の紅葉はほぼ落ちていたのに、何故かこのブナの周りだけがお祭り騒ぎになっています。


↑奥入瀬渓流の紅葉はぎりぎりセーフ。


↑もいちまい奥入瀬渓流。


↑ここは白川郷...心の故郷。

↑白川郷の紅葉もちょっと遅かったみたい。

フォトテクニック デジタル12月号に僕の写真が掲載されています。
そのタイトルが、『故に我ゆくまだ見ぬ秘境へ 海外取材で活躍するカメラマンたち』
何だかギョーギョーしいタイトルですが、世界中を駆け回るカメラマンたちと一緒に登場します。
買ってね。

今年の秋はあちこち旅が続きます。
一番上の写真、知床国立公園から北海道をぐるりとまわり、青森へ下って白神山地、そして奥入瀬渓流。
その後はまた京都へ行って、帰りは白川郷・五箇山から岐阜、富山、長野県の山々をドライブしてにっぽんの秋を堪能してきました。

こうしてみるとまるで世界遺産マニアのような旅程なのですが、本人はそんなこと全然意識していませんでした。
気がつくといつも世界遺産、、、今年の秋はなんだか贅沢な秋になっています。

このながれでもひとつ宣伝。
山と渓谷の2012年カレンダー『世界自然遺産 海外編』の9月に、僕のタンザニアのセレンゲティ国立公園の写真が使われています。
これ買って来年は年明けからずーっと9月にしてみるというのはいかがでしょうか。


↑八王子の高尾から続く甲州街道沿いのいちょう並木。先週末のいちょう祭りで撮りました。
前日の雨と寒さがウソのような陽気で、車のナンバープレートまでが黄葉していました。

お知らせ
ぼくのホームページ「Foxphoto」のContactページには日々いろいろな方からご連絡をいただきます。
基本的にはすべての方に返信しているのですが、中にはアドレスの記入間違いや拒否設定などでこちらから連絡できないことがあります。
ずうっと待っているのに返事が来ないなぁ、、、と思っている方がいらっしゃいましたら、お手数ですがもう一度ご連絡ください。

こんなサイトもあります。foxphoto poster


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ホームページもヨロシクfoxphoto.jp
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シカとシロザケとシリエトク 知床国立公園 世界遺産


知床旅情その2、シカとシロザケとシリエトクです。
シリエトクとはアイヌ語で「大地の突端」という意味。それが変化してシレトコ、知床になるわけです。
知床半島は文字通り大地の行き止まりのようで、断崖が続く海岸線は何者も寄せ付けない迫力があります。そのおかげで手つかずのまま残された貴重な自然が、世界遺産登録の決めてとなったようです。



秋になるとエゾシカは一頭雄の群れ、ハレムを作ります。
オス同士が角をぶつけ合って力くらべをしつつ、自分の生存価値を鼻息荒くアピールします。
そうしたリーダー争いに敗れてあぶれたオスジカは、興奮しきった気持ちのはけ口が見つからず、あたり構わず角を振り回していろんなものに絡んでいきます。下のオスジカもそうやってぶるんぶるん角を振り回していたら、木の枝が角に引っ掛かって取れなくなっちゃったようです。
残念...。こんなときはそっとしといてあげたほうが良いでしょう。うかつに近寄ると八つ当たりされるかもしれません。





前の日記にも書いたけれど、今回の知床は本当によくクマを見ました。シカもクマとの出会には敏感なようで、彼らの反応が僕にクマの出現を知らせてくれることがあります。
道路脇で見つけた上の↑シカもそう。5〜6頭のメスジカの群れが皆同じ方向を向き、ただ一点をじぃっと見つめています。僕も一緒になって目を凝らしてみるけど、何も見えない。
シカたちには見えているのだろうか、それとも何か別の知覚が働いているのだろうか、緊張した群れがじっと黙ったまま数分が過ぎます。
すると皆の視線の先、道路反対側の丘の上から子連れのクマがぬわっと現れました。
その姿を見てシカたちは鼻からフンっと息を吐き出して、いっせいに走り出す。
僕もつられて一緒に逃げ出しそうになるが、違う違う仕事しなきゃいけないんだった。
慌てて望遠レンズをセットして親子グマの後を追いました。

この写真は3年前の5月、知床半島の先端の先端にあるルシャ川の番屋にお世話になりながら撮った写真です。↓




10月のこの時期はシロザケの遡上も見られます。
知床の川で生まれたシロザケは北太平洋をベーリング海からアラスカ湾へと回遊した後、産卵をしに生まれ故郷に帰って来ます。
ボロボロにくたびれて河口までたどり着くと、今度はそこから産卵のための争いが始まるのです。
上の写真のサケも、傷付いた腹からは骨が見えて、尾びれは完全に擦り切れて無くなっています。壮絶な生存競争のようにも見えるけど、残念ながら彼らはあと数日のうちに一匹残らず死ぬ運命にあります。
デッドヒートに勝ち残ってもその先が無いわけです。



なぜ長い旅の終わりにそんな結末が.....と思うけど、サケたちは自分の遺伝子を残すことによって命の引き継ぎをしているのではないだろうか。
生まれ変わるための生存競争。そう思うと彼らの必死な姿が少しは理解でるような気がします。
         

アイヌの伝承する神話にも生まれ変わりが語られています。
アイヌの人びとにとってすべての動物にはカムイ(神)が宿っていてるとされています。動物たちの生き様や死に様から彼らは多くのことを学んだのかもしれません。

おしまい。

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